第6話 ひとつのケーキ
西園寺「おまたせ!女の子に捕まっちゃって…」
木村「司、ノックしなきゃ!」
2人は楽しそうにかつ、木村くんは私にごめんねと一言言ってから入った。
西園寺「そういえば真は?先に来るっていってていないじゃん!」
西園寺くんはドアを思いっきり開けてそれにやられた鷹嶺くんに気づいていなかった。
私は恐る恐る「う、後ろ…」と応えて西園寺くんが後ろを振り返ると怒りのオーラが出ている鷹嶺くんがいた。
鷹嶺「お…おまえ!うざけんなよ!!」
西園寺「あ…いたの…」
笑っては行けない感じだったけどどうにもおかしく私は声を上げて笑ってしまった。
この学園に来てから久しぶりに笑った気がする。
私が笑ったことで空気がガラリと変わり、皆が笑った。
1人1人私のためのお菓子を作って来るということで、私もお菓子でおもてなしすることにした。
鷹峰くんは”チョコレートの家”
西園寺くんは”マジパンの私”
木村くんは”練り切りの雪だるま”
私はホールのレアチーズケーキ
…
いいアイデアが浮かんだ私は三人に話してみた。
西園寺くんが「元々君の歓迎で作ったものだから、好きにしてもらって大丈夫だよ」
というか一言をもらった。
私は慎重にで私のケーキに乗せていく…
とても可愛くできた。
その名も彼方(鈴菜)が雪で楽しく遊ぶケーキ。
鷹峰「アホらしい感じだけど、金森らしいというか、なんというか… でもアイデアはいいと思う」
西園寺「真は褒めているのか貶しているのか分からないよ」
木村「高峯言い方をかえよ?ね?笑」
褒めてるって捉えていいんだよね?
まあいいやー!
早くたべよー!
後日
ケーキグランプリについての話を歓迎会の時にしようと思っていた三人。
彼方(鈴菜)のあっと驚くケーキを見て話すのを忘れてしまったみたい。
私の即席で作ったケーキを見て”このチームなら”と強く思ったみたい。
初めてのことばかりで不安だけど頑張ろう!
セントラル学園 夢タコ @yume3578
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。セントラル学園の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます