【KAC20224】お笑い種のわたし

Ｔ子さん、限界迫る

　まだ４回目なんですよ。

　Ｔ子さんはいいます。

　この調子で、まだまだ書くつもりなんですかね、わたし。

　１，２回目に参加して５００リワードを獲得できそうなため、いつこの狂乱の宴から離脱しようか、考えているそうです。

　皆勤したい、……というより、グッズ獲得のチャンスが気になり、なんとか今回も参加しようとしているとのことですが、道のりが長すぎるというのです。

　今回のお題は「お笑い／コメディ」なんだそうです。

　お笑いとコメディの違いとは何でしょう。

　お題を見て、Ｔ子さんはそう考えてしまったといいます。

　でも言葉について調べることはありませんでした。

　Ｔ子さんは面倒くさがりだからです。基本何もしたくありません。

　それでもわざわざ「／」で区切ってあるのですから、何か違うのだろう、と思うだけは思っているそうです。

　Ｔ子さんは、他の参加作品を読めば読むほど、自分は何やってんだろうな、と笑うしかなくなるといいます。

　Ｔ子さんシリーズだって楽勝かと思ったら面倒だったんです、そう愚痴が止まりません。

　タイトルに「わたし」を入れなくちゃ、とか。３回までそうなってたもんで、今回もそうしなくちゃなぁ、なんて思ったら、考えるの、めんどくせぇー……って。

　Ｔ子さんの能力値は驚くほど低いのでした。

　ものがたりは書けねぇ、エッセイも書けねぇ、ジャンル迷子のＴ子さんですら、もう書けねぇ、ときたもんです。やめてしまえよ。

　そもそも「お題」があると書けねぇ、と言い訳します。

　まあお題がなくても書けませんけど、と開き直りもしています。

　それでも参加資格はあるから、と自分を鼓舞しているのです。書けばいい、６００文字。あとは知らねぇよ。それが合言葉です。今回は７５０文字も書いたようです。

　そんなＴ子さんは、カクヨムにコメディジャンルがあるといいな、と思っているそうです。