第4話 【Thanks】
一通りお土産も購入し、出発ロビーへと移動する。その前に時間もお昼前だったため、羽田空港のスターバックス珈琲へ立ち寄り、カフェモカをオーダーする。席は空港内を見渡せるカウンター席である。カウンター席からの空港内を見渡すと、人の行き来はあるものの平日のせいなのか、コロナ禍の影響なのかは不明だが、乗客の人数もいつもよりは少なめに感じた。
カフェタイムが終了し、僕はいよいよ出発ゲートへと向かう。チェックインもスムーズに進み、天気も快晴。僕が旅行へ出かけたり、仕事で出張へ行った入りするときは、ほぼ快晴なんですよね。天気が悪かったとしても、僕が移動しているときには雨はやむんですよね。昔からそんな感じです。ある意味恵まれているのかもしれないですね。つまり、「晴れ男」なんです。
出発ゲートへ向かうため、セキュリティチェックも終了。空港内を移動していると、沖縄便のゲートの前を通過した。沖縄便待合ロビーはかなり混雑している。皆、海外へ行けないから、南国でリフレッシュするんだろうなって横目で眺めつつ、僕が搭乗するゲートへと向かう。
11時30分、待合ロビーへ到着。出発までは1時間程度時間があるため、腹ごしらえでもしようと思い、崎陽軒のシュウマイ弁当を買い、ソファーに座り食べることとする。ロビーの窓からは富士山が見える。晴天の中、空港内は以前に比べると混雑はしていないが、やはり込み合っていることには変わりない。
搭乗アナウンスが流れ始める。僕はゆっくりとソファーへ座り、搭乗の準備を行う。急いで座席へ着いたところで、出発時間までは離陸しないし、後から搭乗する人のため席を立ったりしなければいけないため、急いで乗る必要はない。僕はいつも座席を予約するときは、前方の通路側を指定する。というのもトイレへ行きたくなったりするときには、窓側の席の場合、通路側の方へ声をかけたりと、気を使うのが少々おっくうに感じる。
ということで機内の座席へと着いた。運よく隣には誰もいない様子だ。ラッキーだ。隣に人が座っていたら気を使っちゃいますからね。今回はたまたま一人席ということもあり、集中し機内で作業ができる。
僕はJALを利用するときには決まって、コンソメスープをオーダーする。ここ2年間、16時間断食をしている都合上、朝食は食べないことにしている。その体にスープは良い感じに染みわたってくるからだ。結構、気に入っている。
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