第9話 侍
時は戦国時代、織田信長の軍勢に加わり、合戦場にて絶命した武士がいた。
名は旧平
ただの足軽の1人である。
そんな旧平が敵と刀を交えて、斬られた時!土の中から旧平を引きづる手が現れた。
な、何事か?拙者は地獄行きなのか?
そうではない。お前さんには生きる権利がもう一度、与えられる。幸運な事だぞ。
ま、真か?
そうだ。ただし、条件がある。我が主である魔王様に仕えて頂きたい!
ま、魔王様?
そうだ。魔王様の配下となり、人間共を倒し世界を支配するのだ。
まぁ、とにかく来い。
断る!拙者が仕える主はただ1人ゆえに。
お前の身体は既に死んでいる。
だから、別の身体を与えてやるのだ。
良い話しだろ?
いや、拙者は拙者のまま死に、
うるさーい!
そして、侍は無理矢理に異世界に連れていかれた。
異世界に連れていかれた侍は手が6本、そこに刀を持たされた骸骨剣士にされた。
このような姿に!これでは物の怪ではないか?
侍は目の前にいた科学者のモンスターを六連切りで、切り刻んだ。
グアッ!
おー、何とも強いではないか!さすがだな。
手を叩き、喜ぶのは魔王であった。
ぬっ、お主は何者か?
俺は、世界を統べる者。人は皆、俺を魔王と呼ぶ。
これより、俺の下で存分に働く事を期待しているぞ。
と話すと後を向き帰ろうとした。
待て!拙者は、まだ何も承諾はしておらぬ。
魔王が消えると、次に勇者がそこへ入ってきた。
次はあいつか!魔王は?王様の宝はどこに隠した?
いったい?何の話しなのか?
おい、やっちまおう!見るからにヤバそうなやつだぞ!
戦士は大きな斧を振りかぶり、頭上から真っ二つにしてきた。
いや、待て!拙者はー!
何なのだー!
転生した侍は死んだ。
だから、来たくないと言おうと、したの、グハッ!に、、、
そして転生者は死んだ。
異世界は平和になった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます