第3話

そこには朝助けてくれた男の人が椅子に座って寝ていた。

どうりで探してもいないわけだ。

この際だから男の人が起きたらお礼しようと思い、隣の椅子に座って待つことにした。


いつの間にか寝てしまった私。

辺りは暗くなり隣に座っていた男人の姿はなく、変わりに大きめのブレザーが私の肩にかかっていた。

私はやってしまったーと心の中で叫んだ。

名前もわからない彼。

もしかしたら、ブレザーの内側に名前が書いてあるのではと思い、私はみた。

そこには「五十嵐 蓮」と書かれていた。」

このブレザーどうしたらいいか分からなかったが、家に持ち帰ることにした。

明日お礼しなきゃと思いい、お菓子作りの得意な私はクッキーを作って渡そうと考えた。


ー翌日ー

教室に行ってみると、彼はいなかった。

もしかしたらと思い、図書室に向かった。

彼は昨日と同じ場所で寝ていた。

私は起こさないように袋に入ったブレザーとクッキー、そして手紙を添えてその場を離れた。


チャイム前には教室の席に着いた彼。

見た目は怖く、不真面目に見えるけど以外と真面目なんだなと私は思った。


クラス委員がまだ決まってなかったので決めることになった。

立候補する人がいなく、先生が決めることになった。

「誰にしようかな~うーん…さくら…あ!、桜井さんと桜田くんにお願いしようかな~」


えぇぇぇ!?

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花咲く恋 夢タコ @yume3578

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