(5)

いや...!!待て!そもそも僕は猫が大嫌いじゃないか...!!

てか...アレルギー!!!!!


「こら!猫め!!あっちにいけ!!」


何でか鼻を押さえながら片方の手で払い除けながら


ドアを閉めようとする。


しかし、猫は僕の脚にすりすり自分の顔をなすりつけてくる。


やられた瞬間、僕の身体中に蕁麻疹が走った。


「うわあああああ」


体が熱くなる感覚とふわあと宙に浮かぶ感覚がありながら


僕は気を失ってしまった。

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