緑と楽編 要約

 最後の感情である「楽しみ」その分情がいるというイギリスのバーミンガムに来た真白達。しかしその分情が属している窃盗団「グリーン・バール」の存在を知ってから、瞳の様子がおかしい。心配した真白は彼女と二人きりになり事情を聞き出そうとする…やがて瞳は彼女に、自身の過去について話し始める。瞳の凄惨な過去を知った真白は、彼女を仲間として大切に思っているということを改めて伝えた。


 彼女の励ましもあり瞳は立ち直り、そしてきたるグリーン・バールの強襲に備える。彼女達は瞳の知り合いが経営し、グリーン・バールから犯行予告を受けたギャラリーの警護へとあたる。


 満を辞してドッペルゲンガーの前に現れたグリーン・バール。各々が独特な情力を使い、かつてない激しい戦闘が繰り広げられる。そしてその過程で、情力にまつわる様々なことが明らかになってゆく…喜怒哀楽にはそれぞれ、更に上位の感情が存在していたのだ!


 紆余曲折あったものの、なんとか分情である緑、その一部を己に戻すことに成功した真白。これで彼女から抜け出た感情は全て戻り、失われた記憶も再び戻る筈だった……しかし……

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