第3話

ここの高校の弓道部は結構強いようで、弓道の練習場に入るといくつものトロフィーや表彰状が飾られていた。練習場に入って眺めていると1人の先輩が声をかけてくれた。

 「部活動体験?こっちおいでー。」

 「あっ。はい。」

 「俺は3年の八幡優馬やわたゆうまよろしく。弓道部気になるの?」

 「えっと。はい中学で弓道してて、あっ私は藍野心結あいのみゆうです。」

 「私は熊田紗弥加くまださやかです。心結が入るかもって言ってて付いてきました。」

 「んじゃ。弓触ってみる?」

 「はい。」

それから20分程度体験をしてから練習場を出た。

 「今の先輩さ、さっき言ってた、イケメンの先輩だよ!」

 「あぁ。確かにそう言われればイケメンだなー。」

 「部活動体験初日から噂の先輩に出会えるなんてなー。」

それから女子サッカー部を見学した。


 「サッカー部かっこいいなー。」

 「心結もサッカー部入ったらー。」

 「んー。でも球技苦手だからなー。」

 「やってみたらいいじゃん」

 「んー。」

球技が得意な人には分からないような不安を打ち明け、心外であるがんー。と、悩んでいるように返事をした。


部活動体験が始まってから2週間が経ち、部活動体験が終わった。

 「やっぱり弓道部かな。紗弥加はどうする?」

どうせ苦手な運動をするなら続けた方が良いだろうな、と思って。私は答えた。

 「弓道もありだけど…サッカー部かなー。後、暇があればイケメンの先輩コンプしたいかな。」

 「いや、コンプって言い方!まぁ、私は弓道部に決めた!」

コンプという先輩を尊敬しているのかしていないのか分からないような言い方に突っ込んでから、自分で覚悟を決め弓道部と言った。

 「じゃ、私もサッカー部に決めた!」

その後、入部届けを出して、それぞれ家路を辿った。


なんか終わり方変だけど、終わります。

次は、部活!

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