前世という魂のバグ
前世の記憶を持って、生きるということはかなり、生きづらい。
突然フラッシュバックが起きる。
それは感覚であったり、白昼夢の様に魂を絡めとる。
全盛期で起きていたのはおそらく20〜25年前となる。
一番最初に現れたのは、教会の女の子の意識。
燃える教会の中、マリア像を守れなかったと泣きながら、最期を迎えた。
赤い靴を欲しがっていた。
小さな女の子で孤児として、身を寄せていた教会で亡くなった。
そして次に現れたのは中国の領主。
国の為民の為と、考え自分にはない力として、スピリチュアルな能力を持つ2人を大切にした。
松蔭。梅霖。
その2人の力を受けたのが、長女である。
そして【真実の眼】と呼ばれていたのが次女。
各時代で縁があった人と共に、同じように縁を結んで絡まる糸。
また、ある時期はエンフィールドという名の騎士の時代。白い馬に乗り、戦いに勇んで行くような日々。
それでいて、繊細で優しい面を持ち合わせていたと聞いた。
そして一番主軸となるキーワードとなる前世。それは平安時代の陰陽師。とある方をお守りする為呪詛を阻止し、そして桜の木下で満月を見ながら暗殺されている。
この方を【にしき】と呼び、いつか転生するはずだと信じて疑わず、時代を超えて探していた存在がいた。
そして前世の因縁の如く、突き動かされ謎解きのきっかけとなってゆく。
その謎解きは5人のメンバーの人生をも巻き込んで…2021.8月から一気に謎解きの時間が進む。
4世代の前世それぞれの記憶を持ちつつ、私の基本性格の軸となる部分があるように捉えていた。
しかし、これは私の感覚であり、どこまで正しく追えているかは、分からない。
ただ、少しづつそれぞれの役目と想いを満たし、存在の影が薄くなって行った。
私は2021年まで1人でこの謎解きをしていた。
宇宙の理や催眠や気功にも長けている実業家の田辺が、ある時魂のバグと解説してくれたのをきっかけに、歴史に詳しい桜井を紹介してくた。
物事の森羅万象に通じる意味を考える久我とは、SNSで知り合い独自の解釈を展開してくれサポート。
パートナーとして共に歩く存在、是宮。実際多くの霊障案件のキーマンとやがてなってゆく。
全くもって心霊を信じない是宮を変えるほど、強烈な運命として巻き込まれて行く。
それはあまりに非現実すぎて…
ある意味ネタだろ?思う日々。
それに対して天照様は言うのです。
小説をかけと。ネタには困らんだろ。ペンを取れ武器を持てと言うのです。そして神託された事象は、3ヶ月から半年先の未来として、実際に出来事となることで、信じざるを得ない現実として、私たちの目の前に課題として現れていったのです。
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