野鳥先輩

野鳥先輩

ある日の事でございます。

私、御影は友人2人と遊んでいたんでございますね。

あれは、1人と別れた後、夕方6時過ぎぐらいのことでしょうか。

みなさんが晩御飯を食べるような時間帯に、帰路についていた私達。

その暗くなりつつある空に、数匹のカラスが飛んでいたわけでございます。

カァ、カァ、という鳴き声が響き渡る中、

「カラス鳴いてるで」

と2人で話をしていた時のことでございます。

次の瞬間のことでした。

『ガァ"ァ"ァ"ァ"ァ"‼︎‼︎‼︎‼︎』

とてつもない鳴き声をしたカラスが居たんでございます。

その鳴き声を聞いた私達2人は、爆笑してしまったんでございます。　

まるで、男同士の行為をするいかがわしいビデオに出てくる先輩に似ていたことから、『野鳥先輩』と名づけました。

2人で笑いながら

「○○先生（2人の母校に居た、ガタイの良い先生で2人の恩人）の声ではないのか？」

とか

「カラス掘られとるがな」

とか、

2人で笑いながら話しているんでございます。

この話は以上でございます。

え？

オチ？

何をおっしゃいますか。

この話にそんなものは有りませんよ。

それでは私はこれで失礼します。

それでは、さようなら。