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 その言葉通りにみらいは行動をした。

 その日の夜、みらいに誘われて久しぶりに一緒のベットの中でさなぎはみらいお姉ちゃんと一緒にぐっすりと眠った。

 そして、次の日に、みらいお姉ちゃんは木原家に電話をかけて、今度は偶然ではなくてきちんと約束をして、木原家にみらいとさなぎの二人で遊びに行くことをのぞみさんと話して決めてくれた。

「ご迷惑だとは思ったんですけど、いいですか?」みらいは言う。

「もちろん。こちらこそよろしくね」

 とのぞみさんは明るい声でそういった。

 こうしてさなぎは今度はみらいお姉ちゃんと(もちろん、妖精さんも)一緒に木原家に遊びに行くことになった。

 みらいがのぞみさんと約束した日は、三日後だった。

 その日が待ちどうして、待ちどうしくて仕方がなかった。

 二人のお父さんもみらいお姉ちゃんから電話を代わってもらってのぞみさんにご挨拶をした。

 お父さんは自分もご挨拶に行きたいと考えていたようだったけど、のぞみさんが「ご挨拶には私のほうから伺います」と言ってくれたので、その通りにすることにした。

 のぞみさんはその日の夕方に一人で木登家にやってきた。(のはらも行きたい、と言っていたようなのだけど、うるさいから家に置いてきた、と言うことだった)

 外行きの格好をしている、きちんとした(おしゃれをした)のぞみさんは本当に綺麗だった。(その証拠に、「初めまして。木原のぞみです」と言って木登家の玄関で挨拶をしたのぞみさんを見て、お父さんは少しの間、ぼんやりとして(みらいお姉ちゃんにつねられるまで)動けなくなってしまったくらいだった)

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