桜
B氏は趣味のカメラ撮影のため、目黒川へ行った。
B氏の周りには桜を見るために多くの人が訪れていた。
「わぁ綺麗」
中には、そう言って写真を撮ってSNSにあげる若者もいた。
B氏は写真撮影を中断して近くにある出店でビールを買い、ビールを飲みながらカメラで自分の撮った写真を見ていた。
「綺麗な写真」
そんな声がふと見ると若い女性が立っていた。
「ありがとうございます」
「どれも綺麗!よかったら他の写真も見てもいいですか?」
「勿論」
そうして2人は楽しそうに写真を見た。
この時、B氏は自分にも春が訪れたと感じていた。
ショート☆ショート 目黒恵 @meguro831
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます