着面は市民の義務である。への応援コメント
すごい…圧巻!こういう設定を瞬時に作ってのめり込ませる手腕は流石だなと思います。今まで感じてきたものが全て面が与えてきた情報だと思うとゾッとしますね。
老人は、妻だと思っていたものが死体だった。この主人公は仮面を外した時に何を見たのでしょう。ここで切るところがまた、薄気味悪い余韻を残しますね。面白かったです!
作者からの返信
いやー、それが結構難産だったのよこれ。「第六感が冴えるお面」ってところになかなか辿り着けなかった。
お面が情報を得るツールなんだよね。それがなくなるとどうなるのか。
ある意味、ネットやスマホがなくなったら……に近いかな。どうだろう。
楽しんでもらえれば何よりです!
着面は市民の義務である。への応援コメント
隠すため、という意味を持つことの多い面に誠をのせるのがとても面白かったです。
独白する老人も好みでした!!!
作者からの返信
お面は隠すものと同時に役を得るもの、かとも思いまして。「役を得る=能力を得る」みたいにしてみました。
老人気に入っていただけて嬉しいです!
着面は市民の義務である。への応援コメント
うわぁ……。
面白いね。
お面を取ったとき、そこに何が見えるのか。
考えると、ゾッとするお話。
どっちが幸せなんだろうね。
作者からの返信
うわぁ……砂漠だ……(嘘だよ)
面白かったならよかった!
砂漠ならお面の外に何を見るかな? ネットにいる以上、砂漠もこのお面をかぶっていると思うよ。
お面がないとのあるのと、どっちが幸せか。外している人も意外といるよね。
着面は市民の義務である。への応援コメント
ひええええ、すごい、これはすごい!!
続きが気になりすぎてぐわっと来ちゃった❗
仮面の外の世界は……
知らぬが仏、とよく言ったもので……
作者からの返信
いやー、そんな褒めると色々出しちゃう。
よく掲示板なんかであるよね。「俺とお前しかいなかったんだ」ってやつ。そんなほんのり恐怖もあれば嬉しい。
知らなかった頃の方が確かに幸せだったかもね。
着面は市民の義務である。への応援コメント
うわぁあ。これはまた。
設定にゾクゾクしました。
果たしてお面を外したその目の前の世界はどうなっていたのか。全て人々もお面からの情報に踊らされていたのか…真実ってなんだろう、そう思わされるような面白いお話でした!
ありがとうございました!!!
(体調が早く良くなりますように!ひっそり祈っております)
作者からの返信
僕も好きな設定です。ヨーロッパの塀に囲まれた城下町みたいなイメージで書きました。
お面を外した先に見たもの。今まで自分が真実だと思って見ていたものが崩れた先にあるもの。悲しい現実か、一夜の夢か、なんてね。夢と現実の区別がつかない状況で書くとこんな話が。
昨日はしんどかったけど今朝は平気そう……? かなぁ。ご心配をおかけします。
着面は市民の義務である。への応援コメント
「素顔を隠す」仮面を付けると「真実が見える」という、矛盾を孕んだ設定に惹かれます。
「真実」って何なんでしょうね。彼らは何を見ているんだろう。
「正義」に近いのかもしれませんね。多くの人が信じれば、それで成り立ってしまうような。
仮面を外した主人公は何を目にするのか。
いろいろ深読みしたくなるお話でした。面白かったです!
作者からの返信
お面をつけてる時はお面をつけた他人の顔はどう映るのか。確かに矛盾ですね。こういう話、本当は好きです。
「真実」とは何か、ぼやぼや考えながら書きました。確かに「多くの人が信じるもの」なのかも。むしろ「信じたい」とすがるような……?
リドルストーリー風にしました。彼が見たのは……というのは、真実なのか、水槽の中の脳なのか。
楽しんでもらえれば幸いです。こちらこそありがとうございました!
着面は市民の義務である。への応援コメント
ごきげんよう、不思議な、そして静かに恐ろしい物語、ありがとうございます。
そうか、面は「自分を隠す」手段という意識が私にはあったのですが、これは逆、見たくないものをみる為の、もしくは見たいと思ったものだけを見せてくれる面、だったのですね。
老人は、亡くなった愛する奥様ともう一度逢いたくて、霊を見る、そして容姿を見るだけではなくて、奥様を構成する全ての要素を「創り出す」機能を付けた。
無意識のうちに付与した機能が、哀しいことに愛を亡くした老人に「希望する現実」、仮想現実を提供する映写機に、面を変えたのでしょうね。
こうなると、素直で実直な市民にとっては、仮想現実を素直に受け入れるだけの「観客」に成り下がってしまうのでしょう、だってその面は、「望むもの」を投影してくれるのですから。
真実を知る、そのことの恐ろしさ、時には真実が齎す絶望、主人公は図らずも知らされてしまった悲劇。素直で実直という賛美が、無知であることの罪を覆い隠す残酷さ。無知の知、とはよく言ったものだと思いました。
静かに伝播してくる恐怖を背中に感じる物凄い掌編、ありがとうございました。
(「了」とあるので、完結、なんですよね? 連載中になっていますが)
P.S.
「面」や「仮面」と呼ばずに「お面」と呼ぶのが、なんだか可愛らしくて、飯田さまらしくって、好きです。昔お祭りで買ってもらった、お姫様のお面を思い出しました。
作者からの返信
ごきげんよう、今日はちょっと体調が悪くて。ホラー気味になりました。頭が混乱してて(でもKACやらなきゃとは昨日から思ってたので、かろうじて書けました)。
お面は確かに「自分を隠す」道具ですが同時に自分に属性も付与すると思うんです。演劇や表演に使われるお面のイメージです。「役になり切る」ためのお面。本作はそこからイメージを膨らませて、「属性を追加する→能力を付与する」という設定にしてみました。「真実を見る……ように感じられる」能力。
ネット界隈でよくありますよね。ネットの情報を真実だと思い込む。今回のお面が果たすところは現代で言うところのネットかな、って思います。情報を得るツールなのですが、やや偏向性がある。そのことに気づかずに使っている人が多数……。
連載中の件うっかりしてました! 駄目だなぁ。しっかりしないと。
P.S.
ちょっと照れますね(笑)。子供っぽかったかな。でもやっぱり「お面」って言いたくなります。不思議。
お姫様のお面ですか! お祭りのお面って何だかワクワクしますよね。素敵な思い出。
編集済
着面は市民の義務である。への応援コメント
すごーい。圧巻でした!!
何だろう……わかるかわかんないけど「週刊ストーリーランド」っていう昔の番組のなかで(そんなのがあったんですよ笑)体感したような、不思議で、ちょっと不気味な心地よさというか、魅力のある物語でした。個人的には好きだし、太朗さんだから書けたんだろうなあと(拍手)
お面って、不思議な魅力があるよねー。
そこと第六感っていうスピリチュアルな要素をうまく掛け合わせてるのが、流石。
設定も私では思いつかないものだし、最後はぞわわっ……として、お面を外した主人公がどんな光景を目にするのか、すごく気になりました……! 鳥肌!
作者からの返信
このコメント気づけてなかった。すまない。
ストーリーランド僕も見てた! 面白いよね。何か不思議なグッズくれる婆さんの話とか覚えてるよ。確かにあんな味付けになったかも……?
お面は怖いところあるよね。
違う自分になれる。
自分を隠せる。
魔力のある仮面、っていうテーマは昔から考えてたんだ。それを形にしてみた!
読んでくれてありがとう!