笑われても、君が好き。

第2章「二年生」

登場人物紹介

日車団吉（ひぐるまだんきち）

一応主人公。読書が好きな男の子。名前が変わっているので笑われてきた。優しくて可愛い顔をしているとよく言われるが、本人はあまり気づいてない様子。最近は色々な人に驚かされることが多い。昔から勉強がかなりできて、教えるのが上手い。

沢井絵菜（さわいえな）

一応ヒロイン。肩までの長さの金髪で化粧も少しだけしており、見た目はけっこう目立つが、怖がりで寂しがりやで心配性な面もある。女性の勘が鋭い。最初は言葉も乱暴気味だったが、だんだんと丸くなってきた。

火野陽一郎（ひのよういちろう）

団吉の中学からの友達。高身長の爽やかイケメンで、女子からの人気も高い。足の怪我が治りサッカー部に入ることができた。待ち合わせには必ず早く行く。勉強は団吉に頼りっぱなし。

高梨優子（たかなしゆうこ）

絵菜の幼稚園からの友達。ずっと絵菜に話しかけたり絵菜のことを心配したりしていた。高身長で美人でスタイルもよく、いいにおいがするとのこと。年下の女の子が大好きで、ちょっと暴走してしまうことも。

日車日向（ひぐるまひなた）

団吉の妹。家事もこなす元気で明るい女の子。兄のことが大好きすぎて、いつもくっついているのを兄的にはどうにかしてほしいと思っている。自分の恋愛はまだまだよく分からない様子。

沢井真菜（さわいまな）

絵菜の妹。可愛らしくて言葉も丁寧でしっかりしているが、たまにとんでもないことを言ってしまう癖がある。姉のことが大好き。火野と話すときにカッコよくてちょっとだけ緊張してしまう。

大島聡美（おおしまさとみ）

団吉のクラスメイト。学級委員をしていて、勉強もよくできるのだが、いつもテストで団吉に負けていることが悔しくて仕方ない。でも団吉のことが気になっている様子。目が綺麗でけっこう美人らしい。

東城麻里奈（とうじょうまりな）

団吉と偶然知り合った、可愛らしい女の子。アイドルグループ「メロディスターズ」のメンバーで、アイドル活動と学業を頑張っている。丁寧な口調で礼儀正しい。団吉のことが気になっている。

木下大悟（きのしただいご）

団吉のクラスメイト。メガネが光る読書とアイドルが好きなオタクくん。団吉と気が合う。女性と話すときに少し挙動不審になってしまう癖がある。メガネを外すとけっこう可愛いらしい。

中川悠馬（なかがわゆうま）

火野と同じくサッカー部に所属する、茶髪のイケメン。女子に人気があるので団吉は羨ましいと思っている。最初は高梨を狙う嫌な奴だったが、実はサッカーが大好きな熱い人。勉強はあまりできない。

杉崎花音（すぎさきかのん）

団吉のクラスメイト。茶髪の今どきのギャル。独特の口調とノリで色々な人に話しかけるが、絵菜に憧れていてなかなか声をかけられなかった。団吉をよくからかう。大島といいコンビかもしれない。

大西浩二（おおにしこうじ）

団吉たちの担任の先生。熱い人だが、独身であることをよく生徒にいじられて困っている。生徒のことをよく見ているいい先生だが、熱すぎて授業内容もハイスピードでついていけない生徒が出ている模様。

日車沙織（ひぐるまさおり）

団吉と日向の母。唯一名前が一度も出てきていない。夫と死別後、一人で子どもたちを育ててきた。料理が得意。勘が鋭く、子どもたちのことも色々気がついているのかもしれない。

沢井佳菜（さわいかな）

絵菜と真菜の母。丁寧で礼儀正しく、口調は真菜と似ている。絵菜がいつも一人でいることを心配してきた。絵菜が中学生の頃は学校にも呼び出されていたが、絵菜を怒ったことはないらしい。

一年生編の最後でお伝えした通り、二年生編は基本的に一日一話更新となります。

一年生編では算用数字を使ったり漢数字を使ったりとバラバラの表記でしたが、二年生編では全て漢数字に統一しております。途中で気になったのですが一年生編が長すぎて修正する気力がありませんでした……。

二年生編から読んでも分かりやすいように、最初に説明が入ります。そちらもぜひお楽しみください。

それでは、よろしくお願いします。