第七話
マーシャ・グレンヴィルには秘密がある。
いや、それはこのシーラント王国という国家が抱える秘密でもある。
マーシャが武術の世界に入ったいきさつは前に記したとおりである。
若く、血気にはやるマーシャは、とにかく剣によって名を上げることがグレンヴィル家の汚名をそそぐ方法だと考え、剣の修練に励む日々を送っていた。
そして、剣術試合などでだんだんと頭角を現し、その名は王国軍上層部にも知られることとなる。
マーシャが表舞台に立って二年ほど経過したころのことである。マーシャは、キディオン・ヘクルートなる人物に声をかけられた。このヘクルート、王国軍付属図書館主任会計補佐代理という、よくわからない肩書きを持つ四十半ばの男であった。小柄で痩せ型、頭髪は所々白いものが混じって薄い。いつまでも風采の上がらぬまま年齢を重ねてしまった男、というのがマーシャによる第一印象であった。
しかし、その肩書きは表向きのもの。実際の彼の業務は、表向きにできぬ汚れ仕事の一切を担当することであった。そんなヘクルートがマーシャに語って曰く
「決して日の目を見ることはないが、国にとって非常に大事なお役目があり、そこではお主のようなつわものを必要としている。どうだ、やってみんかね? もし、このお役目を全うすることができたのなら、今後グレンヴィル家を大いに取り立てることを約束しよう。それに……お主、雑魚どもと戯れるのに飽いているのではないか? お主が望むのなら、真剣勝負の機会をくれてやることもできよう」
なにやら具体像が掴めぬ話であったが、家の名誉を回復してくれるというならマーシャにとって願ったりである。
それに、ヘクルートの最後の言葉は、まさにマーシャの心を代弁するものだった。当時若干二十歳にして、マーシャに敵う相手はほとんどいなくなってしまっていたのである。
武を学ぶ者は、特にその力が伸び盛りのころには、誰しも実戦の場でその技を試してみたいと思うものだ。現在のマーシャからは考えられぬことだが、当時のマーシャもまた、心の奥底でその願望を燻らせていた。
そういうわけで、マーシャはヘクルートの誘いに乗ることにした。
ヘクルートがマーシャに与えた役目――それは、秘密部隊・通称「蜃気楼」の一員となることだった。
「蜃気楼」とは、この国で古くから連綿と受け継がれている暗部である。正式名称はなく、ただ「蜃気楼」と呼ばれる。その時代その時代の強者のみが選抜され、暗殺をはじめとした表沙汰にできない荒事を行うのがその役割だ。
隊員は、多くても二十人を超えることはない。マーシャのような武術家をはじめ、鉄砲や弓の名手、薬物や爆発物の専門家など、隊員の専門分野は多岐に渡る。隊員は普段はそれぞれ表向きの仕事――大多数は王国軍に所属する軍人だった――を持って日常を過ごし、たとえ肉親が相手でも自分の所属を明かすことは許されない。
月に数度、秘密の会合と訓練が行われ、実際に作戦が決行されるのは月に一度あるかないか。そして、その作戦はたとえば他国の間者の根城を襲撃することだったり、反王国的思想を持つ集団を皆殺しにすることだったり、他国と通じて王国の不利益となる貿易を行う豪商を暗殺することだったりと、どれも血なまぐさいものばかりであった。
無論、それまでは真剣で人を斬ったことなどなかったマーシャである。初めて人を手にかけたときは、斬った肉の感触と断末魔の悲鳴がずっと脳裏に焼きつき、しばらくは後悔と自責の念で眠れぬ夜を過ごしたものだ。
しかし、件の通り魔が語ったように、人一人を斬るごとに、その経験が血肉となってマーシャの剣を更に冴え渡らせる。これは、剣士であるマーシャにとって耐え難い快感であった。
(まさに、あれは麻薬だった)
と、のちにマーシャは振り返る。
人を斬る嫌悪感は徐々に薄れていき、人を斬ることに陶酔感を感じるようになるまでには、それほど時間はかからなかった。罪悪感が完全に消えることはなかったけれども、
「これは王国の利益のためのお役目である。お前たちがいなくとも、誰かが必ずやらねばならぬことなのだ。誇りを持って作戦に挑むべし」
と常々言い含められており、この言葉がが心の拠りどころとなった。自分はただ徒に人を斬っているのではない。国王陛下のため、国に仇なす逆賊を成敗しているだけだと自分に言い聞かせたのである。
時には凄腕の剣士と真剣を交え、時には圧倒的多数の相手と闘い、時には鉄砲を相手にすることすらあった。ひとつ間違えれば容易く落命してしまうような状況下で、マーシャは痺れるような快感に打ち震えながら剣を振るい、その技はますます冴えていく。
「蜃気楼」の死神姫、などと仇名されるようになったころには、眉ひとつ動かさず人を斬ることができるようになっていた。
表では王国最強の剣士として、裏では恐るべき殺人者として。そんな日々が三年ほど続いた。
ある日、転機が訪れる。
マーシャにとっては決して忘れることのできないその日。「蜃気楼」は、とある寺院の急襲計画を実行した。寺院というのは表向きで、反王国的思想を持つ集団の根城であるというのがマーシャが作戦前に聞いた話であった。襲撃は夜に行われ、一方的な虐殺で幕を閉じた。
あまりの手ごたえのなさに拍子抜けするマーシャであったが――数日後、戦慄の事実が発覚する。その寺院が反王国思想家の根城であるというのは、全くの誤認だったのだ。
事前調査に手抜かりがあったのか、情報伝達になんらかの齟齬があったのか――「蜃気楼」隊員たちに原因は語られなかったが、ともかく件の寺院は全く普通の寺院で、虐殺されたのは何の罪もない僧侶たちと、泊り込みで奉仕活動をしていた若者たちだったのだという。
「蜃気楼」は国のの権力中枢に直接連なる部隊であり、多少の「こと」ならもみ消すことは可能である。しかし、殺された奉仕活動中の若者の中に、某大貴族の息女が含まれていたとなると話は違ってくる。
表沙汰にこそされなかったものの、「蜃気楼」およびそれを運用していた上層部には厳しい追求が及び、何人もの重役の首がすげ変わる事態となった。「蜃気楼」の実質的責任者であったヘクルートも当然罷免され、当時「蜃気楼」に在籍していた隊員は全てその任を解かれた。この件に関して厳しい緘口令が敷かれたのは言うまでもない。
さて、マーシャはこの事態に大きな衝撃を受ける。「蜃気楼」の任を解かれたことなどはどうでもよかった。自分が無実の人間を斬ってしまったことに、大きな自責の念を感じたのである。
もしかしたら、今まで斬ってきた人間の中にも今回のように無実の人間がいたのでは――いや、もっと穿って考えてみれば、それこそ軍上層部の誰かが私欲のために「蜃気楼」を動かし、邪魔者を排除することすら可能だったはずだ。
それまで気付いていなかった――いや、意図的に考えないようにしていたのかもしれない。マーシャは、今更ながら自分が行ってきた所業がいかに恐ろしいことであるか思い至った。
軍において、上からの命令は絶対である。作戦自体が間違っていたのなら、作戦の立案者とそれを承認した者に非がある、というのが一般的な認識であろう。
しかし、マーシャはそう割り切った考えができるようになるには若すぎた。
(国のためだと命令されて仕方なく――そんなことは、言い訳にもならぬ)
以来、食物は喉を通らず、夜毎悪夢でうなされる。
両手を見ると、今まで斬ってきた者たちの血でどす黒く染まっている。鏡を見ると、顔や身体も返り血で真っ赤だ。足元を見れば、無数の手が地面から伸び、マーシャを地獄へと引きずり込もうとする。そんな幻まで見えるようになった。
ひと月ほどでマーシャは見る影もなくやつれ果て、精神が壊れる一歩手前まで追い込まれていた。いっそ世を儚むことすら考えた。
しかし、そんな彼女に助言する者がいた。それはヒューゴ・プライスという、マーシャより十五ほど年上の男だ。彼もまた「蜃気楼」の一員で、剣の腕こそマーシャに及ばぬものの、冷静な判断力と調整能力が買われて「蜃気楼」の実働部隊隊長を務めていた。真面目で一本気、人格的にも優れた男で、「蜃気楼」の任務のとき以外も軍人として多くの部下に慕われていたという。
「お前が悩むのはもっともだし、俺とてその気持ちは充分にわかる。しかし、責があるのは上層部とヘクルート殿、それに俺だろう。あまり気に病むな」
と、プライスは優しく諭すようにマーシャを励ました。
「しかしプライス殿。私は、命令だからと言い訳をして、自分の頭で物を考えることを放棄していました。責がないとは到底言えませぬ」
「それなら、隊長の俺に一番の責任がある。不審な命令に否と言うことができなかったのだからな……とにかく、自決などという馬鹿げた考えは止せ」
「しかし、死んだ者たちに、なんと詫びればよいのか。遺族に謝罪しようにも、私が斬ってきた者たちはどこの誰ともわからないのです」
「蜃気楼」の任務では、たとえば「今度の相手は某国の間者六名である」といったふうに、対象に関するおおよその情報こそ渡されるものの、詳細までは知らされなかった。機密漏洩防止のためである。
「この上は、死をもって償う以外に方法が見つかりませぬ」
「お前が死んだところで、殺してしまった者たちが浮かばれるわけではあるまい。生きて償う道を探すことはできぬのか」
「…………生きるのが、辛いのです。今こうしている間にも、死者たちの声が私を苛むのです」
「だからといって、死を選ぶというのは一番安易な方法ではないのか? それは、こころ弱き者のやることだ」
「……確かに、私のこころは脆弱であったのかもしれません。技を鍛えることにのみ執心し、こころを鍛えることを怠っていました」
話せば話すほど、マーシャの気持ちは沈んでいく。プライスは、頭を掻きながらなおも言葉をつむぐ。
「いいか、人間は誰しも罪を抱えて生きている。国の平定のため、自国の利益を守るためと大義名分を掲げて戦を起こし、何万という人の命を奪っておきながら、英雄とあがめられのうのうと生き続ける人間は世界中に――いや、この国にだってたくさんいただろう」
「プライス殿、それは……」
不敬罪にも取られかねない発言に、マーシャが冷や汗を流す。
「とにかくだ、罪の意識に苛まれるということは、お前が人として大切なこころを失っていないということだ」
「……そうなのでしょうか。死神姫などと渾名されたこの私が……」
「ああ。正直、俺もお前の働きっぷりを見て少し心配だったんだ。こいつはヘクルート殿か誰かに操られたからくり人形なのではないか、とな」
「プライス殿、それはあまりなお言葉です」
「冗談だ。……ようやく、笑ってくれたな」
マーシャは、自分が笑顔を浮かべていることに気が付いた。さして上手い冗談ではなく――むしろ場合によっては悪趣味な冗談になるかもしれない。しかし、どちらかといえば堅物かと思っていたこの男の精一杯の冗談に、こころ打たれるものがあったのだろう。
「いやはや、柄にもなく熱く語ってしまったな。とにかくだ。気晴らしでもして身体と心を休ませろ。いいな」
「……わかりました。少し、考えてみます」
さりとて、剣一筋に生きてきたマーシャである。気晴らしのやり方すらわからぬ。いかに気晴らしするか、ということをくそまじめに悩んだ末、思い浮かんだのが観劇であった。亡母が芝居好きであり、幼い頃数度芝居に連れて行ってもらったことを思い出したのだ。
そのとき観た芝居の筋は、ゆえあって一線を退き、王都の下町に居を構えるかつての名剣士が、その剣技と知略を用いて庶民の敵の悪徳商人や悪徳官吏を懲らしめるというものだ。
内容としてはありふれた人情話なのだが、主人公の老剣士の泰然としながら茶目っ気があり人情深い人物像と、世俗の名誉を捨て去った生き方にマーシャは感じるところがあった。この芝居はあくまで創作で、現実にはそう上手くいかないだろうということは承知しているのだが――こういう生き方をしてみたい、そう思うようになったのだ。
そうして、マーシャは現役を退く決意をする。マイカの尽力で今の住まいを手に入れ、市井の人々とのふれあいの中でマーシャは徐々に人間性を回復していった。
こうして、今のマーシャという人物像が形成されたのである。
かつて人斬りの快楽に捕われ、そして激しい自責と後悔に苛まれた身には、件の通り魔の言葉は聞くに堪えないものだったことだろう。通り魔に向けられた怒りは、その実かつての自分に対する怒りだったのかもしれぬ。
――これが、マーシャが抱える秘密である。
マーシャが通り魔男を警備部に突き出した数日後のことだ。
警備部第五分隊長のコーネリアスが、桜蓮荘を訪れた。
「いやあ、此度のご協力ありがとうございました。いつまでも犯人逮捕できない無能集団、とのそしりも免れぬと覚悟しておったのですが、助かりました」
コーネリアスが軍から出された報奨金を手渡そうとするが、マーシャはこれを固辞する。
「そう仰るだろうと思いましてな。これならお納めいただけるか」
と、コーネリアスが取り出したのは、三本の酒瓶である。随分古びていてラベルはぼろぼろ、文字も掠れている。およそ贈答品とは思えぬ見た目であるが、それを見た瞬間マーシャの両目が輝き出した。
「おお……これは……! かの有名な醸造家、サヴィアーが晩年に残したという……まさかお目にかかれる日が来ようとは……コーネリアス殿、これをどこで?」
「去年死んだ父があなたと同じく酒好きでしてな。その父が秘蔵していたものですよ。私も妻も酒はやりませんので、持て余しておったんです」
それは、名人と謳われたた作り手による、古いワインであった。その作り手は既に死去しているため、ワインの現存数は少ない。充分な熟成期間を経ているため、その価値は更に高まっているだろう。
「しかし……売りに出せば、かなりの値がつくはず。それも三本も。なおさら受け取るわけには……」
「いいんですよ。近頃は、投機目的で希少な酒を買いあさる連中もいると聞きます。しかし、飲まれてこそのワインでしょう。あなたのような愛好家に飲んでもらったほうが、この酒もこれを残した父も喜ぶってもんです」
「――わかりました。それでは、ありがたく頂戴しましょう」
コーネリアスの言葉に説き伏せられ、マーシャが酒瓶を受け取った。
「それで、調べのほうは進んでいますか?」
「ここだけの話、あの男、とある地方領主の跡取り息子だったらしいのです」
なるほど、マーシャの予想通りであった。
「その父親というのがよほど力のある貴族らしく……上から釈放するよう遠回しに圧をかけられまして」
「それで、どうされたのですか?」
「無論、そんな要求は突っぱねましたよ。ただ、私がこのたびの件を担当しているうちはいいのですが、上には容疑者の身柄を
コーネリアスは、なんともやり切れぬといった苦渋の表情を浮かべる。責任感に篤いこの男としては、辛いところだろう。
「心中お察しします」
「いや、なんとも嘆かわしい世の中ですよ」
「して、あの男からはなにか聞き出せたのですか?」
「多少は。しかし、半狂乱になったり気が抜けたように動かなくなったりと、なかなかに骨が折れる相手で」
「やはり、麻薬の類を?」
「医者に言わせればそうらしいですな。禁断症状というやつが出ているのだとか。しかし、正気に戻ったときも、がたがたと震えてまるで見えない幽霊にでもおびえているような様子です。やつめ、よほど恐ろしい目に遭ったと見える」
と、コーネリアスがちらりとマーシャの顔をうかがう。マーシャは苦笑するしかない。
「どうも、幼い頃から血を好む性向があったようですな。お父上が別のことで発散させようと剣術をやらせたのが逆効果だった。腕が上がれば上がるほど人を斬りたいという欲求が強くなり、とうとう通り魔となってしまったと」
「…………」
男の自供になにか思うところがあったのか、マーシャはじっと黙り込む。
「酒場などに顔を出し、腕が立ちそうな人間を選んでは後をつけ、犯行に及んだらしいですな」
あの晩「銀の角兜亭」に現れたのも、獲物を探すためだったのだろう。
「例の麻薬らしきものの出所については?」
「それに関しては、『街で売人から買った』以上のことは吐きませんでした。あの小瓶も薬学の専門家に調べさせたのですが、検体が少なすぎてなんともわからないということです。とまあ、男から聞き出せたのはこんなところです」
コーネリアスは多少の世間話をしたのち、マーシャの部屋を辞した。
夕刻になると、マーシャは部屋を出て「銀の角兜亭」に向かった。店内には、マーシャも顔なじみの常連客が数組と、この時間帯のこの店にしては寂しい。雰囲気もどことなく沈んでいる。
すべて通り魔事件の影響であった。呑みに来る客は減り、しかも皆長居せずに帰っていくものだから、店としては商売上がったりである。
デューイ少年も、夜は物騒だということでここの手伝いはしばらく控えているらしい。
マーシャは店に入るなり、
「店主、棚の右側の……ああ、それだ。それを一本開けて、今日来ているお客さん皆に振舞ってくれ」
と頼んだ。二十年以上の熟成期間を経た、ウイスキーのひと瓶である。
「一本丸ごとですかい? 少々値が張りますよ、こいつは」
「ああ、構わない」
そう言って、マーシャが代金を先払いした。
「そう仰るなら……でも、どうしたんです? 急に」
「ダイアー殿を
「本当で? たしかに、そいつはめでてぇ話だ。皆、聞きましたかい?」
客たちは頷き、
「ああ、これで安心して眠れるってもんだ」
「いやあ、おっかねぇ通り魔がいなくなったんなら、今日は梯子酒だな」
「警備部も、たまにはまともに働くんだな」
と、口々に安堵の息を漏らす。
「店主、無礼は承知しているのだが……こいつを開けてくれないか? 持ち込み料くらいは払わせてもらうので」
マーシャがカウンターに置いたのは、先ほどコーネリアスから受け取ったワインの瓶である。
「いえ、持ち込み料なんぞ要りませんや。それじゃ、失礼して……」
店主がマーシャの前にグラスを用意すると、
「ああ、グラスをもうひとつ頼む。『そこ』へ」
マーシャが指差したのは、二つ隣の空席。あの晩クレイグが座っていた場所で、そこは彼の指定席だった。
店主は心得たように頷き、慣れた手つきで二つのグラスにワインを注いだ。
「ワインはさほど好まれなかったように記憶しているが……あなたを殺めた男に始末をつけた記念の品ゆえ、今日のところはお付き合いください」
そう呟くと、誰もいないはずの席に向かい、グラスを掲げるのだった。
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