第3話 -能力の正体-

一体何が起きたのか

司は全くわからなかった

そうしてるうちに学校は終わった

そして司の元に駆け寄る輝


「司一緒に帰ろうぜ」


「帰るか」


いつもは普通に帰れるが今日だけは違った

裏路地でヤンキーに絡まれたのである


「おい!金出せや」


「司ど、どうする?」


「絡められちまったな」


「走って逃げるか?」


「おい!ブツブツ何言ってんだオラ!」


バシっ!

相手のパンチが腹に当たってしまった


「おい!輝大丈夫か?」


輝はあまりの痛みに立てそうにない

残るは司だけ


「次はオメェだ」


シュッ シャッ

相手のパンチが遅く感じる

なぜだろうか

司が華麗に避けると

相手に隙ができた


「今だっ!」


バンッ

また全身にイマズマが走った

司のパンチが強かったのか

相手は壁に吹っ飛ばされ

泡を吹いて気絶してしまっている


「司、お前ケェ、喧嘩強かったんだ」


なんとか輝は大丈夫だった


「輝無理するな、しばらく寝転んどけ」


司は不思議に思った

やっぱり自分に超能力が身についてることを


そしてその超能力とは

“身体強化”


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