滝野物語

第60話 黄瀬川篇・豆州篇 主要人物紹介

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　黄瀬川篇・豆州（ずしゅう）篇（※１）をはじめるにあたって、主要な登場人物の紹介ページを作成しました。

　この人物紹介については、登場人物が増えるたびに、書き加えていこうとおもっています。

　よろしくお願いいたします。

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　黄瀬川篇・豆州篇の主要人物

　滝野義直（たきのよしなお）…零落した武家の末裔。美丈夫。１６歳。愛馬は、『大食（おおづき）』。

　井澤石頭斎（いざわせきとうさい）…諱は重信。滝野家に代々仕えてきた井澤家の当主。義直を見守る、齢は五十を越えた爺。愛馬は、『赤稲（あかいな）』。

　伯言和尚（はくげんおしょう）…みかけは三十路の、豪傑肌の僧。以前は陸尊と名乗っていた。愛馬は、『黒稲（くろいな）』。

　青柳（あおやぎ）太郎・次郎…忍びの兄弟。両名とも、二十代。

　与太郎…滝野軍の雑兵。

　柳尾玄斎（やなおげんさい）…読みようによっては、劉備玄徳っぽい名前の医者。

　滝野義澄…滝野義直の祖父。

　滝野お幸…滝野義澄の娘。井澤重信の初恋のひと。

　井澤重兼…井澤重信の父。

　井澤重信の母

　井澤重信の弟

　源義経…滝野家の先祖。

　伊勢義盛…源義経の家来。『義盛百首』を記したとされる。

　花田元化…架空の人物。三国志に出てきて、たくさんの人を救ってそうな医者。この作品の『花田元化』は、華佗っぽいけれど華佗ではありません。あしからずご了承いただければと存じます。

　伊勢盛時…後世に『北条早雲』の名で知られる男。

　大道寺太郎…伊勢盛時の懐刀（ふところがたな）。

　荒木兵庫頭（あらきひょうごのかみ）…盛時の家臣。

　小太郎…盛時の配下の、忍びの頭領。

　吉左（きちざ）…忍び。小太郎の片腕。

　強面強次郎（こわもてすねじろう）…架空の人物。大道寺太郎の配下。大きなぎょろりとした眼と虎髭を持ち、『まるで古の張飛翼徳みたいなやつ』と人々に言われる、直情にして心優しい勇士。

　足利成氏…古河公方。

　品田某（しなだなにがし）…架空の人物。足利成氏の家臣。

　足利政知（あしかがまさとも）…８代将軍・足利義政の異母弟。初代・堀越公方。茶々丸、義澄、潤童子の父。

　足利茶々丸（あしかがちゃちゃまる）…堀越公方。

　足利義澄（あしかがよしずみ）…茶々丸の異母弟。１１代将軍。

　足利潤童子（あしかがじゅんどうじ）…茶々丸の異母弟。茶々丸に殺害された。

　円満院…武者小路隆光の娘。政知の妻（歴史上では正妻か側室かは不明）。義澄、潤童子の母。茶々丸に殺害された。

　足利茶々丸の母

　遅松策之介（おそまつさくのすけ）…架空の人物。茶々丸の寵臣。２１歳。

　籠田師吉（こもだもろよし）…架空の人物。

　籠田師許（こもだもろもと）…架空の人物。師吉の叔父。

　籠田師祥（こもだもろさち）…架空の人物。師吉の嫡子。

　布久思毛之介（ふくしものすけ）…架空の人物。師吉の寵臣。

　萩岡信賢（はぎおかのぶかた）…架空の人物。足利茶々丸に味方する老将。国見城・城主。

　萩岡信武（はぎおかのぶたけ）…架空の人物。萩岡信賢の嫡男。得物は、大千鳥十文字槍（おおちどりじゅうもんじやり）。愛馬は、『夜叉鹿毛（やしゃかげ）』。

　萩岡信久（はぎおかのぶひさ）…架空の人物。萩岡信武の嫡男。

　藤橋雪丸（ふじはしゆきまる）…架空の人物。萩岡信賢の小姓。

　亥蔵（いぞう）…架空の人物。萩岡家に仕える忍び。

　辰蔵（たつぞう）…架空の人物。萩岡家に仕える忍び。

　虎之井軽助（とらのいかるすけ）…架空の人物。足利茶々丸が国見によこした目付。

　笈川忠成（おいかわただなり）…架空の人物。萩岡家の重臣。

　笈川忠祐（おいかわただすけ）…架空の人物。笈川忠成の息子。

　海原國紘（かいばらくにひろ）…架空の人物。萩岡家の重臣。

　貫崖四郎（ぬけがけしろう）…架空の人物。国見の下級武士。

　納錦太助（のうきんたすけ）…架空の人物。国見の下級武士。

　風実鶏太郎（かざみとりたろう）…架空の人物。足利茶々丸の近習。

　未助（みすけ）……架空の人物。足利茶々丸に仕える忍び。

　皓瑾（こうきん）…周瑜公瑾に怒られそうな名前の坊主。

（※１）　豆州…伊豆のこと。