第16話
アップルの案内で土地を見にきたガイア達
『こちらが、1つ目の土地になります』
「えっと…この土地は、おいくらですか?」
『はい。こちらの土地は、金貨2500枚になります。』
「おぉー!…すみません1つ質問があります。土地を購入した場合、今日から家を建てても大丈夫でしょうか?」
『…はい。購入された場合、持ち主の物になるので、ご自由にして下さい。』
「ありがとうございます。では、この土地を購入します」
『はい。分かりました。ありがとうございます。では、こちらの書類にサインをお願いします。』
アップルに金貨2500枚を渡し、確認してもらい、書類にサインをした
『はい。問題ありません。これで、こちらの土地は、ガイアさん所有の土地になりました。こちらが土地の権利書になります。ご購入ありがとうございます。では、またのご利用をお待ちしております。』
兎耳をピクピクさせながらお辞儀して、アップルは商業ギルドに戻って行った
「じゃぁ早速、ホーム」
購入した土地に豪邸を建てたガイア
「家に入ろう!」
『はい』×2
ガイア達は豪邸に入って行った
「次行くよー」
「透明」
「透明」×2
「Sの移転」
元々貴族だった勇士ロランが、勇士チャルパンと、勇士オリヴィエと、勇士オジエと、勇士ロジォロの5人で魔王を倒したとされる、5勇士物語の主人公ロラン
ロラン公国を建国したとされ、その武勇伝はロラン公国の人々の語り草になっている
小国ながら、堅固な国として隣国に恐れられている
ロラン公国の首都ロラン
人口500万人程の小都市、都市内に低ランクダンジョンが複数あり、冒険者ギルドの支部、商業ギルドの支部がある
別名貿易国家と言われるだけあり、人族、獣人族、竜人族、ドワーフ族、エルフ族、魚人族、巨人族、小人族、天空族…沢山の種族が行き交う貿易都市である
ロラン公国の冒険者ギルドロラン支部
ギルドマスターの部屋…
に移転したガイア達
部屋に飾ってある槍が【Sランク聖騎士ダンジョン】である
ガイア達は息を潜めて、周囲を観察する
誰もいないのを確認して…
「ワープ」
商業ギルドの空いている応接室に移転し、透明解除してそっと応接室の外に出た
ガイア達は奥中央のカウンターに向かった
カウンターには、5人の女性職員がいる
1番左側の女性職員に話しかけた
『ようこそ商業ギルドへ、本日はどの様なご用件でしょうか?』
「あっすいません、土地を買いたいのですが、相談は商業ギルドでよろしいでしょうか?」
『はい。大丈夫ですよ。本日担当させてもらいます。レモンと申します。宜しくお願いします』
今度は、鼠獣人…受付嬢は獣人ばかり?
「あっガイアです。宜しくお願いします」
『はい。ガイア様ですね。土地を探してるとの事ですが、何かご希望はございますか?』
「はい。冒険者ギルドと商業ギルドの間で、お願いします」
『分かりました。今調べて来ますので、しばらくお待ち下さい』
「分かりました。宜しくお願いします」
しばらく待つと鼠獣人の受付嬢レモンが戻ってきた
『お待たせしました。ご希望の土地ですと、紹介できる土地は4軒ありました。ご覧になりますか?』
「はい。宜しくお願いします。それと、珍しい鉱石の欠片と宝石の欠片があるのですが、買い取りをしてもらえますか?」
『はい。大丈夫です。今お持ちですか?』
「はい。これです」
ガイアは、メタル鉱石の欠片30個、オリハルコン鉱石の欠片30個、ダイヤ宝石の欠片30個を自動収納袋から出してカウンターの上に置いた
『確認しますね』
『鑑定!』
『えっと…少々お待ち下さい!』
鼠獣人の受付嬢レモンが奥に走って行った
しばらくすると、奥から魚人族の男性が走ってきた
『はぁはぁ…お待たせしてしまい申し訳ない。ギルドマスターのメロンと言います。宜しくお願いします』
「ガイアです。宜しくお願いします」
『早速ですが、失礼して、鑑定!』
『…なるほど…ほー…失礼しました。では、メタル鉱石の欠片1つ金貨50枚、オリハルコン鉱石の欠片1つ金貨100枚、ダイヤ宝石の欠片1つ金貨150枚、合計金貨9000枚でいかがでしょうか?』
「はい。大丈夫です。宜しくお願いします」
ガイアは、ギルドマスターのメロンに、テーブルの上に置いてある、メタル鉱石の欠片30個、オリハルコン鉱石の欠片30個、ダイヤ宝石の欠片30個を渡した
『はい。確かに。では、こちらが金貨9000枚になります』
金貨9000枚入った袋をもらい自動収納袋に仕舞った
ギルドマスターのメロンが奥に戻って行った
『では、土地のご案内をさせていただきますので、私の後をついて来て下さい』
「はい。宜しくお願いします」
ガイア達は、受付嬢レモンの後をついて行った
******
残金 白金貨61枚金貨18100枚
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