第3章「三年生」

登場人物紹介

日車団吉ひぐるまだんきち

主人公。名前のせいで笑われて一人でいることが多かったが、だんだんと友達も増え、頼れる男になってきた。優しくて可愛いせいか人生初のモテ期が来ているが、本人は気づいていない様子。相変わらず勉強はできる。


沢井絵菜さわいえな

ヒロイン。彼女も一人でいることが多かったが、団吉や友達のおかげでだんだんと笑顔も増え、可愛い女性になってきた。三年生では絶対に団吉と一緒のクラスになりたいと今から念を送っている。相変わらず女性の勘は鋭い。


火野陽一郎ひのよういちろう

団吉の一番の理解者。体育委員長になり、爽やかイケメンで部活の同級生にも後輩にも慕われる存在。団吉がモテるようになってきて嬉しく思っている。一度ケンカもしてしまったが、高梨とは仲良くお付き合いしている。


高梨優子たかなしゆうこ

絵菜の一番の理解者。女子バスケ部の部長になり、忙しい毎日を送っている。高身長で美人で何でもできそうだが、数学は苦手。相変わらず年下の女の子が大好き。東城もターゲットに入り、食べ頃はいつかと狙っている。


日車日向ひぐるまひなた

団吉の妹。ついに好きな男の子ができたが、兄を慕うのはこれまで通りで兄に甘えっぱなし。まだまだ子どもっぽいところがあり、いつも団吉が心配しているが、離れられると兄的には寂しいと団吉は思っているらしい。


沢井真菜さわいまな

絵菜の妹。大変な目にあうことが多い子だが、しっかりとした心を持ち、乗り越えてきた。姉と同じくらいお兄様が大好き。たまにぶっ飛んだことを言う癖は相変わらずで、団吉はいつも驚かされてしまう。


大島聡美おおしまさとみ

団吉のクラスメイト。生徒会で書記をしており、目が綺麗で美人だが、恋の噂が全くない。本人は団吉のことがずっと気になっている。結局二年生でもテストで団吉に勝つことはできなかった。いつか勝てるのだろうか。


東城麻里奈とうじょうまりな

団吉の後輩。ついに団吉と同じ学校に通う夢が叶った。可愛らしい見た目ですぐにくるんと回りがち。アイドル活動もこれまで通り頑張っていて、メンバーからも好かれている。天野の気持ちには気づいていない様子。


木下大悟きのしただいご

団吉の同級生。本やアイドルだけでなく、パソコンにも詳しいので団吉はアドバイスをもらい助けられた。女性と話すときに挙動不審になってしまうのは克服できていないが、ついに杉崎という大事な人ができた。


中川悠馬なかがわゆうま

団吉の同級生。サッカー部部長と風紀委員長になり、さらに頼られる存在になったイケメン。自分の意見をしっかりと言うことができるので、団吉は何度も救われた。女の子の友達は多いと思われるが、恋はしていないのか?


杉崎花音すぎさきかのん

団吉の同級生。絵菜を慕い、団吉をからかうのは相変わらずだが、ついに木下という大事な人ができた。恋をすると乙女で、恥ずかしがりやという一面が見れた。胸が大きいので大島は羨ましいと思っている。


大西浩二おおにしこうじ

団吉の担任の先生。まだ結婚はしていないが、最近独身であることをいじられるのが減って、逆に寂しいとか。授業は相変わらずハイスピードで、ついていけない生徒がいる模様。団吉を困らせるテストにしたいと思っている。


日車沙織ひぐるまさおり

団吉と日向の母。結局二年生編でも名前は一度も出て来なかった。団吉と日向を陰ながら支え、母としての意見もしっかりと言える。最近リモートワークも増えてきたようで、寝坊したりおっちょこちょいな面も見れた。


沢井佳菜さわいかな

絵菜と真菜の母。子ども二人が大変な目にあったのは自分のせいだと、思うところもあったみたいだが、これからも二人を守っていこうと決心。団吉と日向を気に入る。日車母とも仲良くランチに行っているらしい。


富岡愛莉とみおかあいり

団吉のクラスメイト。図書委員長にもなったおとなしい三つ編みの女の子。本が好きでBL系の本をよく読んでいるが、影響されているのかたまに妄想で暴走することがある。団吉と本の話をしている時が楽しいらしい。


相原駿あいはらしゅん

団吉のクラスメイト。めんどくさいことが大嫌いで、学校もサボったりしていたが、団吉と出会って変わっていった。運動がけっこう得意で、足は火野と同じくらい速い。遠く離れた地に想いを寄せる女性がいる。


天野蒼汰あまのそうた

団吉の後輩。生徒会で会計を務める、しっかりした男の子。東城と一緒のクラスで、ずっと前から好きでいるが、東城が団吉の話をするのが面白くなかった。今は団吉を慕っている。いつか東城に告白できるのだろうか。


佐久本慶太さくもとけいた

団吉の先輩。元生徒会長。独特の話し方と人を下の名前で呼びたがるところがあり、人の目を見てその人の特徴を掴む観察眼は鋭いものがある。勉強もけっこうできる。絵菜のことを気に入って、団吉はヒヤヒヤしている。


九十九伶香つくもれいか

団吉の同級生。生徒会長で、学年トップの秀才。名前をからかわれるのが大嫌いで、冷たい態度をとった結果、友達が少なくなった過去を持つ。団吉のそばにいると居心地がいいらしい。切れ長の目で美人である。


北川詩織きたがわしおり

保健の先生。優しくて美人で生徒の人気もあるのだが、独身なのはなぜだろうかと生徒の噂になっている。長いこと彼氏がおらず、いい男がいないか狙っているらしい。自分の意見もあり、芯はしっかりしていると思う。


長谷川健斗はせがわけんと

日向と真菜のクラスメイト。ずっと日向のことが好きで、諦めきれずに二度目の告白。日向からも好きという気持ちが聞けて、嬉しくて仕方ない。団吉のことは以前から日向や真菜から聞いていて、すごい人だと認識している。





数日お休みをもらって、三年生編が始まります。

今noteでもこの三年生編を連載しており、場合によっては追いついてしまう可能性があります。

それまでは毎日更新でいこうと考えています。

三年生編でも最初にそれぞれ簡単な説明が入ります。そちらもぜひお楽しみください。

何卒、よろしくお願いします。

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