第10話 神様会議
これまで全異世界において、転生を希望しない者、転生しても何もしない者が多くいた為、異世界の神様達は緊急会議を行った。
会議は宇宙の果てにある異世界会議室にて行われた。
主神が一つ咳払いをすると話し出した。
諸君、良く集まってくれた。
知っての通り、事態は深刻である。
そこで、どうしたら転生に頷き、異世界で暮らしてくれるのか?を考えたい。
何か意見はあるかね?
では、私から。
と名乗りでたのは、第3異世界の神様であった。
これまでに、死者を転生させて実験をしてみたのだが、どうにも上手くいかんかった。
とゆうのも、素質があり、転生の資格がある者に限って、現世に未練がタラタラであった為である。
そこで、生者にも声をかけたのだ。
しかし、やはり、断られてきた。
そこへ第4異世界の神様も手をあげた。
私は、相手の意思を聞かずに無理矢理に転生をさせたのだが、ダメであった。
やる気が無いのか、すぐ死んでしまったり、違う事をしだしたり、転生させた意味が全くなかったのだ。
それを聞いて第6異世界の神様も話し出した。
こちらも似たような感じの事に加えて、案内人を倒してしまう者もいた。
ようは人選ミスなのでは無いか?と私自身は反省をしている。
全ての神様は顔をしかめて
うーん。と難しい顔をしながら考えた。
そこへ第2異世界の神様が手を1つ叩き、提案をした。
人だから、ダメなのではないか?
では、何が良いと?
虫!なら?
虫?可能なのか?
さー?やった事は無い!
しかし、虫にも魂はあるではないか?
まー、こちらには虫だけの世界もあるがな。
なれば!なれば!
待て、待て~!虫は会話が出来んだろ?どうするのだ?
それに転生の資格を有しないでは無いか。
『転生の資格マニュアル』
・前世において悪行を全く行っていない者。
・魂の強さが際立っている事
・寿命ではなく、志し半ばで絶命した者に限る。
どうだ?虫は、生存の為と言えど同類を生きたまま、食うでしょう?
故に転生禁止生物に認定されている。
何よりも魂の強さとゆうと人が群を抜いている。
ん~。それ、禁止に出来ないわけ?
無理じゃ!
と会議を行っている間にもいくつかの異世界は滅びに向かっていた。
そして、結論が出た。
転生者への救済措置の増加。と褒美のランクアップ。
そして、転生後のアバターの充実と選択権を加え、1人では無く2人以上も転生可能にして勧誘する。
とゆう事で結論が出た。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます