大嫌いな奴の結婚式

寛子の元に小学生の頃自分を虐めた3歳上の梨花から結婚式の招待状をもらった。


寛子は小学生の頃海外に住んでいてその時通っていた日本人学校で寛子を虐めていたのが当時中学生だった梨花だった。

梨花の虐めは寛子が教師に相談しても改善されずそのまま寛子は日本へ帰国した。

仲直りもせず梨花が謝罪もしなかったため、寛子は10年以上経っても梨花のことが許せなかった。


招待状がきてから3日経ったある日、寛子は本屋である本を見つけた。その本はお経の事が書かれている本だった。寛子はすぐ本を購入し、本を読んだり付録で付いてたDVDも見た。一通り終わった寛子はある事を思いついた。


「そうだ!梨花の結婚式でやろう!」


4ヶ月後、寛子は梨花の結婚式へ行った。招待客の中には、日本人学校時代の知り合いが多く寛子は、少し会話した。

そして、友人らからのお祝いの出し物があり、寛子は最後にやる事になった。

寛子はよく響く声で読経した。ふと周りを見て見たら招待客は白い目で見ていて新婦である梨花は気持ち悪くなっていた。

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