第2話 未知の城(幼稚園)
あれから何人かの子供を止まっては乗せてを繰り返していたが、ここが目的地か?
「はーい!みんな荷物を忘れないようにしてからバスを降りていきましょうね!分かりましたかー?」
『はーい!』
ふぅ、ようやく降りられるのか、それにしてもこれは一体何で動いているんだ?魔道具···にしては魔力を感じないし、馬が引いている訳でもない、不思議だ
「じゃあ、みんな行きましょう!」
(ピピッ)
(ガチャ)
なんだあれは!カードらしき物を照らした瞬間にドアが開いただと、そんなもの見たことも聞いたこともないぞ
「じゃあ、靴箱で靴を脱いだら部屋に行きましょう!」
『はーい!』
なんだこの城は!こんなものギルドなんかよりも広いぞ····よっぽどな施設とみた、さあ、一体どんな奴が来るんだ!
「かなくんどうしたの?」
「えっ!いや、なんでもないよ」
ここでは靴を脱ぐのか
「よしっ!着いたね」
「う...うん、」
この空間で一体何が行われるんだ?魔法の練習か?それとも剣術の練習か?
「はい!じゃあ今日はひらがなを練習しましょうね」
ひらがな?とはなんだ?グラディニア語の別称なのか?
「じゃあ、今日は”あいうえお”の練習をしましょう」
『はーい!』
なんだこの文字は!今まで見たこともない文字だ。この文字を使ってこの世界では会話をするのか
「みんな出来たみたいね!じゃあ、お昼ご飯を食べましょう!みんなお弁当はあるかなー?」
『ありまーす!』
お弁当?このバックの中に入っているこれのことか
「それじゃあみんな手を合わせて!”いただきます”!」
『いただきます!』
神への祈りのようなものか?
それでは、(モグモグ)
っ!美味い!この世界の食べ物はこんなにも美味いのか!これは食べることが好きになりそうだ
◇◇◇
「それじゃあそろそろみんな帰る準備をして
バスに行きましょう!」
『はーい!』
(ピピッ)
(ガチャ)
相変わらずこれは凄いな
「じゃあ、みんな座っているんだよ!」
◇◇◇
「さようなら!かなたくん!」
「さようなら、」
(プップ)
「今日は楽しかった?幼稚園?」
「うん!楽しかったよ!」
「それならよかった!」
なんだ?急に眠気が
「あら!お昼寝の時間ね、」
どうやらこの子供の体だと、コントロールが難しいみたいだな。まぁ、丁度いいか、とりあえず今の状況を整理してみるか、
まず、俺の名前はかなた、両親はどちらもいる、
幼稚園?という場所にバス?で通っている、
くらいだな。
とりあえず、考えるのは止めて寝よう
_____________________
あとがき
今回で幼稚園編は終わりになります。幼稚園なんて昔過ぎて覚えてないから書けないのが大半の理由なんですけどね。
現代社会には異世界での知識が通用しないようです セイユウ @adamanteer
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