第6話 ストーカー

「いっひっひっ!」

きれいな女はいつ見ても良い。俺はその女の後ろを付けた。

まず気づかれる事はない。なぜならある程度女を付けたら、小型のGPSをカバンにつけてやるからだこれで相手の家が特定される。あとは一人になったときに、襲えば良い。


そしてその日が決行される。俺は女が一人になってるところを狙い、無理矢理犯す!

「えっへっへ!気持ちい事しよーぜ!」

「きゃ! なによどこから来たのよ!」

そして嫌がる女を無理矢理犯す。面倒なので指を1本折ってやったそうしたら悲鳴とともに、途端に大人しくなりやがった。

「お利口さんだぞ。その調子その調子!」

ところが不用意にも俺は股間を蹴られてしまい、その女は逃げてしまった!

「クソっ!不覚!」

逃げる女を俺は追いかけられずにいてしまった。しまった警察にチクられる。どうする? どうする?

とりあえず俺が遠くに逃げなければヤバイことになるな。逮捕されたらシャレにならん!


そうして数日が経過した。後ろから突然首を締め上げられる。

「ぐおっ!」


◆◆◆


俺は気絶して地下室のようなところで

目を冷ますと両手両足を縛られクレーンで吊るされる状態になっている。何やらものすごい熱気だ。

「起きろ外道」

そう言われ、熱湯をかけられた。

「あっちぃ!」

「おい外道、数日前貴様が犯そうとしたこの子を知ってるな?」

「しらない俺はこんな子知らない」

「ジェイク」

そう男が指示するとジェイクという男が俺の背骨めがけてハンマーのようなもので殴られた。

グギャ!!

と、音とともに背骨が折れる。もう一生歩けない。

「さて、次は熱い風呂でも入るぞ気持ちいいぞ?」

クレーンが吊り上がり俺を落とす。

「うわぉぉちぃぃぃ!」

「そうだ踊れ!」

耐えられぬ高温。皮膚がただれ始めそのうち俺の動きも鈍くなる。

「最期に聞かせてくれ!お前は何者だ!名前を言え!」

「俺か? 俺の名は・・・」

そう言ったが俺はそいつの名前が聞き取れず絶命した。

あいつの名前・・・。

そしてヤツは何者だ・・。


−続く−







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