美少女と結婚

 夏休み。

 夏休みは、のんびりイチャイチャしていた

 けど、お互い大学からの宿題はある。

 ということで、本日は課題を片付けてしま

 うことにした。

 

 冷房の効いた部屋でそれぞれカキカキ…

 集中するとあっという間に時間は経ってし

 まうものだ。

 

「あー、終わったー‼︎理央ちゃんは?」

「うん。もう少し。」

「そっか。ならオレお茶いれるね。」

「ありがとー」

 

 お茶を飲みながら今晩の夕食を考えていた。

 夏だしさっぱり系がいいかなー…。

 

「あー、終わったよ〜。」

 ムギュ〜

 理央ちゃんがお茶を飲みながらボーッとし

 てたオレの元に充電の為後ろから抱きつい

 てきた。

 ウォッ

 びっくりしたけど理央ちゃんかわいいなぁ。

 ならばオレも充電。

「理央ちゃ〜ん。」

 ぎゅー

「はぁ〜、癒しだねー。良夜くん」

「うん。癒しだねー。」

 しばらく二人して充電中。

 

 お互い充電できたところで

「夜ご飯何にする?」

 って理央ちゃんに聞いてみた。

「うーん、さっぱり系がいいなぁ。良夜くん

 は?」

「オレも!」

「じゃあ、簡単だし海鮮丼つくろっか!」

「だね!」

 と言う事で夜ご飯が決定した。

 

 手を繋いで仲良くお買い物。

 生モノがよわらないように二人の大好物の

 アイスも購入。

 楽しいなぁ。

 

 家に帰り洗濯物を畳む理央ちゃん。

「良夜くんお風呂先どうぞ。」

「うん。ありがと」

 たいがい二人の時は、オレが先に入る。

 なぜなら理央ちゃんは、長風呂が好きだか

 ら後に入ったほうが気を遣わせなくていい

 のだ。

 

 オレの入浴中に理央ちゃんは、米もといで

 くれていた。

 ならば、オレは海鮮丼をつくりサラダと味

 噌汁を作った。

 二人で分担するとなんともスムーズだ。

 

 そして食後のアイスタイム。

 うーん。最高だ。

 

 そんな生活を送り大学生活も一年、二年と

 過ぎていった。

 相変わらずごっこ遊びをしてイチャイチャ

 している。

 

「理央ちゃ〜ん。今日ウサギの服じゃーん」

「うん。ウサギだキュッ」

「かわいい〜。ほらウサギさんニンジン」

「ん?どこだキュッ⁇」

「ここだよ〜。」

 オレはオレンジの毛布に包まった。

「見つけたキュッ」

 理央ちゃんがオレに近づいた途端、

 ガバッと毛布を開いてウサギの理央ちゃん

 を捕獲。

「ウキュ〜、捕まった〜」

「つっかまーえた。もう離さないよ」

「ウキュ〜、離さないで」

 なんてやっている。

 

 

 そうこうしている間に就職活動だ。

 少し時間に余裕を持ちスーツを着てコーヒ

 ーを飲んでいた。

 すると理央ちゃんが

「あのっ、朝から非常に申し上げにくいので

 すがお願いがあります‼︎」って言った。

「えっ、どうしたの?しかも敬語…」

「あの、実は…」

「うん。」

「ぜひ、良夜くんのスーツ姿写真におさめて

 もよろしいでしょうか?」

 だった。

「あー、恥ずかしいけどいいよ」

「ほんとっ?ありがとう!良夜くん‼︎」

 

 理央ちゃんは、制服やスーツフェチでもあ

 った。

 

 そして無事就職も決まり理央ちゃんもなり

 たかった栄養教論の資格を無事取得した。

 

 社会人になるとお互い服装が変わる。

 それもまた神秘的でいい。

 

 卒業と同時にオレたちは、結婚をする。

 なので今日は、二人で式場の見学。

 

 ドレスの試着なんてしようもんならもう理

 央ちゃんが天使に見えるくらい抜群に美し

 い。

 

 こうして互いに助け合いこれからも生活し

 ていく。

 

 そして結婚式当日

 

 式には理央ちゃんの沢山のお友達が出席し

 てくれる。

 

 人見知りのすごかった理央ちゃんが沢山の

 友達の前で笑顔を見せている。

 

 ドレス姿の理央ちゃんにオレは耳元でささ

 やいた。

 

「理央ちゃん、きれいだよ」

「ありがとう。良夜くんも素敵」

 なんて言いながらもオレたちは、どこでも

 イチャイチャするのでありました。

 

 杉もっちゃんのスピーチは、恥ずかしい事

 を暴露されたりした。

 目の前での壁ドンキス。海での大声で理央

 ちゃん大好き叫びなど…

 

 でも、とってもいい思い出だ。

 素晴らしい式だった。

 

 

「理央ちゃん、愛してるよ」

 ウキュ〜

「私も良夜くんを愛しています」

 ぎゅ〜

 

 これからもイチャイチャして過ごしていく

 のであります。

 

 続く。

 

 

 

 

 

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