カクヨムで漫才をしたい

みない

第1話

佐藤太郎(以下佐)「どうもー、佐藤太郎です」

小林ジョニー(以下ジョ)「どうもー、小林ジョニーです」

佐・ジョ『二人合わせてサコバトでーす』

佐「いやー、カクヨムに来ましたよ。まさか文字媒体で漫才をすることができる日が来るとは思いませんでしたねぇ。ジョニーはどうだ?」

「ねたしでんせまい思、てんなるれ来にことなんこ」ョジ

佐「いまなんて?」

「たしでんせまい思、てんなるれ来ことなんこ、ぁらかだ」ョジ

佐「ああ、こいつ校正読みで言ってやがりますね。ジョニー、読者から見にくいからそれは止めた方がいいぞ」

ジョ「え!? そうなん? いやー、校正読みして誤字を探す面倒臭いタイプの読者対策を兼ねてたんですけどねぇ」

佐「そんなことをする読者なんかなかなかいねえよ」

ジョ「そういうもんなんですかね」

佐「せっかくカクヨムで漫才することができるんだから、なにかカクヨムを題材にやりたいですね」

ジョ「じゃあ、カクヨムとかけまして」

佐「なぞかけですか。カクヨムとかけまして?」

ジョ「援助交際と説きます」

佐「援助交際と説きます。……? 援助交際⁉ そ、そのこころは?」

ジョ「どちらもイチゴの出会いでしょう」


佐「一期一会の出会いとホ別15の出会い。って喧しいわ」

ジョ「最高だろ?」

佐「馬鹿野郎! ここは全年齢対象の場所だぞ⁉ 援助交際なんて単語をだすな」

ジョ「こいつ、先月出会い系で美人局に引っかかたんですよぉ」

佐「言わんでいい、言わんで。そういうジョニーは彼女とか作らないのか?」

ジョ「おれには大切な相方がいるからな」

佐「おお! 知らない内にそんな相手が出来たのか」

ジョ「お前じゃい!」

佐「こんな気持ち悪いこと言うとは、お前ジョニーじゃないな!」

ジョ「なんでだよ! 最高の相方じゃねえか。なんでおれのことを見てくれないんだよ」

佐「まあ、こんな気持ち悪いこと言ってるけど、相方としてはいい奴なんで一緒にやってるんですけどね」


佐「お後もよろしいようで、僕らはここで下がりましょう」

佐・ジョ「ありがとうございました」

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カクヨムで漫才をしたい みない @minaisan

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