プロローグは父親世代、エピローグは娘世代
さて、ここで、第3作の目次を改めてごらんいただきたい。
この作品におきましては、「起」の部分と「結」の部分に、歌詞を引用することで全体の組み立てを立てております。
プロローグ 松田聖子「蒼いフォトグラフ」 1983年
エピローグ 一之瀬みのり(石川由依)「My Story」 2021年
以上の曲を当てているわけですが、前者は父親、後者は娘がそれぞれ中学生、それも2年生の年に出されたものというわけです。
本文ではもちろん、その父親さえも生まれていない時代の話も出て参りますし、時代はあちこち飛ぶには飛ぶわけですが、大きな流れとしては、父が中2の年にスタートし、娘が中2の年にゴールに至る、というコンセプトにしておるわけです。
個々の話の時代がどうこうは別として、とにもかくにも、親から子へと、時代が流れていることを、こういう形で組立てました。
もっとも、その親子、父親と娘というのは、実在とアニメの間でクロスしているではないかという話にもなりましょうけど、まあ、それはそれですわ、ってことね。
これは、昨2021年に放映された「トロピカル~ジュプリキュア」を観ていてふと思ったことからスタートしておりますことは、もう、御存知かとは思われますが、ええ、そういうことでして(苦笑)。
わしの娘(隠し子)のみのりん
そゆことですねん(わっはっは)。
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