第3話 お姉さん?のアドバイスで色々チョイス・・・・
「あの、正直その・・・・意味不明ですが、僕は異世界に向かうのですね?」
「ええそうね。だけど大丈夫、アイテムやスキルは私が一緒に選んであげる。それに・・・・一寸あいつらに意趣返しをしたいから、とんでもないスキル探してあげるわ。」
何やら目が輝いています。
「さっきの服ね・・・・上着とズボン、パンツ、靴下、靴。できれば帽子も欲しいわね。手袋も・・・・ごめんなさいね、これで7つだけど、これ一着あればもう他の防具いらないようにしてあげるわ。サイズも自動調整、自動修復に浄化もね。勿論色んな付与、例えば温度や湿度を常に快適にしたり耐火や耐水・・・・それにあなただけに使えるようにしてあげるわ。せめてこちらのミスだから、これぐらいはしてあげる。」
これは素直に喜ぶべきなのですか?お姉さん。
それと後5つ?
「あ、そうね・・・・あちらでの常識と読み書き、言語理解・・・・あ、これで残り2つ?厳しいわね。ここは工夫が必要ね。あ、そうだ、上着に収納機能つけてあげる。左右のポッケにそれぞれ違う収納能力ね。」
・・・・何ですかそれ?
「後はね・・・武器がいるわね。ショートソードでいいかしら・・・・あ、いいのがあるわ。サイズがある程度任意でその場で出せるナイフ・・・・刃渡り5センチから50センチぐらいまでね。小型のナイフとしても使えるし、ショートソードとしても使えるわね。これは・・・・これも登録してあげるわ。念じれば手に出現するし、投げても何度でも出現する優れものよ?しかも他人が拾っても、貴方が許可しない限り使えないし、放っておけば直ぐに消えちゃうから。」
・・・・このお姉さんの言ってる意味が理解できません。
「後は魔法ね。あっちでは魔法が使えないと・・・・でも後1つなのよ。あ、全魔法の素養があるわ。申し訳ないけど、向こうで学んでくれる?一応全ての魔法を扱える素地があるから、魔導書や、どこかで学べばその魔法は身につくわ。」
魔法?ファイヤーボールとか、テレポートとか?
「テレポートはあるっちゃあ、あるけど、難しいわよ・・・・あ、そうだテレポート!あっちの世界でね、召喚に巻き込まれた人が持ってるスキル!あれ上着につけてあげるわ!存在してるスキルならちょうどいいわね。テレポートは・・・・あっちで空間魔法を取得すればできない事はないわ。あ、そうそう・・・・異世界売買ってスキルがあるのよ?これをね・・・・服の上着のポッケに仕込んであげる。いい?右のポッケは異世界売買、左のポッケは収納よ?」
ますます訳が分かりません。
「あとね・・・・内緒だけど、あの人達、賭けを成立させるのに、貴方に邪魔をしてくるわ。多分何かしら物を貴方に上手い事ぶつけようと・・・・上から落とすのだけど・・・・そのアイテム私が用意してあげるから、落ちてきたアイテムはちゃんと仕舞っておきなさいね。」
そんな事を言ってくれるけど、記憶は持ち込めるのでしょうか?
せめてこのお姉さんも一緒に来てくれたらと思うのは駄目ですか?
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