初めまして、影武者と申します。
小説とイラストを描いてます。
私も、学生時代にアルバイトで1年、
その後他業種を1年経験後にアニメ界に入りました。
ま、仕事は仕上げだったのですが…
期間は約2年半でした。
お給料は月5万で流石に税務署に行っても税金掛かりませんでした。
私が業界にいたのは1980年代なのですが、
今と仕組みや媒体相違や国際情勢も違っていたと思います。
ま、でもその間色々経験させて頂きました。
あるチーフプロヂューサーがサントラの原盤自宅に持ち帰って紛失したり…
オリジナルビデオを制作時、制作会社のプロヂューサーが夜逃げしたり…
その時、作品の納品前だったので、社長は送るなと言ってましたが、
お局様がせっかく作業したのだからと送ってしまい、結局お金は頂けなかったとか…
当時ですが、オリジナルビデオが儲かる時代でしたから、OVA作品が多かったです。
海外への発注もそろそろ始まっていた頃で、
TVアニメは海外へ、OVA作品は国内でと言うのか多かったです。
ま、最近は事情が違ってきているようですが、大変参考になりました。
作者からの返信
影武者様、はじめまして。
コメントありがとうございます。
1980年代とは、業界の大先輩ですね!
私は製作がメインなので、プリプロ、ポスプロが多く、プロダクションの仕事は脇から眺めているような感じですが。
まだセル画を使っていた時代と考えると、アニメーションの制作手法もずいぶん変わりましたね……。
また折をみて更新しますので、たまに覗いてみて頂けますと幸いです。
初めまして
業界の話は、その業界に所属してないと見えてこないので、とても、楽しませてもらいました。
以前、テレビで、ガン◯ムを制作していた時の裏話で、打ち切りになったら、スタッフにバンザイされたという話が印象的でした。
アニメ業界の待遇改善は、絶対に必要です。
世界に受け入れられているのに、作り手に、評価と対等な報酬も貰えるようにしなければ、衰退してしまうでしょう。
肉体的にも精神的にも健全な状態にならなければ、気が付いたら、日本は、アニメ輸入国になるのではないかと心配していました。
以前、日本がトップを取っていた、半導体、メモリー、液晶、家電等、品質、世界中にメイドインジャパンを轟かせましたが、今は、他国に持っていかれてます。
アニメ業界が、そのようにならないためにも、作る側に評価に相応しい報酬が得られることは、絶対条件だと思います。
アニメ業界が、衰退することなく、健全化することを祈ってます。
作者からの返信
はじめまして。コメントありがとうございます。
待遇改善はもちろんなのですが、海外との技術争いはすでに怪しいですね。
もう海外のアニメ技術はかなり上がってきていますし、特に3D技術に関しては日本は足元にも及びません。
Netflixで大ヒットした「Arcane(アーケイン)」は凄まじいクオリティでした。
あれを作ったのはフランスのアニメ制作会社です。
2Dはまだまだ日本に一日の長がありますが、世界の市場が3Dアニメを求め始めたらかなり厳しい戦いになると考えています。
かつては私も、ゴ〇ゴ13(劇場版はありましたけど)やグ〇ン・サーガは、なぜ人気作なのにアニメ化されないんだろうと思っていました。
特に後者は遅過ぎですよ、アニメ化(^_^;)
作者からの返信
ものすごく古い作品については、作品が一番盛り上がっているタイミングとアニメ化ブームのタイミングが合わなかった可能性が高いですね。
1980年代くらいまでは、アニメ化=子ども向け という目線でのアニメ化がほとんどだったと思います。
ビジネスモデルも今とは全然違っていて、子供向けのオモチャを中心とした商品が売れそうなタイトルに集中していました。
グ〇ン・サーガがアニメ化された2000年代はDVDがビジネスモデルの中心だったので、ファンがDVDを買ってくれることを期待してアニメ化が決まったのではないかと。
なんとなーく書籍デビューから5年くらいでアニメ化かな~とぼんやり思っていたのですが、こういうスケジュール感で5年はかかっていたんですね!
それにしても・・・
「新連載1回目が面白かったら、次の日にはテレビ局やらアニメ制作会社のプロデューサーがアニメ化しようとツバつけにくる」は驚きました!! すっごい青田刈り・・・
作者からの返信
第一巻からしっかり売れて書籍がヒットしたとしても5年かかるんですよ。ちょっと異常です(笑)
ジャンプやマガジンの作品は取り合いですからね。最近のジャンプ人気作品のアニメ化はコンペが多いようなので、青田を刈っても無駄みたいですけど。