第133話 無題

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 ………。


 どうも、泉州ブラックス所属の高橋隆介です……。

 前回の続きがどうなったか、ですか?

 僕も気になっています。

 さてどうなったのでしょうか?


 なぜ、主人公である僕がこうしているかと言いますと、作者が次の話が思いつかないまま、会社に行ってしまったからです。


 どうやら週末にまとめて話を考えているようですが、先週末は用事があって、今日の分の話を作ることができなかったそうです。


 となると僕としても、何もすることがなく、手持ち無沙汰となっています。

 折角なので、僕自身の事を少しご紹介しましょうか?


 僕は中学を卒業後、群青大学付属高校という野球の名門校に野球特待生として入学しました。

 そのチームでは、野球しか取り柄のない、極めて性格の悪いピッチャーと、野球が上手いゴリラ、そしてモブキャラ達と一緒に、三年生時の夏の甲子園で全国制覇を果たしました。


 その後、全国の野球ファンの期待を背負って、静岡オーシャンズに入団し、愉快な仲間に囲まれて大活躍した後、請われて泉州ブラックスに移籍しました。

 泉州ブラックスでもその実力を遺憾なく発揮し、将来のスター候補と目されています。


 私生活でも、高校時代に同級生だった、野球部の美人マネージャーと結婚し、順風満帆な日々を過ごしています。


 自分でも言ってて、体中が痒くなってきたので、この辺でやめておきます。


 ところで作者に言っておくけど、このネタが使えるのは一度限りだぞ。

(一度でもダメだけど、やってしまったことは仕方ない)

 次やったら、以下のようにこの小説を終わらせるように。


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 その後、高橋隆介はレギュラーを獲得し、10年以上その座を守った。

 その間、プロ野球史上初の打撃三冠王プラス盗塁王に輝くなど、数多くのタイトルを獲得し、最終的に2,000本以上の安打を放ち、名球会入りを果たした。

 これは彼の入団時を思うと、誰もが予想できなかった活躍であった。

 現役最終年も打率三割、ホームラン20本以上を打つなど、余力を残しての引退は、多くのファンから惜しまれた。


 だが彼の夢にはまだ続きがある。

 彼の次の夢は母校の監督になって、チームを甲子園に連れて行くことである。

 そう、彼の夢はまだ始まったばかりなのだ。


「ドラフト7位で入団して」 第一部完

―――――――――――――――――――――――


 …。

 ……。

 ………。


 作者です。

 今回はPV500,000を超えた記念に(?)、一度やってみたかったネタを書いてみました。

 賛否両論、というか恐らく否しか無いというのは重々承知していますが、温かい目で見ていただけると幸いです。


 週末にまとめて1週間分の話を作っているのですが、最近はちょっときつくなってきたのは事実です。

 なるべく毎日更新したいとは思いますが、時には2日に1回となることもあるかと思います。


 まだまだ話は続きますので、引き続きよろしくお願いします。

 次話はいつもより早くアップします。



 

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