学年一のクール美少女と実は一緒に暮らしています‼︎〜オレの前でやたらデレる彼女が愛おしい〜

美少女と天使たち

　こうして二人で毎日まったりしながらイチ

　ャイチャしつつ、三年が過ぎた頃のある日。

　理央ちゃんは、お腹に赤ちゃんを授かった。

「理央ちゃん！おめでとう‼︎嬉しいよ〜」

「良夜くん！ありがとう！私も嬉しいよ〜」

　二人で喜びあった。

　お互いの両親もそれはそれは喜んでくれた。

「あの、良夜くん。お話があります。」

　？理央ちゃんが改まった感じだったので、

　正座して聞くことにした。

「どうしたの？理央ちゃん。体調悪い？」

「ううん。そうじゃなくてね、あのね、」

「…うん。」

「実は、お腹の子ね…」

「う、うん」

　な、なんなんだ。

　ドキドキ。

「ふたごちゃんなのぉ」

　だった。

　はぁ〜。なんかへんな汗いっぱいでたわ。

　びっくり発言かと思ったら、嬉しい報告だ

　った。

「え〜、ふたご⁈」

「うん」

「すごいじゃん！なら、二倍大変だからたく

　さん食べてたくさん休みなよ。オレ今まで

　の倍働くよ‼︎」

「ふふ、ムリしないでね」

「うん‼︎理央ちゃんもね！」

「うん」

　こうして理央ちゃんのからだを気遣いなが

　ら、約一年後

　かわいい男の子と女の子のふたごちゃんが

　産まれた。

「理央ちゃん。ありがとう。」

「ううん」

　チュ〜。

　子どもが産まれてもイチャイチャは、これ

　からも続くのでありました。

　親になったオレたちだけど子どもたちを交

　えてごっこ遊びは、続行中‼︎

　ふたごは、何かと大変だけど双方の両親が

　よく手伝ってくれている。

　なんなら、お泊まりなんかも自ら率先して

　してくれる。

　かわいい子どもたちに素敵な奥さん。

　オレは、これからもこの大切な家族を守る

　ために頑張ろうと思う。

　学年一の美少女だった理央ちゃん。

　クールかと思えば意外な一面があったりし

　て驚きの連続だった。

　小悪魔的理央ちゃんには、かなりドキドキ

　させられた。

　天然なところもまたかわいい。

「お互い協力して頑張ろうね」

「うんっ」

「みて、この天使みたいな寝顔」

「ほんと〜。かわいい」

「ね〜。理央ちゃんもかわいい」

「んも〜、良夜くん」

　チュ〜

　ぎゅ〜。

　天使たちの横であいかわらずイチャイチャ

　するのでありました。

　数年後

　子どもたちがある程度大きくなったので、

　海の見えるホテルに旅行にやってきた。

「うわぁ〜、うみ〜。すご〜いね」

「ほんとだぁ。えほんでみたのよりおっきく

　て、うごいてるー」

　初めて見る海に目を輝かせる子どもたち。

　昼間海で遊んで夕方砂浜に四人で力を合わ

　せてハートをかいた。

　次の日の朝

　ホテルの窓から外を見ると、

「はあとだー。きのうみんなでおすなにかい

　たやつー？」

「えー、すご〜い。またおとまりする？」

「うん。今日ももう一回お泊まりだよ」

　理央ちゃんの言葉に子どもたちは、

「え〜、ならこんどはうさぎさんかきたい」

「ぼく、ねこさんがいい〜」

　なんて目を輝かせた。

　こうしてまた新しい思い出が増えていくの

　でありました。

　おしまい。