【KAC20224】二個目 お題「お笑い/コメディ」 異世界転生?したぞ!

テリヤキサンド

異世界転生?したぞ!

目が覚めた時、知らない天井が目に入る。

周り視線を移しても見覚えのない部屋の様相。

昨日は何をしていたんだっだか。

確か、酒を飲んで・・・。

そこからの記憶がない。

うーん、もしかして、異世界転生というやつではないだろうか?

そうと決まったら起きないと・・・。


?体が動かないぞ?

もしかして、病人の体なのか?


現状を把握しよう。

目は開いたまま、動かない。口もニッとしたまま動かない。というか腕、脚・・・。何も動かない!?どういうことなんだ?

あ、でもなんか体が動かないのになぜか移動はできるぞ!


とにかく、パジャマから着替えよう。でも着替えるのってどうすれば・・・。

あれ?着替えられた?まあいいや、部屋からでてみよう。


なんでかドアノブに手がかからないのにドアをあけることができたぞ!


部屋をでて、リビングらしきところに来ると誰かがいるぞ。


 「あら、やっと起きたのね、ネイキー。はやく食べないと学校に遅れるわよ?」 

 「そうだぞ、ネイキー。ご飯を食べて、はやく学校にいくんだ。それが正しい子供の姿なんだ。」

 「おはよう、ママ、パパ。」


なんとなくだけど、わかる。僕の家族らしい。

僕と同じように体は動かないらしい。変なポーズで固定されている。

どういうことなんだろう?

そして、ごはんは食べれた。


 「ごはんを食べたら、さっそく学校へいくのよ。」

 「そうだぞ、学校にいかないといけないんだ。」

 「パパは仕事にいかないの。」

 「もちろん、パパもいくぞ。それが正しい大人の姿なのだから。」


それから、学校に歩いていってみる。

あれ?校門がしまっているぞ?もしかして、休み?

これは帰ってきいてみないと。


 「ただいま」

 「あら?ネイキーお帰り。学校はどうしたの?」

 「ママ、学校がしまってたよ。」

 「それはそうよ、だって今日は休日よ。」

 「え、休日なら学校は休みだよ。」

 「休日であろうと学校はやっているかもしれないじゃない。」

 「そうだぞ、ネイキー。休日であろうと学校があるかもしれないなら行くべきなんだぞ?」

 「あれ、パパはなんでここにいるの?」

 「それは会社が今日は休みだったからさ。」

 「じゃあ、午前中に出かけたことが無駄だったってこと?」

 「そうなるわね、まったくもって無駄だったのよ。」

 「そういうこと。」



「「「AHAHAHAHAHAHHAHAHAHHAHAHA!」」」



ってオー!〇イキーじゃないかああああ!



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