カマキリ、お前が主人公だ!!




‥‥‥やっべ〜、なあ

眠いでも、母の様子を見に行かないと、

母が家の中にいない

地下かな?

うちの家、謎に広い地下あるから

あそこ不気味だから、あんまり入りたくないし

あんな部屋の中にいたら

具合悪くなりそうだけどな〜

あそこに寝てるのかな



「寝ます〜?」


「起きてるわ」


真っ暗の部屋中に

いろんな鉱石と

たくさんの武器があって

灯り入れるとキラキラ、光ったり

おいてある鎧が鈍いひかりを放ち

金属の匂いとカビの匂いがする

母の方見ると

相変わらずの色が一切抜け落ちたかのような

アルビノような感じで

14歳ぐらいの美少女みたいな

見た目なので

急に見るとギャップがあり

困惑する



「大丈夫ですか?こんなところにいて」


「大丈夫よ、好きでいるから」


やっべ‥‥六歳ぐらいからの記憶しかないから

あんまり話さないからなに話していいか

わからなくて会話続かない!!

そもそもの話し、

人生途中で死んで、いきなりこの人は、母です

と言われて

順応できるやつがおかしいと思う


「あ、今日カマキリに出会ったよ」


「カマキリ?」


「二本のギザギザとした鎌がついてる

高さが2メートルぐらいの緑の魔物」


「え!?大丈夫だったの?

よくみたらあちこち傷だらけだけど」


「大丈夫です、勝ってなかったけど

負けもしなかった引き分けです」


「う〜んまあ、頑張れば何とかなるかしら、

特徴からして、Fランクだし」


「(゜゜;)(。。;) え?いや?‥え?

え、エフ? F!? 強い部類でなく?」


「あ〜、もしかして吹っ飛ばされた?

ワイくんは、私が間引きしてるから

わからないとは、思うけど

Fは弱い部類で、

一番弱いのはGで

魔物の子供などが、

分類されるわ

因みにFでも本気になれば、

100キロの人間を十メートル投げれるわ

統率のとれてない、

訓練もしていない

好戦的な村人の五人がかりで勝ってると

思うわ、

放置しても大丈夫だったじゃない?」


「(・_・;) で、でも、あ、あれ、だから

最後の方追い詰めたら、

ヤバい雰囲気がでって

羽の風圧で明らかに

明らかに100キロ超えてそうな瓦礫ごと

一キロぐらい弾き飛ばされたのだけど

生きてたのは、少ない魔力で体を覆って

俺のスキルが作動したこと要因と

して考えてるだけど、

何が言いたいかと言うと

明らかにFランク以上あったって

おもうんだ。」


「ウフフ、焦り過ぎて言葉が変よ、

でも、そうね追い詰められたこと

スキルが覚醒したとか?

割りとあるのよ、そう言うの

スキルは、どの生物にも有って

それを人工的に覚醒させるのが

スキル検査よ」


「な、!なんだよ!覚醒って!!

追い詰められて覚醒とか主人公かよ

嘗めてんだろ!!

まあ!、認めたくないけど

確かによぎったよ

アニメの覚醒シーン!だから

とっさ殺ろうとしたのに!!

俺、黒髪の天パで顔も整えてないし

小説とかアニメだったら

主人公交代ものだよ!!

お前が!主人公だよ!

カマキリ!!

くそたっれ!」


「ど、ん、ま、い(o≧▽゜)o」



「ハァ」


もう、話せないかもしれないし

ひどいとは、思うけどあれ、

転生者だと言うこと、

六歳の記憶からしかないこと言うか





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る