第2話 24歳の容姿、凶十郎の青春篇

24歳の容姿になった位、ヴァシュタール学園魔法剣士学科卒業生の魔法剣士の凶十郎、特技は魔法剣盗みと魔法剣盗み返し、この必殺技は魔力盗み、この属性の魔法剣の返しも習得した正規魔法剣士。

この冒険者ギルドを利用した日、掲示板の張り紙、この大規模なモンスター討伐隊に参加。

冒険者ギルドのステータスカードを表示。

名前、凶十郎

職業、魔法剣士

天職、無職

種族、人間

民族、海洋民族

ステータス詳細

腕力 □□□

頑丈さ □

器用さ □□□□

敏捷さ □□□□□

知力 □□□

魔力 □□

精神力 □□□□

運 □□□□□

魅力 □□□□

装備、閃光のレイピア

閃光のソードブレイカー

対魔の護符

体力強化の指輪

自然治癒力強化の腕輪

棒手裏剣

投擲ナイフ

面接官

「合格だ」

凶十郎

「最低限のある面接なのか?自由参加ではなく?」

面接官

「自由参加ではない、一部制限がある」

この内容となり、参加する討伐隊の面々は辛気臭い、葬式臭い、恐怖、怯え、この負の感情に、凶十郎は違和感を覚えた。

サーニャ

「なんか、冒険者っていうか、懲罰部隊っていうか」

凶十郎

「そうだな、囚人半分、懲罰部隊半分、左遷半分、罰則半分、脱走半分、訓練半分って位だろ」

サーニャ

「成る程」

凶十郎

「隊長は誰だ?」

この奥に座る一人のドワーフが斧を叩いた。

凶十郎

「大規模討伐隊というが、何の討伐をする?」

隊長のドワーフ

「モンスターの兵隊蟻だな」

凶十郎

「成る程、練習したらましになるかな」

隊長のドワーフ

「まあそうだろうな」

凶十郎

「俺はヴァシュタール学園魔法剣士学科卒業生の凶十郎だ」

隊長のドワーフ

「ほう、有名な閃光のレイピアと閃光のソードブレイカーの所有者か」

凶十郎

「ああ」

隊長のドワーフ

「なら討伐も頷ける」

凶十郎

「対策に練習したらどうだ、わざわざ戦死する無駄も必要はあるまい」

隊長のドワーフ

「生論じゃの」

この隊長のドワーフは練習させる気はない、この凶十郎は暇な待機の面々を練習の対策と説得、この練習をさせた。

凶十郎

「一回、攻撃、一回、防御、この10回」

この攻防戦、倒された側は集めて10回、この連鎖の仕組みから3回負けた層、二回負けた層、一回負けた層、一回勝った層、この練習をさせた。

実力が似たり寄ったりの層に戦い、少しずつ練習は変化、実力が似たり寄ったりと戦い、少しずつ自信をつけた。

凶十郎

「魔法が使えるなら、魔法戦の練習だ、攻撃なら最長と最大、防御なら最大と回数、治療なら怪我人の治療を優先しろ」

この練習の変化、この為に全体的を束ねる形の凶十郎。

凶十郎

「状態変化魔法は数と射程と範囲だ、弱体化魔法は数と射程と対象の数を優先しろ」

この練習、この30分に改善した討伐隊の魔法戦事情、武器の事情は少し劣る。

凶十郎

「武器の側は対戦相手と組み、この上位と下位で一回、攻撃、一回、防御だ」

この隊が出来上がる。

凶十郎

「武器の側はまずよし、魔法の側は攻撃魔法は班とする、防御魔法は隊とする、治療魔法は隊とする、弱体化魔法は班とする、状態変化魔法は班とする、3個の班は集まり、この練習を行え、隊の2個は集まり練習を話し合え」

この部隊となった形。

凶十郎

「射程距離のある武器の側は射程距離単位に練習、この遠くに当てろ」

この遠くに当てる練習。

凶十郎

「射程距離の武器の側は、攻撃魔法、状態変化魔法、弱体化魔法の班と合流、この打撃隊とする」

この命令、打撃隊の発足した。

一時間もすると顔色はましに変わり、打撃隊、治療隊、防御隊、武器隊の4個の隊となる。

凶十郎

「武器隊、この間合いの武器を、1m内、2m内の2個に別れよ」

この別れた武器隊。

凶十郎

「2m外もいるなら、集まり練習だ」

この3個となる。

凶十郎

「サーニャ、弁当の用意」

頷くサーニャ。

大規模討伐隊の面々と参加者と、集団の参加者と、様々も、武器の隊、魔法の隊、間合いの隊、射程距離の隊に別れた。

凶十郎

「だいぶ、ましになったな」

改善した部隊運営、この弁当を受け取る面々も腹が減ったと食べる。

凶十郎

「問題はない、まあ、ましになったな」

出発までの半日を練習に過ごす、この大規模討伐隊の出発と、サーニャの弁当が救い、この旅先はサーニャの弁当が何度も救う。

権限はドワーフの隊長が持つも、凶十郎が指揮をとり、自腹に食費も支払い、他の物資も購入。

討伐隊のキャンプ場、サーニャの弁当が運ばれ、好き嫌いの調整も行う。

凶十郎

「少し、打撃隊を中心に、やや高い場所に、見晴らしは期待したら、打撃力はます、武器隊の1m内の班は打撃隊の護衛、2m内の武器班、2m外の武器班が壁になり防ぐ、防御魔法隊はこの壁に掛ける、後方に治療隊、ここらサーニャをおく、毎回の弁当を作るから」

指示が的確、このキャンプ場の配置も済み。治療隊とサーニャの弁当が運ばれた。

サーニャ

「なんか、ピクニックですね」

凶十郎

「仕方ない、半分はピクニックも間違いがないから、どのみち、全員で飯だし」

戦意は上々、この主力は打撃隊、この護衛の1m内武器班、壁役の2m外武器班、2m内武器班。

凶十郎

「改善とは言うも、壁役が多いし、治療隊が少ないし、防御魔法隊は少数だし、最大の打撃隊がましかな」

サーニャ

「皆さん、事情は様々です」

凶十郎

「だろうな、強制もいるみたいだしな」

サーニャ

「はい」

凶十郎

「護衛を担う1m内武器班が少し多いかな、まあ護衛はまし」

この翌朝、兵隊蟻を偵察、この大規模な行軍を把握。

凶十郎

「きついな、治療隊を率いて燃料を買って来てくれ、火計に焼き払う」

この燃料をサーニャが大量に購入、この火計用に加工、この火計用燃料を全力に投擲、この引火は凶十郎の魔法剣の火炎範囲系、この引火、爆発的に火が回る。

凶十郎

「よし、打撃隊、やったれ」

命令、打撃隊の真価を発揮、爆発的な攻撃を担う。

治療隊は燃料から火計用燃料を加工中。

凶十郎

「壁役の2m内武器班、2m外武器班は偵察に外回りにいけ」

この後、兵隊蟻の行列は迂回を選ぶ進む、この真正面から燃料を投擲、火炎範囲系に引火、爆発的に火が回る。

この3回目の後、最初のキャンプ場に迎撃、この打撃隊が叩き、壁役が防ぐ。

1m内武器班は護衛に専念。

凶十郎

「閃光のレイピアを使用する、前方の班群は打撃隊後方の治療隊まで後退せよ」

下がる、この後に使用、閃光のレイピアより閃光のレイピアが1000本放たれ、この前方に800mの空間が作られた。

凶十郎

「壁役の2m外武器班は前進、次に2m内武器班が前進」

この指揮、この為に壁役達の戦意は高い。

この後の打撃隊が弱まる位に閃光のソードブレイカーを使用、この前方の800mを巨大な閃光が切り裂く一撃。

この壁役も前進。

凶十郎

「打撃隊は後退、治療隊と合流せよ、1m内武器班はこの隊を護衛せよ」

命令。

燃料を加工した投擲用を大量に作る隊と隊と班。

凶十郎

「サーニャ、火計用燃料を投擲しろ」

この命令に投擲の嵐、この火炎範囲系に引火、火が回る。

凶十郎

「よし、一旦休憩、弁当を食え」

この休憩、弁当を食べ終えたら配置に戻る。

凶十郎

「サーニャ、火計用燃料を投擲しろ」

この投擲の嵐、火炎範囲系に引火、火が回る。

凶十郎

「勝ったな」

サーニャ

「勝ちましたね」

2m外武器班、2m内武器班が偵察、この兵隊蟻の行列は後退を開始。

凶十郎

「お疲れ様、終わったぞ」

歓声がわく、撃退した兵隊蟻の行列。

町の冒険者ギルドに支払いを受け取り、凶十郎とサーニャは特別賞を受け取る。

隊長のドワーフ

「弁当に火計、面白かったぞ」

凶十郎

「ああ、お疲れ様」

サーニャ

「お元気で」

帰宅、この釣りに出て、大物を三匹釣り、近所に分ける。

鑑定の結果。

名前、凶十郎

レベル、103

種族、人間

民族、海洋民族

天職、無職

年齢、47歳

性別、男性

腕力 □□□

頑丈さ □

器用さ □□□□

敏捷さ □□□□□

知力 □□□

魔力 □□□

精神力 □□□□

運 □□□□□

魅力 □□□□

スキル、戦士技能、盗賊技能、忍者技能、騎士技能、侍技能、二刀流、護身拳法、サバイバル技能、語学技能、攻撃速度強化、魔法防御力強化、早期警戒強化、釣り、調理、裁縫、鑑定、スキル隠蔽、弱体化魔法、状態変化魔法、魔法剣、連続魔法技能、赤魔導、黒魔導、白魔導、裏魔導。

装備、閃光のレイピア

閃光のソードブレイカー

対魔の護符

体力強化の指輪

自然治癒力強化の腕輪

凶十郎

「よっしゃあ、ステータスが成長した」

サーニャ

「そうですか?」

凶十郎

「おう、これで、ヴァシュタール学園魔法剣士学科の秘奥義の魔法剣盗み返し破りが手に入る」

サーニャ

「生徒への罰が起源ですけど」

習得に旅立ち、教頭より習得した魔法剣盗み返し破り、このついでに火炎範囲系魔法剣の極意を習得、この上位火炎範囲系魔法剣は、強力な範囲を焼き払う。

町から帰った後、釣り、探索、新しい武器の育成、この他にダンジョンの宝箱習得に費やした日々。

そんなある日、冒険者ギルドに顔だし、この掲示板の張り紙を見かけ、この募兵の張り紙に応じた。

サーニャ

「今度は一兵卒ですか?」

凶十郎

「ああ、叩き上げになろうと思ってな」

地元に知られた釣りの腕、魔剣の作り手の腕、討伐隊指揮官の腕、魔法剣士の腕、並々ならぬ戦士の腕、この主はどうしても叩き上げに向く為に奴隷のサーニャはへそくりの用意を開始した。

新しく作った魔弓、この雷煌の鉄の弓を片手に募兵に応じた。

この戦場の傭兵、この傭兵部隊の指揮官もヴァシュタール学園魔法剣士学科卒業生の魔法剣士と料理人を、一兵卒の装備ではない為に100人隊長から開始。

凶十郎

「先ずは偵察にいくぜ」

元気よく偵察、この先に確認した巨大な魔導戦艦、この接近も深め、この接近したヵ所から雷煌の鉄の弓を使用した火炎弾を放ち、魔導戦艦を貫通、この後に逃走した。

凶十郎

「隊長、魔導戦艦が一隻来てます」

隊長

「そうか」

凶十郎

「主砲の1ヶ所は火炎弾に叩きました」

隊長

「ん?」

凶十郎

「装甲を貫通、主砲の1ヶ所を貫きました」

隊長

「ん。そうか、わかった」

部下達も報告、貫通と主砲の1ヶ所を貫き、この戦果は大きかった。

有効射程は1000mの雷煌の鉄の弓、この伝説級に属した魔弓が、傭兵部隊の切り札となる。

2日目、再度の偵察、この接近したヵ所から狙撃した火炎弾、この貫通した魔導戦艦の主砲の1ヶ所を貫き、部隊は逃走した。

3日目、部隊は再度の偵察、敵側は怒り心頭に警戒、この厳しい警戒網を潜り抜けた凶十郎の1ヶ所から狙撃、この火炎弾が貫いた主砲の1ヶ所、逃走した凶十郎、この部隊。

主砲の3ヶ所が大破した魔導戦艦、傭兵隊長は心から支援、部隊は接近する為の努力を行い、軽い装備品、また迷彩色と適度な汚れ、この地面と地形に適した迷彩色を装備品とした。

この4日目、なんとか接近、凶十郎の1ヶ所から狙撃、この火炎弾が貫いた主砲の1ヶ所。

この逃走した。

主砲の4ヶ所が大破、この敵側は怒り心頭、サーニャと部隊は支援と弁当担当。

接近したヵ所に狙撃した火炎弾、この5ヶ所目の主砲の大破、この逃走した凶十郎部隊。

日増しに厳しくなる警戒体制、このなんとか接近、このヵ所から狙撃、火炎弾が貫いた主砲の6か所目。

この怒り心頭の敵側、この為に凶十郎部隊は隠蔽を深め、この支援部隊のサーニャ部隊は隠蔽を深めた。

7か所目の主砲を貫通した日、敵側は全力に応戦、この凶十郎は全力疾走に逃走、この発見した側が笛を鳴らし、この凶十郎は全力疾走を止めない、この迂回した騎兵部隊を風遁の術に上空に逃走、この後に着地、全力疾走に逃走。

追い掛ける騎兵部隊、この風遁の術に逃走の毎回、この部隊も戦場の境より折り畳み式のクロスボウに支援射撃。

サーニャ

「火計用燃料を投擲して下さい」

投げる燃料、この部隊群にぶち当たり、油から騒ぎに発展。

凶十郎

「火矢を射て!」

この用意に油の掛かった部隊群は逃走。

射る火矢、この騎兵部隊、歩兵部隊、弓兵部隊は追跡中。

凶十郎の霧寄せの忍術、この身代わりの忍術に逃走に成功した。

翌朝、またの壊した主砲の1ヶ所。

この逃走中の凶十郎と部隊とサーニャ部隊。

追跡の専門部隊群、この徹底した忍術使いを追い詰める。

霧寄せの忍術、身代わりの忍術、この逃走、この追手は追跡の分散。

この1ヶ所に走る凶十郎を発見、笛を鳴らし追い詰める。

凶十郎

「くそ、雷遁の術」

雷遁の術に逃走、この他に水遁の術に逃走、この木遁の術に逃走、この土遁の術に逃走、徹底した忍術での逃走中。

凶十郎

「くそ、追手がしつこいぜ」

火遁の術に逃走、この他に金遁の術に逃走。

追手も執念の追跡、この戦場の暗くなる夕方、霧寄せの忍術、この身代わりの忍術に逃走成功例。

サーニャ

「かなり専門を揃えましたね」

凶十郎

「戦わず、逃げるぜ」

翌朝、傭兵隊長より魔導戦艦破壊工作の命令が下る。

凶十郎

「うーん、100人部隊2個なら忍び込める、俺が魔導戦艦に入る、お前達は逃走の支援に専念しろ」

この忍び込み、魔導戦艦内部から破壊工作用の燃料を設置、仕掛けから時間差の引火、この後の火炎弾の内部から船首に狙撃。

この内部から轟沈した魔導戦艦、この黒煙を上げる魔導戦艦から逃走の凶十郎、敵側は怒り心頭に追い掛ける。

この忍術を駆使して逃走、この徹底した逃走力を、専門部隊群が追跡中。

夕方、霧寄せ、身代わりの忍術に逃走成功例。

戦果は魔導戦艦一隻、この忍術を駆使して破壊工作を行うヴァシュタール学園魔法剣士学科卒業生の魔法剣士を、傭兵隊長は高く評価した。

サーニャ

「凶十郎様、決戦兵器破壊工作成功、おめでとうございます」

凶十郎

「ああ、魔導戦艦一隻だぜ」

翌朝、味方は魔導戦艦のない敵側に進軍。

100人部隊を指揮する凶十郎は、閃光のレイピアと閃光のソードブレイカーを引き抜き、この前衛を担い、閃光のレイピアを使用、800mの穴はあく、また前進、至近距離から閃光のソードブレイカーを使用、800mの穴が開く。

正式には戦士殺しと騎士殺しと侍殺しと小型殺しと中型殺しと子犬戦士殺しの閃光のレイピア。

サーニャ

「うーん、相変わらず強いです」

魔法剣の上位火炎範囲系を使用、1000mが焼かれた。

凶十郎

「ざまあ、いつも追い回しやがって」

魔法剣の上位火炎範囲系を使用、やた焼かれた。

部下達は楽しい。

強力な魔法剣士が前進中、この傭兵部隊が前進中、この迎撃に敵側の騎士団が投入された。

凶十郎

「げ、騎士団」

サーニャ

「こんにちは」

無言、この馬上槍を揃えた。

背中から雷煌の鉄の弓を取り、使用、火炎弾が1000m貫通。

凶十郎

「よっしゃあ」

サーニャ

「毎回の苦労でした」

この援軍の登場。

騎士団の騎士

「む、傭兵の雑兵ではないな」

凶十郎

「多分、雑兵だぜ?」

騎士団の騎士

「雑兵が持つ武器ではない」

凶十郎

「成る程、厳しいけど、ここは引いたら楽か?」

サーニャ

「わかりません」

凶十郎

「そうか、サーニャ、この雷煌の鉄の弓を持て」

サーニャ

「はい」

渡した弓。

武器を引き抜く、騎士団の騎士も両手剣を片手に引き抜く。

凶十郎

「ごつい、片手に両手剣かよ」

走る凶十郎、この遠心力の運動、螺旋の運動を加えた跳躍と突き技の捻りを、両手剣に受けた騎士。

凶十郎

「マジかよ」

ステップに飛び退き、上位火炎範囲系魔法剣を使用、この騎士は両手剣を振るい火炎を切り裂いた。

凶十郎

「うーん、厳しいね」

剣士としては一流、特に二刀流の剣士として超一流。

凶十郎

「なら生命力盗みを連続に」

生命力盗みの魔法剣を連続四回、この騎士は片膝をつく。

凶十郎

「お~並々ならぬ体力、普通なら失神か、軽く衰弱するぜ」

精神力盗みを連続四回、この騎士は耐えた後に立ち上がる。

凶十郎

「すっげえ、あんた超人か?」

騎士

「若造に負けん」

怒声に突撃、この凶十郎は閃光のソードブレイカーを前に構えた。

一撃の瞬間にソードブレイカーが受け止め、この瞬間のソードブレイカーに折られた瞬間に騎士は腰から引き抜いた長剣と短剣に切付けつるも、凶十郎は軽くステップに回避した。

凶十郎

「良い一撃だった、迷いのない名剣だ」

戦士殺しと騎士殺しと侍殺しと小型殺しと中型殺しと子犬戦士殺しの閃光のレイピアが突き刺した。

坊勢と貫いた甲冑を眺める騎士。

凶十郎

「戦士殺しと騎士殺しと侍殺しと小型殺しと中型殺しと子犬戦士殺しの閃光のレイピアだ」

騎士殺しと聞いた騎士は悟る、一瞬に短剣を投擲、この弾いたレイピア、この長剣を投擲、ソードブレイカーに弾いた。

甲冑を外し、中から高齢男性、この外した甲冑、手には小手から手にしたナックル。

凶十郎

「うわ、えげつないナックルだ」

この凶十郎の前進、この騎士はナックルに叩く、この凶十郎のレイピアとソードブレイカーの連続を、ナックルに打ち落とす。

この部下達は共に観戦。

凶十郎

「強いね、並々ならぬ強さ、生命力盗み4回、精神力盗み4回も耐えた、凄いね」

騎士

「魔法剣、ヴァシュタール学園の卒業生か」

凶十郎

「いやー、人気だね」

至近距離から雷撃の魔法剣を放つ、ナックルに耐える騎士。

凶十郎

「凄いね、雷撃の魔法剣に耐えるんだ」

この凶十郎の疾風の魔法剣を打ち落とすナックルの騎士。

凶十郎

「属性の魔法剣は並みなんだよね」

裏魔導の魔法剣、この闇系魔法剣を受けた騎士は盲目に変わる。

騎士

「裏魔導魔法剣!」

凶十郎

「はい正解」

連続した闇範囲系魔法剣、この騎士は直撃、この騎士は盲目の中、部下達に命令。

凶十郎

「修羅場だね、こっちも稼業だ、退くぜ」

逃走した凶十郎、部下達も逃走、サーニャ部隊も逃走、他も逃走。

傭兵隊長

「成る程、ナックルを使う高齢男性の騎士とは」

凶十郎

「ありゃあ歴戦の騎士だな、騎士殺しを知ってやがる」

傭兵隊長

「成る程」

凶十郎

「家の部下達は真正面からは弱いからな」

傭兵隊長

「まあな、破壊工作用、偵察用、夜襲用、奇襲用、火計用、通常の傭兵部隊とは異なる」

凶十郎

「ああ、真正面は古参に任すぜ」

傭兵隊長

「ああ、3回の武器使用、上位火炎範囲系魔法剣の3回の使用、十分だ」

この後、サーニャ部隊の火計用燃料の用意、凶十郎部隊は火矢の用意。

凶十郎

「そうだな、火計用燃料から、塩水の感電燃料に切り替えてくれ」

感電燃料に切り替える。

凶十郎

「部隊は土嚢を作れ、後で壁にする」

この土嚢作り、部隊は土嚢を背負い、他も土嚢を背負い、この移動先に作る陣地。

凶十郎

「折り畳み式クロスボウを射るとして、何本一斉ができる?」

副官

「音矢を外し、火矢を外し、鉄の矢に一斉は10回です」

凶十郎

「なら感電燃料を用意、この後に仕掛けるぞ」

この感電燃料を投入した雷撃範囲系魔法剣に感電、この一大の範囲を築いた。

副官

「凄い」

サーニャ

「ええ、凄いですけど、あんまり連発できない魔法剣です、逃走用の忍術もありますから」

射る一斉、この後に感電燃料を作り、この投入した感電地帯を築いた。

戦場の局地的な封鎖、感電地帯に進行が困難な敵側。

サーニャ

「凶十郎様、敵側の魔法兵部隊が騎士隊に守られ、こちらに移動中です」

凶十郎

「何、魔法兵部隊だと!」

元気になる凶十郎、納得したサーニャ。

サーニャ

「あー、魔法兵から精神力盗み、魔力盗みですね?」

凶十郎

「そのとおりだ」

裏魔導魔法剣の専門家は魔法兵部隊から大規模に精神力盗み範囲系、魔力盗み範囲系を使用。

この連続した4回。

力を奪われた魔法兵部隊は悲鳴を上げる。

凶十郎

「ごっちぁんです」

たらふく吸い取ると、裏魔導魔法剣の闇範囲系魔法剣を連続4回。

盲目状態に変化、この精神力盗み範囲系を使用、魔力盗み範囲系を使用。

凶十郎

「うーん、便利な魔法兵部隊だ、次もお願いね」

精神力充電完了、魔力充電完了。

上位火炎範囲系魔法剣を連続4回使用。

凶十郎

「属性魔法剣は苦手だな、いまいち乗りが悪い」

精神力盗み範囲系、魔力盗み範囲系を使用、この奪われた力に全力に逃走した魔法兵部隊。

凶十郎

「お帰りか、また頼むよ」

騎士隊は精神力を盗まれ、魔力を盗まれ、散々な火炎にも焼かれ、この命令以上に消耗、退却した。

戦場の黄昏、夕方に入ると退却命令、この忍術の霧寄せ、この逃走した凶十郎部隊以下。

レセプト帝国と魔法王国ガリュートの地上前線の一戦に終わる。

戦闘の後、傭兵隊長に連れられて首都に、この城の裏門を通り、この城の主に面会。

傭兵隊長

「魔法王国ガリュート君主アゼル・シュバル・ガリュート様、傭兵隊長を務める魔法騎士のハサウェイです」

アゼル

「ああ、爺も元気そうだな」

ハサウェイ

「この傭兵の凶十郎とサーニャが魔導戦艦一隻を撃破、また戦場に功績も多く、また凶十郎はヴァシュタール学園魔法剣士学科卒業生の正規魔法剣士、この腕と、忍術を使い、優れた逃走支援が可能です、今後も魔導戦艦の破壊工作に従軍します」

アゼル

「爺、正規魔法剣士が魔導戦艦一隻を撃破可能か?」

ハサウェイ

「凶十郎の魔剣は閃光のレイピア、閃光のソードブレイカー、また魔弓の雷煌の鉄の弓があり、優れた戦果を発揮します」

アゼル

「具体的に戦果に魔導戦艦を破壊するのか?」

ハサウェイ

「内部からです、一撃らしいです」

アゼル

「成る程、内部からか」

ハサウェイ

「ただ、部下も特殊になり、偵察用、火計用、破壊工作用、奇襲用、夜襲用、新しく感電用もあり、特殊な迷彩色の装備品と折り畳み式クロスボウと特殊な小剣を装備した傭兵隊の特殊部隊です」

アゼル

「成る程、変わった勇者殿だ」

ハサウェイ

「ええ、また忍術から逃走が抜群に上手く、夕方には霧寄せに逃走します」

アゼル

「面白い勇者殿だ」

ハサウェイ

「まあ真正面からの戦いには正規魔法剣士の裏魔導魔法剣が得意で、精神力盗み範囲系、魔力盗み範囲系を多用、また上位火炎範囲系魔法剣も修め、回数は少ないですが、作戦に属した単位にいます」

アゼル

「成る程、爺の傭兵隊も戦力になるな」

ハサウェイ

「ええ、凶十郎の奴隷のサーニャはヴァシュタール学園料理人学科卒業生の料理人、この調理能力が助かる飯と弁当です」

アゼル

「あー、かなり助かるな、腹が減るからな」

ハサウェイ

「ええ、凶十郎は一騎当千、サーニャは支援が専門です」

アゼル

「成る程、具体的にもう一隻とか可能?」

ハサウェイ

「可能か?」

凶十郎

「先ずは魔導戦艦は外からは固いので、内側に潜入して破壊します、この火計用燃料が必要です、条件が揃うなら一隻は可能です」

ハサウェイ

「だそうです」

アゼル

「成る程、なら一隻を破壊してくれ、姉の前線に一隻が来てる」

ハサウェイ

「分かりました」

凶十郎

「後、主砲はどうします?叩きますか?」

ハサウェイ

「そうだな、陛下」

アゼル

「そうだね、叩いたら嬉しいな」

凶十郎

「では、主砲を半数を大破させてから内部より破壊します」

この作戦となり、アゼルの姉の王女の前線に派遣、この100人隊2個で、破壊活動、この接近したヵ所から狙撃、貫通した主砲1ヶ所の大破。

この2日目、接近したら狙撃、貫通した主砲1ヶ所を大破、この全力疾走に逃走。

3日目、接近したら狙撃、この貫通した主砲1ヶ所の大破。

この4日目、この貫通したら主砲1ヶ所の大破、全力疾走に逃走、この5日目、敵側は怒り心頭。

接近して狙撃、貫通して主砲1ヶ所大破。

地道な破壊活動の7日目、主砲を大破に追いやってから逃走、この専門部隊に追い回される。

8日目、主砲の大破を確認後、このまま潜伏、この内部に侵入、火計用燃料を設置、船首に向け火炎弾を使用、この魔導戦艦が豪快に大破。

この逃走の凶十郎、この部下達は支援、この厄介者を追い回まわす専門部隊。

夕方に霧に紛れて逃走成功。

王女フェルアノー

「でかした!」

凶十郎

「はい、代わりに雷煌の鉄の弓は10日は使用不可能です」

フェルアノー

「何故?」

凶十郎

「連続使用に無理をしましたから」

フェルアノー

「成る程、わかった、爺によろしくね」

部隊に帰還、このレセプト帝国とガリュート魔法王国の前線に、魔導戦艦2隻の破壊工作用傭兵部隊の噂、また戦場に暴れたヴァシュタール学園魔法剣士学科卒業生の正規魔法剣士の噂が流れた。

この休暇期間、平和な釣り、腕を知るサーニャは準備中、釣った瞬間の川海老の大物が上がる。

副官

「でかい」

凶十郎

「先ずは一匹」

2回目に釣る川サーモンキングの大物、重量は100kg。

副官

「運べ」

3匹目は川魚の大物の20kg。

4匹目は大物の川魚の40kg。

副官

「もしかして腕利きの漁師ですか?」

凶十郎

「いや、釣りは趣味だ、なんか釣れんだよ」

傭兵隊の食事に乗る魚と海老。

ハサウェイ

「凶十郎、腕良いな」

凶十郎

「穴場がわかるんですよ」

ハサウェイ

「そうか、明日も頼む」

凶十郎

「ええ」

夜間の釣り、この静かに釣る凶十郎、この5kgを連続して40匹。

副官

「人には取り柄があるもんですね」

凶十郎

「コツはな穴場に餌付きを浮かせるコツがいんだ」

傭兵隊の朝、魚料理が出る。

日中の釣り、漁獲は飯、夜間の釣り、朝の飯。

腕の良い釣り人の凶十郎、このサーニャは熟知した魚を捌き、海老を捌き、蟹を捌き、時には珍漁を捌く。

川海老、川蟹はご馳走、老将のハサウェイは川海老が好物。

凶十郎

「ハサウェイ様、今日は大物のサーモンが200kgです」

ハサウェイ

「釣れたな」

凶十郎

「ええ、他は小物の4kgの白身魚が80匹」

ハサウェイ

「そうか、飯が楽しみだ」

戦場の釣り人、この腕が良い為に大物が多く、白身魚も大量に釣る、この為に刺身も出る日もあり、醤油が出た。

一番の大物は白身魚のキング、この300kgは正に格闘を強いた位。

ハサウェイ

「でかい」

副官

「10人で運びました」

サーニャ

「当たりですね」

白身魚の刺身、この醤油と山葵に食べるグルメ、この休むの期間、最大の300kg、他に50kgの川海老、他に40kgの川蟹を釣った。


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