第1話への応援コメント
Youlife様
お伺いが遅くなってしまいました。ごめんなさい。
つい先日また大きな地震が起こって、被災地の方々は心配な夜をお過ごしだったろうなと思いました。
忘れてはいけないことですよね。そして伝えていくことの大切さを改めて思い出しました。素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
涼月さん、コメントありがとうございます。
そうですよね……こちらもかなり揺れました。あの晩は眠れませんでした(汗)。昨年も同程度の地震があったばかりなのでしばらくは無いかな?と思ってたので「また起きたのか」という無力感が相当大きいです。
この作品では、被災地はもちろん、それ以外の地域の方にもあの日のことを忘れずに語り継いで欲しいという想いを込めて書きました。10年以上経つとさすがに記憶が薄れ始めるので、このKACがちょうどいい機会になったかな?なんて思っています。
こちらこそ、この作品を読んで感想を寄せていただき、ありがとうございました。
第1話への応援コメント
当時、偶然にも旅行で山形の内陸にいました。震災の前々日には仙台の若林区にも行っていました。
本当に凄まじかったのを、このお話から思い出しました。壮絶な話も多かったですよね。
でも、本当の戦いからそこからで、今も東北以外の人には知られず、続いていると聞きました。
もう11年。されど11年。
人の心は難しくとも、せめて自分の中だけでも風化しないよう、心に留め置きたいと思います。
よいお話をありがとうございました。
作者からの返信
ユトさん、はじめまして。コメントと素敵なレビューまでいただき、ありがとうございます。
当時東北にいらしてたんですね。
山形は東北の中では比較的被害が小さかった記憶があります。もし前々日と当時の訪問場所が逆だったら大変だったのでは、と思います。
僕は間近に海があるなので、被災した人から様々な体験談を聞きました。津波に巻き込まれて流されそうになった人もいて、本当に壮絶だったようです。
僕が悔しいと思うのは、11年という時が過ぎ、東北以外では過去の出来事になってしまっていることです。
今も復興がまだ道半ばな所もありますので。特に原発周辺の辺りは、今も風景が11年前のままです。
ただ、僕自身も徐々に記憶が薄れつつあったので、このタイミングであの当時の記憶をしっかり文字に残しておこうと思いました。
ユトさんも、いつまでも心に留め置いて頂けると嬉しいです。こちらこそ、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
第1話への応援コメント
あれから十一年。
林平のように自然を軽視する者も再び増えつつある状況となりました。
構成を変え、表現を変え、色々な者たちが語り継ぎ、警鐘を鳴らさなければならないテーマでもありますね。
経験無くして、第六感は研ぎ澄まされないものだなぁと感じました★★★
作者からの返信
愛宕平九郎さん、コメントと評価をいただき、ありがとうございます。
そうですね、もう十一年も経ってしまいましたね。
そして、時が経つにつれ、あの時得られた教訓を忘れた人も見受けられるようになりました。次第に震災を知らない、経験しない世代の人がこれから増えて行くのも心配です。だからこそ、おっしゃる通り語り継ぐことが大事なのかな?と思いました。
おじいちゃんの利吉の「第六感」は、経験と代々受け継がれた言い伝えの積み重ねだと思います。これからまた災害が起きた時に備え、誰もがこの「第六感」を持てるようになれば、と思いますね。
第1話への応援コメント
訪問遅くなって申し訳有りません。
最後まで読ませていただきました。
こういう、楽観バイアスにやられやすい人が、避難の妨げになるんだ。
そう思いながら、読み進めておりました。
それでも、利吉さんは見捨てなかったのですね──。
本音を言えば、そういう人にこそ生きていてほしかった。
そんな、気持ちさえ湧いてしまいます。
昔の人は、そんな個人の心理まで踏まえた上で、「てんでんこ」の思想を作り出したのだとお思います。
現代では、もしかしたら自己犠牲の行動のほうが称賛されて、こういう考えはそぐわなくなっているのかも知れません──。
防災企画、ご参加いただきましてありがとうございます。
ひょっとしたら、こういう企画もカクヨムにはそぐわないのかも知れないとおもいつつ、次の来たるべき「本命」に備えてほしいと思い、この企画を立ち上げました。
今年は、1日目から、あんな事が起こってしまいました。
どうか、人ごとと思わずに、一人ひとりがもう一度備えてほしいと願うばかりです。
素敵な作品をありがとうございました✨️
作者からの返信
天川さん、はじめまして。感想ありがとうございました。
この作品を書いたのは二年ほど前なのですが、ちょうど企画的にこの作品が合うかな? と思って参加させていただきました。
楽観バイアス……そうですね、どうしてもこういう考え方に走る方はおりますね。僕は東日本大震災の被災地に住んでいるのですが、当時も本震数日前の地震や本震の津波第一波だけ見て、大したことがないと判断した方がいたようです。
そんな教訓から、この作品で焦点を当てたのは「逃げる」こと……まさに「てんでんこ」の言い伝えに近いかもしれません。
利吉の取った行動は、仲間を見捨てなかった賞賛すべき「自己犠牲」なのかもしれませんが、「てんでんこ」の考え方からすればそうではないかもしれません。彼には生きていてほしかったです。今の世に生きる人たちに海の恐ろしさを伝えていくためにも。
防災企画はカクヨムでは稀有かもしれませんが、小説を通して作者と読者が災害についての意識を高めあう機会としてすごく有用だと思います。
今年はしょっぱなから悲しい出来事が起きてしまいましたね。
でも、それがきっかけで防災への意識が改めて高まったように思います。
こちらこそ、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!