KAC20223 女性の第六感はヤバすぎる…。

唯人

女性の第六感について探りながら第六感の働く条件について考察してみる

「女性は勘が鋭い!」これは世の男性が誰もが一度は思う事。俗にいうのセンサーの精度は間違いなく女性の方が上! 女性にどれだけ嘘や隠し事を見抜かれた事か…。それはもう、怖いくらいに。周囲の知人男性も同じような事を言っている。

一例をあげると、男性は女性の浮気に気づかない人が圧倒的に多いのに反して女性が男性の浮気をかなりの確率で見抜く。まぁ、女性は服装やしぐさなどの細かいところを男性より観察しているから、日々の行動パターンの違いから浮気を見抜く場合だってあるだろうし、この場合は第六感だけのせいでは無いのだろうけれど。


占いやスピリチュアル的な事に対して女性の方が関心が高いのも第六感のセンサーが有るからだろうか…。



ただその一方で、つまらない男性に騙され散々貢いだ挙句に捨てられることが有るのもまた女性。「鶴の恩返し」という物語が有るように、ダメ男に貢いだりDV男に尽くしてひどい目に遭う女性は昔から一定数存在する。それも鉄板のように。第六感が働きやすいはずの女性が簡単に騙される事が不思議でならなかった…。


そこで色々と考察してみた。

第六感が働く条件と第六感が働かない条件について…。


まず第六感が働かない条件について

これはダメ男に貢ぐ女性(俗にいうと呼ばれる女性たち)から考察してみれば推測しやすい。なぜなら世の全ての女性がダメ男に貢いだり結婚詐欺師に引っかかったりする訳ではなく、引っかかるのはほぼ特定の女性である。ダメンズウォーカーダメ男に貢ぐ女性を観察してみると、相手を変えて同じ事を何度も繰り返しているみたいです。


まぁ、これは男性も同じで貢いでは捨てられる男も相手を変えては同じことを繰り返すようです。男は第六感もあまり働かないし単純な人が多いので、女性に比べればハニートラップに簡単に引っかかりやすい。

ただ男性の場合、騙されてもある意味楽しんでいる某有名芸人さんやアニメの大泥棒のような人もけっこう居る。

奥さんや彼女ではなく飲み屋街のお姉ちゃんホステスに貢ぐのって「自分から騙されに行っている」ようなものですしね。男の下心など見抜かれているから少しくらい貢いでも見返り18禁なアレコレなんて無いから!

なので単純馬鹿な男性は今回の考察からは外す。



話を戻すと、「男運が悪い」と嘆いて被害者意識で嘆いていたり男性のせいにしても第六感は働くようにならない。

ダメンズウォーカーダメ男に貢ぐ女性の特徴をざっくり言えば過度の世話好きだったり自分の意志があまり無かったり…とな人がほとんど。そして感情の波が激しいのも特徴。ネガティブな感情に浸っている人もいれば、逆に過度にポシティブな客観的に眺めず正当化する人もいる。


男性から見て「世話好きの女性」ってありがたい話で好感度は高いと思うが(多かれ少なかれ男はマザコンだから)、何事も度が過ぎれば普通の男性からは逆に敬遠対象になってしまう。必要以上に心配されたり構われれば普通の男性は嫌がるのだ。


ところが、が子供が「自立できない子供」に育ててしまうのと同じでは普通の男性より依存的な男性に惹かれてしまい、その女性自らを生産してしまう事が有る。

「私がこのひとを助けてあげなければ!」と熱を上げるのだが、単に自分の存在価値を「ダメ男を助けてあげる健気けなげな私」という行為の中から見出しているに過ぎない。


その男性はその事によって依存心がますます強くなっていき、女性の方は「私が助けてあげなければ!」とますます熱があがって見事に共依存関係が成立していく。

その頃には「そいつダメ男はヤバイから止めときな別れなよ!」と女性の友人が親身なアドバイスをしても女性は耳を貸さない。耳を貸すのは「きっと上手く行くよ!(ボロボロになっても知らんけど)」などと無責任に言う第三者良い人ぶってるヤツの耳触りの良い言葉のみ。

その後…女性に飽きて去っていくダメ男、そして疲れ果ててボロボロになった女性が出来上がる。


そういう女性に限って「私ってなんで男運が無いの!」って嘆いている。

周囲の友人も最初は親身にアドバイスをするのだが、冷静に女性を観察している友人ほど「これは無理ね自業自得よ」とまともな友人ほど距離を置いていき、残った友人は「このを私だけでも助けてあげなければ!」と熱を上げている人と無責任な第三者良い人に思われたい人だけが残ることになる。

ここでも見事に共依存関係が成立していく。不思議な人間模様…。




話がズレてしまったので閑話休題。


そういう事からも第六感が働かない女性の特徴を挙げると自分の意志よりも他人の意思や状況を優先してしまうな人。そして感情の乱れが激しい人。などと考察できる。


一方男性の場合は女性ほどは感情の起伏が激しくないのに第六感が女性よりも働かない。理由は思考が圧倒的に優位だから。

男性は女性に比べて理論や理屈が大好き。女性は逆に理屈より感情が優位に立つ。別の生き物と言っても良いほど脳の動きに差がある。

戦争を起こすのはいつも男性だが、その理由は他者の痛みや苦しみを感じるという感性が鈍く、それよりも計算して利益が有るかどうかで物事を決めるから。



※今回の戦争でも世界中で反戦デモが起きているが、残念ながらそれでプーチンは戦争を止めない。反戦デモのプラカードや行進は人々の感情に訴えるが、プーチンにとって他国で人気が落ちようが嫌われようが大したデメリットにならない。

反戦デモが全てにとって効果が無いとは言わない。人々の感情に訴えることで世論に働きかけられるし、人気取りをしたい政治家もある程度政治的行動を移すパフォーマンスをするだろう。

ただ残念ながらプーチンに感情に訴えても効果が無い。彼が戦争を止めるには「戦争を続けるのは理屈で考えてもデメリットだ」と思わさなければならないが、それが中々難しいのである…。





またも脱線しかかったのでそろそろ結論に入ろうと思う。


「第六感」は思考が働きすぎたり感情が乱れていると全く働かない。

逆に言えば第六感を働かせやすくするためには思考や感情を鎮める訓練をすれば良いのである。


その訓練だが、有名なものに瞑想や呼吸法などがあげられる。あらゆる宗教で瞑想や祈りが行われていた理由も第六感を身に着ける為でもある。

そう書くと宗教などに忌避感を持つ人が敬遠すると思うが、最近は多くの人が瞑想またはマインドフルネスという名称で瞑想を日常に取り入れている人が増えている。


その大きなきっかけになった人物がスティーブ・ジョブズで、彼が瞑想を長年していたのもネットで検索したらすぐ出てくるくらい有名な話。

スティーブ・ジョブズの瞑想法に関しては興味のある方はネットで調べて貰えばいい話なので割愛。

その代わり、瞑想や呼吸法以外で第六感が働きやすくなる事をいくつか紹介して終わりにしようと思う。


簡単にいくつか挙げると

・夢からメッセージを得る

人気ひとけの少ない自然の中に行く

・散歩をする。軽いジョギングをする

・綺麗なものや可愛いものを眺める

・自分に心地の良い時間をに作って過ごす


等がある。

これらすべてが効果がある訳ではない。人それぞれ体や心の性質が違うので自分に合うものは人それぞれ。

試してみて、自分にとってものがその人にとってのベストな方法。時の脳波は大抵α波が出ていてその状態の時に閃きや直感が働きやすい。


例えば、散歩に行くと気分転換になって心地よくなる人にとって思考や感情が安定するいいきっかけになる。しかし、散歩が辛くて仕方ない人にとってはネガティブ思考や感情が湧き出てきて有効ではない。

猫好きな人が猫の動画を観るのが安らぎになって第六感が働きやすい脳の状態になっても、猫に興味の無い人にとっては動画を観る時間が無駄になる。


他人の意見ではなく心地よく感じるという「自分自身の」を判断基準にしてくださいね。それが第六感を磨く事にも繋がります。




★まとめ

・第六感が働きやすい状態は「脳波にα波が出ている時」。つまり時間を積極的に作る事が大切。


・私はもしかしたらダメンズウォーカー《ダメ男に貢ぐ女性》だ!と思ってしまった方も、を積極的に作って、他人よりまずは自分自身を大切にすることに専念してみてください。


それを続けることによって「自分を大切にすること」を覚え、「一人でも幸せ」と感じられるようになって来ます。

その上でご縁があればお互いを大切にしあえるパートナーに出会えるようになって来ますので。

ただし、クセというのは小さい頃からの積み重ねで簡単には変わりません。なので、焦らず数か月以上、じっくりと続けてくださいね。


注)「素敵な彼氏がいたら幸せ相手に幸せにしてもらおう」という依存的な思考がある人は手放してくださいね。そういう人は「素敵な彼女がいたら幸せ《相手に幸せにしてもらおう》」という男性と引き合って、数週間から数か月以内に色々起きて、最終的に破局がお約束のパターンですから…。

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