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2023年1月15日 00:58
今回の第4話もとても楽しく読ませていただきました。印象に残ったのはやはり、コカトリスのソテーをアジュリットさんが食べるシーンです。皮の香ばしさ、適度な硬さ、お肉の歯応え、溢れ出す旨味、香草と肉の混じったかおり、そして確かに存在する苦味……「コカトリスの味」は想像できなくても、「フィヌーユさんに調理されたコカトリスのソテー」の味は想像できるのは、もなか様の丁寧で読みやすい文章のおかげだと思います。実際には存在しないものを想像することができる……小説の醍醐味を冒頭から与えていただいて大喜びしつつ読ませていただきました。また、料理の感想を伝えたアジュリットさんに対して、フィヌーユさんも酒場に集うひとたちも、みんな『魔獣の肉を食べたひと』に対して怖がったり嫌がったりせず、そればかりではなく、アジュリットさんに対して、正しい料理法を教えてくれと接近してくれて、周りのお客さんもそれに盛り上がっていくところが、とてもほっとして、同時にワクワクしました。この盛り上がりは、このマギアブルクが冒険者の街だからこそなのかなと思いました。未知のもの、まだ明かされていないものに挑んでいくのが冒険者ですものね。フィヌーユさんがコカトリスで料理をしようと思ったのも、冒険者ではなくても、冒険者が集う、この街の一員だからなのかな……という想像が楽しかったです。次回を読ませていただくのが、今からとても楽しみです。ありがとうございました。
作者からの返信
今回も嬉しいコメントをありがとうございます。魔獣の肉は現実には存在していないものなので、味の表現をどうするかは本当に悩みました。ベースの味は鶏肉にしようと決めたあとも、普通の鶏肉とは異なる味をどうするかとまた悩み、形にしたところなので、そこが印象に残ったと言ってもらえて本当に嬉しいです。また、周囲の反応からマギアブルクという町の空気も感じていただけたようで、魔獣料理という題材にしてよかったです。また次回も、お時間に余裕があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。こちらこそありがとうございました。
今回の第4話もとても楽しく読ませていただきました。
印象に残ったのはやはり、コカトリスのソテーをアジュリットさんが食べるシーンです。皮の香ばしさ、適度な硬さ、お肉の歯応え、溢れ出す旨味、香草と肉の混じったかおり、そして確かに存在する苦味……
「コカトリスの味」は想像できなくても、「フィヌーユさんに調理されたコカトリスのソテー」の味は想像できるのは、もなか様の丁寧で読みやすい文章のおかげだと思います。
実際には存在しないものを想像することができる……小説の醍醐味を冒頭から与えていただいて大喜びしつつ読ませていただきました。
また、料理の感想を伝えたアジュリットさんに対して、フィヌーユさんも酒場に集うひとたちも、みんな『魔獣の肉を食べたひと』に対して怖がったり嫌がったりせず、
そればかりではなく、アジュリットさんに対して、正しい料理法を教えてくれと接近してくれて、周りのお客さんもそれに盛り上がっていくところが、とてもほっとして、同時にワクワクしました。
この盛り上がりは、このマギアブルクが冒険者の街だからこそなのかなと思いました。
未知のもの、まだ明かされていないものに挑んでいくのが冒険者ですものね。
フィヌーユさんがコカトリスで料理をしようと思ったのも、冒険者ではなくても、冒険者が集う、この街の一員だからなのかな……という想像が楽しかったです。
次回を読ませていただくのが、今からとても楽しみです。
ありがとうございました。
作者からの返信
今回も嬉しいコメントをありがとうございます。
魔獣の肉は現実には存在していないものなので、味の表現をどうするかは本当に悩みました。
ベースの味は鶏肉にしようと決めたあとも、普通の鶏肉とは異なる味をどうするかとまた悩み、形にしたところなので、そこが印象に残ったと言ってもらえて本当に嬉しいです。
また、周囲の反応からマギアブルクという町の空気も感じていただけたようで、魔獣料理という題材にしてよかったです。
また次回も、お時間に余裕があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。
こちらこそありがとうございました。