第三話

 その後、雨の中、助けを求めて走っていたところを仲間の戍狩に助けられた雨験は、仲間の手で家に帰り、丸二日高熱に魘され、生死の境を彷徨った。

 そして、熱の下がった三日目。『希少種屋』に辿り着く三日前のこと。

 心配して雨験の傍を片時も離れなかった妻に、雨験は『希少種屋』と言う店を探して欲しいと頼み、三日後の今日、雨験は『希少種屋』に足を踏み入れたのだった。


 ◆◇◆◇◆


『――よろしいですか、お侍様』

 店の主の声は想像していたものよりも若かった。

 若いと言ってもさすがに十代ではないだろう。単に雨験が、店の主なら四十路ぐらいか? と思っていたせいで若く聞こえただけで、実際の歳までは分からない。ただ若いながらに落ち着いた雰囲気の声が、戍狩である雨験を恐れずに忠告をした。


『――確かにこの『宿光蟲』はお侍様の眼に宿しましたが、馴染むまでに最低半日は寝かせなけりゃなりやせん。その上で、もう一つ注意がございます。

 なに。これも特別難しいことじゃァありやせん。単に、初めて眼を開けるときは、太陽の光のない時分……つまり、夜も十二分に更けた時刻に開けて下せぇ……と言うことです。さもなければ、太陽の明かりに驚いた『宿光蟲』が、お侍様の脳を食い破って死を招きますので』

『蟲』を宿された直後の忠告に、雨験は思わず頬を引き攣らせた。

 後出しの脅しにしか聞こえなかった。だが、


『よろしいですか? くれぐれも手前どもの忠告はお守りくだせぇ。再び光を取り戻したければ……ですがね。では、お帰りをお気をつけ下さいませ。お侍様――』


 そう。再び両目に光を取り戻せるなら、そのぐらいのこと守れぬわけがない! 如何様な条件でも守って見せる! と、そう思って帰路に着いた雨験は、若干の駕籠酔いを感じながらも心は羽が生えたかのように軽かった。


 後半日辛抱すれば、再びこの眼に光を取り戻せる。

 そうすれば、再び自分は役職に付けるのだと、まるで子供のように心を弾ませていた。


 だが、いざ半日が過ぎ、誰もが寝静まってしまったなら、不思議なことに雨験は、それまでの浮かれていた気持ちが綺麗に消え失せていることに気が付いた。

 隣で静かに寝息を立てている妻を起こさないように身を起こす。

 何とはなしに畳に座り姿勢を正せば、心を占めるのは、本当に見えるようになるのか? と言う不信感。

 藁にも縋る思いで『希少種屋』を探し、『宿光蟲』を手に入れたと言うのに、一体自分はどうしてしまったのかと、内心で首を傾げる。


 今でもあの、身の毛がよだつような冷たい感触を思い出せる。

 何か得体の知れない柔らかくも冷たいものが瞼に押し当てられ、それが入り込んで来るあの感触。己の眼の中に、己の知らぬ『蟲』が入り込んでいると言う事実。

意識すると、眼の中で何かが蠢いているような気さえして、正直ゾッとした。

それでも、光を取り戻せるのなら……と、そのときは喜びの方が勝っていたのだ。


 だが、幾分冷静さを取り戻してしまった今、雨験は思う。

 本当に、『宿光蟲』なるものは存在するのかと。

 眼の中に何かがいると感じるのも、眼の中に何かが入り込んで来たと思ったのも、己の逸る気持ちと話術に騙され、そう思わせられているだけなのではないかと。

 何故なら、『希少種屋』へ行けと助言を施して来たのは、あの人斬りなのだ。

 その上、『希少種屋』などと言う店の存在を、それまで雨験は知らなかった。

 実際、戍狩の仲間たちも知らなかったらしい。だが、『希少種屋』はあった。見逃せないほどしっかりとした店を構えていたと言うのだから、まるで狐にでも抓まれた気分だったと誰もが口にした。

 そんな胡散臭い店で、胡散臭い『蟲』を渡され、店主の口車に乗せられて浮かれて帰り、騙されていないと誰が言えるだろう。


(これでもし、眼を開けても何も見えなかったら……)


 戯言を信じて帰る雨験を見て、人斬りや店主たちが笑っているのではないかと思うだけで、怒りが込み上げて来た。

 だが、それでも、もしも本当に、『宿光蟲』が光を取り戻してくれるなら……


 雨験は、胸の内で荒れ狂う不安や希望。絶望や期待。怒りや懇願する気持ちを感じながら、そっと瞼を持ち上げてみた。

 何度も何度も瞬きを繰り返し、少しずつ、少しずつ瞼を上げて行ったなら――


「――っ」


 雨験は、飛び込んで来た光景に息を飲んでいた。

「……見える。部屋の中が……見える」

 そう。雨験の眼は、確かに見慣れた部屋の中を映し出していた。

 体が喜びによって打ち震えるのを止めることなど出来なかった。


 だから雨験は気が付いていなかった。

 明かり一つ灯らない深夜、部屋の中がはっきりと見渡せるわけがないと言うことを。

 そして、世界が緑色だけで構成されていることを。


「見える! 見えるぞ!」

 とにもかくにも、雨験にとって再び世界を見ることが出来るということ自体が嬉しくて仕方がなかったのだ。

「あはは……見える。俺の手だ。俺の手が見える。俺の布団だ。俺の部屋だ! 俺の妻が、再び見える! 見えるんだ!」


 雨験は子供のようにはしゃいだ。

 隣で寝入っている妻の迷惑を顧みず、声を張って喜びを口にした。

「……雨験様? 一体どうなさったのですか?」

 と、騒ぎに気が付いた妻が、どこか不安げな口調で問い掛けて来たとしても、雨験は気にしなかった。

「喜べ、お香(こう)! 俺の眼が再び見えるようになったのだ!」

 身を乗り出して、訝しげな表情を浮かべているお香に顔を近付け、共に喜んでもらおうとしたなら、


「っひ!」


 お香は露骨に恐怖に顔を歪ませて、

「いやあああああっ!」

 突如、絹を裂くような悲鳴を上げたから堪らない。

「お、落ち着け、お香! 俺だ。雨験だ。一体どうしたと言うのだ」

 慌ててお香の口を手のひらで塞ぎ、暴れる手を掴んで声を上げれば、お香は涙を零しながら雨験の方を見た。

「……うげん……さま?」

 塞いだ手のひらの奥で、恐怖心を隠そうともせずに震えた声で名前を呼ぶお香。

「そうだ。俺だ。一体どうしたのだ。何か悪い夢でも見たのか?」

 口と手から手を放し、正気に戻ってくれて良かったと安堵する雨験だが、

「本当に、本当に、雨験様なのですか?」

 悲鳴は上げずとも、お香は声を震わせて念を押して来た。

 だから雨験は、苦笑いを浮かべて答えた。

「俺以外に誰がいる? まだ夢と現実の区別が付かないのか?」

「そんなことは、ありません」と、雨験は返って来ると思っていた。

 だが実際には、「はい」と震える声で肯定されてしまった。

「おいおい、しっかりしてくれ。いくら寝ているところを叩き起こされたからと言って、いつまでも夢心地でいられたなら、いざと言うとき困るぞ」

 苦笑を交えてからかって見るものの、お香は、怯えた眼で雨験の方を見ながら、ニコリともせずに答えた。

「私の耳には確かに雨験様の声が聞こえております。

 ですが、私の眼に映るのは雨験様のお顔にあらず……」

「何?」

「私の眼に映るのは、二つの緑色に光る人の目玉のような物だけです。

 少なくとも、雨験様の瞳の色は緑色ではございません。

 それが私を見詰め、雨験様の声で声を掛けて来るのです。これが夢でなくして何だと言うのですか!」

 それは、その告白は、少なからず雨験に衝撃を与えていた。

「……俺の眼が、緑色に光っている……だと?」

「少なくとも、人間の眼が緑色に光るなど、私は聞いたことがございません。

 だとすれば、これは夢。さもなくば、妖と呼ばれる存在の仕業としか思えません。

 何故今更、雨験様の声を借りて私の元に現われたのか……。私をどうしようと言うのですか!」


 言葉にすることで落ち着きを取り戻して来たのだろう。

 もしかしたら、夢なのだと思い込むことに成功したのかもしれない。

 お香は、僅かな恐怖を滲ませながらも、挑むような顔付きを作り、震える声でありながら気丈にも雨験に言葉を叩き付けて来た。

 そこで初めて雨験は、全て本当のことだったのだと理解した。


(俺の眼の中に、『宿光蟲』がいるのだ!)


 自分は騙されてなどいなかった。

 あの人斬りも『希少種屋』の主も、本当のことを言っていたのだと。

 刹那、雨験はありありと『希少種屋』の主の忠告を思い出した。


 ――本当に必要なとき以外は、けして眼を開けないで頂きたいんで……


 続く『妖の世界』なるものは信じることは出来ないが、少なくとも、本当に見えるようにしてくれたことだけは確かであり、忠告だけは守らねばならないと改めて心に刻み、雨験は両目を閉じてお香に向き直ると、ことの事情を語ろうとした。そのとき、


「今の悲鳴は何だ?」

 ドタドタと慌しげな足音と共に、スパンと襖を開いて問い掛けて来る実父の声。

 対して雨験は、両目を閉じたまま答えた。

「夜遅くに騒がせて申し訳ありません。少し悪い夢を見ていたようで、もう大丈夫です」

 このとき、お香が何を思っていたのかは雨験には分からない。分からないが、お香が反論一つ口にしなかったお陰で、

「何だ。そうなのか。何事もなければそれで良いのだ。おお、行灯の火が消えているじゃないか、明かりがないといざと言うときに不便だ。遠慮は要らぬから点けておきなさい」

「お心遣い、痛み入ります」

 ホッと安堵の声を洩らし、明かりを点けておくことを進めた義父の言葉に感謝の言葉を返すお香。その声に怯えも恐れも微塵も混じってはいなかった。

 あるのは少しばかりの恥じらいと、心からの感謝。

 おそらく、布団の上で指を付いて深々と頭を下げているのだろうと、雨験は気配だけで察し、それを見て気を良くした実父が、満足げに帰って行くのを耳にして暫し、


「……一体何が起きているのか、お話下さいますか?」

 向き直った妻が、腹を括ったような覚悟を決めた声音で問い掛けて来たなら、雨験は語った。己が『希少種屋』で何をして来たのか。そして、そこで得たものの事を――


 ◆◇◆◇◆


 人とは、実に不思議なものだと雨験は思っていた。

 自分の眼が、再び世界を見ることが出来ると知った翌日、雨験の心はとても穏やかだった。

 縁側の縁に座り、柱に体を預け、足を庭に放り出し、日中の暖かな陽光と涼しげな風を浴びながら、雨験は静かに笑っていた。


(今の時期、一体庭には何が咲いていただろうか?)

 あまりにも当たり前にあった庭。意識して眺めたこともない。時折視界に入る赤や青い花がある……とは思っても、これまで気にしたことがなかった庭。

 その庭を今、雨験は改めて見ていた。

 勿論。本当に見ているわけではない。今の雨験に庭を見ることは出来ない。

 いや、見ようと思えば見ることは出来る。だが、


「……ふ」

 自分の眼をしっかりと覆う黒い目隠し布に手を伸ばし、苦笑を洩らす。

 昼日中、万が一にも不用意に眼を開けてしまい、おかしなものを見始めては堪らないと、雨験の妻が今朝方結んでくれたものだった。

 お陰で視界は闇に閉ざされたまま。人斬りに眼を奪われたあのときと、何一つ状況は変わっていない。変わってはいないが、

「……それでも、いざと言うときは物を見ることが出来ると思えるだけで、こうも心が安らかでいられるとは知らなかった」


 そうなのだ。いざとなれば『見る』ことが出来ると思えるだけで、先日までの絶望感も焦燥感も劣等感も後ろめたさも、綺麗さっぱり消え失せていたのだ。

 我ながら現金なものだと呆れも込み上げて来るが、憑き物が落ちたように心が軽くなったのは紛れもない事実だった。

 だからこそ思う。


(……あの人斬りは、今も人を斬っているのだろうか?)


 今でもあの光景は忘れられない。闇の中、明かりの中に飛び込んで来た白刃。走る灼熱と体験したことのない激痛。涙より粘り気のある血とその臭い。その後に訪れる、何も見えないという恐怖感。

 自分をそんな闇の底に叩き落した人斬りのことが憎かった。憎くて憎くて堪らなかった。

 先のことを考えると絶望しかなかった。だから死のうとして家を抜け出したなら、あろうことか雨験を救ったのは、その人斬りだった。

 初めから雨験だと知っていて救ったのか。たまたま救ったのが雨験だったため、罪滅ぼしに『希少種屋』を教えてくれたのか。

 どちらにしろ、人斬りは雨験を斬り殺したりはしなかった。


 人斬りは言っていた。自分は罪を犯したものだけを斬っていると言う旨を。

 だがその口調は、自らの行いを誇っているようには、雨験には聞こえなかった。

 むしろ、決して自分の行いが正しいことではないと自覚しているように聞こえていた。


 雨の中放り出され、彷徨っているところを仲間の戍狩に救われ、雨験はこの近くに人斬りの住処があると告げたが、その場所を特定して人斬りを捕縛したと言う話は今になっても聞こえて来ない。逆に、人斬りの被害者が出続けていると言う話も聞いていない。


「……俺に気を使って情報を流していないのか?」

 ふと、同僚たちの顔を思い出そうとして上手く思い出せず、我ながら観察力もなければ薄情な奴だったんだなと思いつつ呟けば、

「何を流していないのですか?」

 どこか嬉しそうな声が右からやって来た。雨験の妻であるお香の物だった。

 だから雨験はお香に頼んだ。

「俺と一緒にあいつらのところへ行ってくれないか?」

 それはある意味、負傷してから初めての出仕を意味していた。


 ◆◇◆◇◆


 雨験がお香と共に戍狩の詰め所に現われると、一瞬、詰め所内がざわついた。

 それは紛れもない戸惑いによるものだった。

 無理もない……と雨験は思う。

 仕方のないことだ……と雨験は受け止める。

 光を失った人間がいつまでも戍狩と言う役職に就いていられるわけがない。

 ただ、事情が事情だった上に、一度や二度は自殺未遂をしていることまで知られているのだ。伏せっている間は解雇になったと言うことを告げられずにいたのだろう。

 それがまさか、雨験の方から出向いて来るとは誰一人思っておらず、結果、誰もが腫れ物に触るような、当たり障りのない言葉を掛けるに至っているのだと察していた。

 だから雨験は口元に笑みを浮かべ、気軽な口調で告げて見せた。


「ああ、皆。心配を掛けてすまなかった。いきなり辞めることになって申し訳ない。こんな有様で戍狩としての勤めが真っ当にこなせるわけがないからな。それについては俺も心の整理は付いているんだ。ただ、少し気になっていることがあるから教えて欲しくて今日は来た。

 悪いが、誰か教えてくれないか? あの人斬りはどうなった?」

 と、務めて軽い口調で問い掛けたときだった。


「おおっ? もしかしてその後ろ姿は雨験? 雨験じゃないか? もう歩き回って大丈夫なのか? ……と、これはお香殿も一緒でしたか」

 極々自然に回復を喜んでくれる同期の秋水の声が背後で上がった。

「先日は色々とありがとうございました、秋水様」

「何の何の。いや、それよりどうした? 何でこんな所に突っ立ってる? 普通に奥に……」

 と言い掛けて、雨験の横を通り、詰め所の中を見たのだろう。

 どこか気まずそうに『あ……』と呟いたかと思うと、

「どうせなら、何かつまみながら話そう」

 双方に気を使った発言で、巡回から戻って来たばかりの秋水は、雨験とお香を近くの甘味処へと連れ出した。


「……はあ、それで、詰め所にな……」

 運ばれて来た餡蜜を口に放り込みながら秋水が相槌を打った。

 雨験と言えば、初めは自分で何とか食べてみると挑戦したはいいものの、上手く匙の上に乗せられなかったり、乗せたとしても無事に口元まで運べなかったり。運べたとしても、匙は口への軌道を外れて頬に辺り、白玉が落下したり。

 その『ポテリ』と言う何とも間の抜けた落下音が沈黙の中にただ一つ響いたなら、雨験は恥ずかしさのあまりに顔を赤く染めて口元を震わせると、向かいで我慢の限界が来た秋水が遠慮なく笑い声を上げた。おかげで、今ではお香に口元まで運んでもらう形になっていた。

 それはそれで仲の良いところを見せつけられているようで妬けるな……と、独身の秋水がぼやいてもいたが、ことが人斬りの話になるとさすがに幾分声には真剣なものが混じった。


「――で、どうなんだ? あいつは今も人斬りをしているのか? それとも、もう捕まえたのか?」

「あー、結果から言えばまだだ。まだ捕まえてはいない。よって、被害者も引き続き出ている。

 と言うか、むしろ今は、人斬りを模倣している連中が被害者を生み出している……って言った方が正しいかもな」

「何?」

「ほら、あの人斬りの被害者は、皆夜だっただろ? でも、今では昼日中に犯行が行われたりもしているんだ。切り口を見れば分かるが、あれはあの人斬りのものじゃない。

 そういう意味では、あの人斬りは、お前の眼を奪ってからは今までだと、二人しか斬っていない。それでも斬ってるんだから違いはないが、人斬りが捕まらないことでこれ幸いと犯行に手を出す輩には本当に腹が立つ。まぁ、そっちの方は割と目撃情報があったりするから捕まえられていなくもないが……って、お前、何か変なこと考えていないよな?」

「変なこと?」

「ああ。その人斬りを見つけて復讐しようなんて……」

「出来るわけがないだろ。こんな有様で」

 秋水に皆まで言わせずに笑い飛ばす。

「距離感も何も分からない男が、刀を振り回すのは人斬り以上に危ういものだ」

「まぁ、そうだろうが……」

「何をそんな心配そうな声を出しているんだ。大丈夫だ。俺は誰かが傍にいなければ、一人では何も出来ない人間になってしまったからな。安心しろ」

「……と言うか、そんな答えに困るようなことを堂々と言うなよ」

 と、げんなりと返す秋水の言葉に笑って返し、そろそろ仕事に戻ると言う秋水を見送ったその夜。雨験はお香が寝静まったのを見計らい、そっと部屋を抜け出した。


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