第4話「勇者庁に連行された件・中編」

 5歳の時、俺の両親は交通事故で死んだ。

 大きくなってから自分でネットで調べたら、環状線で起きた玉突き事故で即死だったらしい。

 あまりに幼い頃に死に別れたので、俺は自分の両親のことをほとんど覚えてない。

 だから別に悲しいとかもなかった。

 その後、世田谷に住んでいた俺は、武蔵野市に住む叔父夫婦に引き取られた。

 叔父夫婦は俺のために、その当時流行っていたPSPとRPGのソフトを買ってくれた。引っ越して幼稚園も変わり、新しい友達ができなかった俺はそのゲームに没頭した。

 もともと慎重な性格だったのか、ダンジョンには行かず、その途中の草原でスライムなんかの雑魚モンスターを狩りまくった。

 いや、違う。

 俺はそのゲームが終わるのが嫌で、先に進むのが惜しかっただけだ。

 けどある日、試しにダンジョンに行ってみる気が起きた。来る日も来る日も雑魚モンスターばかりでは飽きてしまう。

 雑魚を借り続けていた俺は、その日のうちにダンジョンの最下層まで来てしまった。

 5歳の俺はまた草原に引き返した。

 ゲームをクリアするのは、唯一没頭できる幸福な時間の終わりを意味したからだ。


 小学校に上がる前に俺は児童養護施設に引き取られた。

 叔父の妻が癌だと分かり入院することになると、出張の多い叔父ひとりでは俺を育てられなくなったからだ。

 他に親戚もなかった。

「ごめんね、シン

 最後に会った時、病院のベッドで叔母さんは泣きながらそう謝った。

 俺は子供ながらに叔父夫婦が大変だと肌で感じていたので、その時は笑顔を作り、

「ぜんぜんへーき!」

 胸を張って答えた。


 俺が引き取られた養護施設は、控えめに言って最悪だった。

 施設に暮らす子供たちの中で明確な年功序列があり、一番年下の俺はイジメの標的にされた。

 理由なく殴られるのは当たり前。

 食事の量は決まっているので、早く食べなければ食い足りない年長者に鷲掴みで取られることもあった。

 年長の中学生に暴力で宝物のPSPを盗られた。でもその中学生も最年長の高校生の少年に、そのPSPを奪われた。

 職員は基本的に見て見ぬふりだった。


 なぜこんなにも理不尽が溢れているのだろう?

 小学生の俺は悔し涙の中でそう思った。

 罰を受けるようなことは何もしていないのに。

 そして願った。

「普通の生活」がしたい。

 誰かに殴られたり、空腹を味わったりすることのない、普通の生活を。


 高校生になり、体が大きくなったことで年長者に殴られることもなくなった頃。

 俺は学校の許可を得て放課後にスーパーでバイトするようになった。

 苦手な数学の参考書が欲しくて立ち寄ったブックオフで、たまたまあのPSPのゲームが安く売られているのを発見した。

 施設に帰った後、10年前に大ヒットしたソフトだなので、どこでも安く出回っているのだと施設の子供なら誰でも使える共用のパソコンで検索して知った。

 すぐに学校にバイトの申請を出し、俺は働き始めた。

 施設では小遣いなど出ない。

 自分で働いて金を貯めて買うしか、選択肢はなかった。


 駅前のスーパーでバイトを始めて3日目、帰り道を歩いていると異世界に転移させられ、俺は女神アスタロに『魔神王』を倒せば元の世界に返すと言われた。


 ──この世界のルールは、ロシアンルーレットだ


その時、ようやく俺は悟った。


──俺達はロシアンルーレットに強制参加させられて、なんの落ち度がなくても運が悪けりゃ弾がプレイヤーを撃ち抜く。理不尽の手が撃つ、多種多様な不幸の弾丸だ


 俺はアスタロを前に舌打ちをした。


 ──理不尽の手で、本人の意志とは関係なく不幸な人生が生み出される


 アスタロに有無を言わさず与えられた名もない剣の柄を、右手で握りしめる。静かな銀の刃が理不尽な世界への怒りで震える。


 ──俺はただ、普通の人生を送ることすら許されない



「起きたまえ」

 俺は脳天にゴツンと固い痛みを受けて飛び起きた。

「痛ッてぇ!」

 振り返ると美形の男がその金髪の長めの前髪をサッとかきあげながら、涼しい顔で立っていた。

 状況的に、この金髪が俺の頭を蹴ったことに間違いなかった。

「この野郎やる気か!」

 俺は拳を固めて殴る準備をする。

 すると金髪が溜息をつき、

「馬鹿か君は。昨日のことを覚えてないようだ」

 呆れたと言いたげな表情をする。

 ──昨日?

 俺は3分程かけて前日の記憶をたどる。


 魔神王を倒す→この世界に戻る→変なコスプレ集団にビルの一室に連れていかれる→雑魚寝する→目が覚める


「あっ、あの魔女コスの人の〈最弱化〉のユニークスキル」

 俺はポンと手を打った。

 あのデカい黒人を殴って逆に手首が死にかけたことも思い出す。今はもう治ってるぽいけど。

「そうだ。つまり今君が僕を殴れば、それはすなわち君の死を意味する!」

 金髪がまた前髪をかきあげた。

 仕草のすべてがウザイ。

「死ぬはさすがに誇張だよな?」

 昨日黒人を殴った俺は、涼しい顔でなぜか斜め上を見ている金髪を胡散臭ものを見る目で睨む。

 金髪は長めの髪を指先でくるくる巻きながら、

「そうとも言う」

 堂々と認めた。


 ──じゃあ嘘じゃねぇか


 俺は呆れた目で金髪のなぜか自信満々な表情を眺めた。

「こいつ、間違いなく頭が弱い」と確信しながら。


「ところで」

 俺は前髪をくるくるやっている金髪に尋ねた。

「昨日の騎士みたいなマントは今日は無しか?」

 歌舞伎町で会った三人組は、コスプレイヤーだと思っていたら俺と同じ『帰還勇者』だと名乗った。

 そこから、この世界でも帰還勇者は異世界にいた時と同じ格好をしていると思っていたのだが、今目の前にいる金髪は昨日の白マントを羽織っていない。

 その代わり、体の正面の左右縦一列にボタンの並んだ、制服みたいなものを着ている。

 ほぼ黒の暗い紺色に銀ボタンのずらっと付いた、外国の警官が着てそうな服だ。

「これがウチの制服だ」

 わざとらしくつまらなそうな声を出す金髪。

 いちいち癪に障る喋り方だ。

 けど怒りに任せて殴っても、今は俺の手首が死ぬだけ。

 苛立ちを抑えて俺は聞いた。

「じゃあなんで昨日はあんなコスプレみたいな格好してたんだよ?」

 すると金髪は眉をぴくっと震わせて、ゆっくり俺から顔を背けた。

「みたいではない、あれは正真正銘コスプレだ。昨日の深夜に生放送されたネット配信の番組で僕達『帰還勇者』が扱われることになってだな、理由は僕にもよく分からんが──上からの命令で『それらしい格好』で出演することになったのだ。つまりあの変なコスプレは僕の意思ではない!」

 説明するその顔が真っ赤になっている。

 俺の顔に向けて突き出された人差し指がプルプル震えていた。


 ──こいつ、めちゃくちゃ恥ずかしがってる!


「君、いま笑ったな?」

「いちいち格好付けてんのに全力で顔赤くされたら誰でも笑うわ」

 金髪が睨んでくる。

 目の奥で炎が燃えていた。

 全身が怒りで震えている。

 凄まじいプライドの高さだ。

 殺気を撒き散らしながら金髪が、おもむろに両手の平を合わせる動作をする。

「僕への侮辱は女神でも許さんッ」


 ──来るか?


 攻撃の種類は分からないが、俺は後方に飛び退って身構えた。その時、


「二人とも何してるの? まだ起きないの?」

 扉が開き、昨日の魔女コスの女性がひょっこり顔をのぞかせた。

 俺も金髪もそちらを向く。

 もう一度金髪の顔を見ると、

「命拾いしたな」

 髪をかきあげながら扉の外にさっさと出ていった。

「ほら、あなたも早く」

 昨日の魔女コスの女性に急かされ、俺は毛布をそのままにして部屋を出た。


「俺、どこに行くんすか?」

 昨日の物と同じに見えるリムジンに乗り込んだ魔女さん、巨漢の黒人、金髪、俺の四人は、リムジンのドアを開けて俺達を待っていたスーツ姿の男の運転でどこかに向かっている。

 昨日は噛み締めるほどの余裕がなかったからなんとも思わなかったが、運転手付きのリムジンなんて人生で初めてだ。

 ソワソワしてしまう。

「じっと座ってろ。貧乏ゆすりとはみっともない」

 斜め前、昨日と同じ座席に座っている金髪が腕組みしてボソッとつぶやく。

 俺の事を言ってるらしい。

「貧乏人がリムジンに乗ってテンション上がるのがそんなに気に食わねぇか?」

 何となく金髪から金持ちのにおいがしていたので、余計にカチンときて俺は身を乗り出す。

「二人ともやめなさい。莉音リオンだってはじめて乗った時はこの子よりも落ち着かなくてシートに紅茶零したくせに」

 魔女さんがたしなめる口調で言った。

 金髪の頬がまたカッと赤らむ。

「えっ、それマジですか?」

 俺がそのエピソードに食いつくと、

「2年も前の話だ!」

 金髪は声を荒らげた。

莉音リオン、静かにしろ」

 俺の左隣に座る黒人の大男が静かな声で制する。彼も金髪と同じデザインの服を着ていた。どうやら本当に昨日のは衣装だったようだ。

「チッ」

 莉音リオンと呼ばれた金髪は舌打ちすると、顔を真っ赤にしたまま腕を組んで窓の外に目を向けた。

 車の走行音しか聞こえない、無言の気まずい空気が流れた後、

「そうだ」

 魔女さんが何か思い出したらしく、手にしていたハンドバッグから眼鏡を取り出した。

「ちょっといい?」

 その何の変哲もない眼鏡を片手でスッとかけ、魔女さんは俺をじっと見つめてきた。


 ──おいおい、何、美女が俺のことまじまじ見てくるんですけど?


 くすぐったく感じた俺はついキョロキョロと目を泳がせる。

 ──俺の何をそんなに見つめるの?

 そう思っていると、

「あれ?」

 魔女さんが不審な声を出した。

 見ると、怪訝な表情で目を細め、俺のことをますます凝視してくる。

「な、なんすか?」

「君・・・・・・本当に異世界でダンジョンをクリアして帰ってきたんだよね?」

「ああ、はい。ヴェルヘリオンっていう、ダンジョンの最下層で世界を支配してた魔神王を殺して、アスタロって女神にこの世界に戻されました」

「うーん・・・・・・」

 俺の返答に魔女さんはますます難しい顔をする。

「どうした播磨はりま?」

 黒人が尋ねる。

 この破廉恥な魔女さんは播磨さんと言うようだ。

「それがねジャンゴ、おかしいの」

「どういうことだ?」

 ジャンゴと呼ばれた大柄の黒人が僅かに眉をひそめる。

 播磨さんが右手で耳にかけている眼鏡のフレームを少し持ち上げながら、静かに答えた。

「この子、体力も防御力もスピードも低すぎる」

「平均値以下ってことか?」

「違う。明らかに低すぎる・・・・・・完全に雑魚のパラメータ」

 窓の外を向いていた金髪─莉音リオン─もこちらを向く。

「播磨さん、そいつのレベルは?」

「ちょっと待って・・・・・・」

 5秒程こちらを凝視してから静かに驚きの声を出した。

「・・・・・・レベル15?」

「ならユニークスキルがチートなんでしょう、僕達みたいに」

 莉音リオンのその言葉に播磨さんは首を振った。

「いいえ。この子、ユニークスキルを持ってすらいない・・・・・・・・・・・・・・・・の」


 その瞬間、車内に殺気にも似た凍りついた空気が満ちた。

「え、それって何かまずい?」

 俺はこの変な空気の理由が分からず、目の前の三人の顔を順繰りに見回す。

 播磨さんは先程と変わらず目を細め、思慮を巡らしているらしい、どこか冷たい表情で俺を凝視している。

 ジャンゴと呼ばれていた黒人の大男は、唇をぐっと噛み、大きな目を瞬きもさせず息を殺して俺を見下ろす。

 莉音リオンとか言うキザったらしい金髪は、目と口をぽかんと開けた凄まじいまでの間抜け面で俺を呆然と見ていた。お前だけ顔がマンガのリアクションだぞ。

「まずいどうこうの話じゃない!」

 莉音リオンが呻いた。

「これはね」

 播磨さんが眼鏡を外して俺に手渡してくる。

「私達の仲間の帰還勇者の魔道士が作った魔法アイテムなの。かけて相手を見ると、そのレベル、ステータス、ユニークスキルが数値化、文章化される。掛けて私を見てみて」

 言われるまま、俺はそのBEAMSに売ってそうな小洒落た眼鏡を掛けて播磨さんを見る。

 BEAMSというと俺を「貧乏人」と馬鹿にしてた高校のリア充グループの奴が掛けていた思い出しかない。

 嫌なことを思い出したな、と播磨さんを見つめていると、すぐ視界に様々な数字が現れた。

 でも、数字以外は全部英語なのでよく分からない。

 なんで日本人は何でも英語とかフランス語で書きたがるんだよ。

「読めねえ」

 俺が心の声を漏らすと、

「74が私のレベル。107が攻撃力。86は防御力。250が魔力。もう少し見てると左レンズに英文が表示されると思うけど、それが私のユニークスキルの名前とその能力の説明。昨日君にかけたやつだね」

「ふーん・・・・・・」

 俺は英語がまったく読めないので眼鏡を彼女に返した。

「で、俺は?」

「攻撃力が18、防御力が24、スピードが平均よりちょっと高くて30、体力が18、魔力が7・・・・・・このパラメータは多分、私のいた異世界の強めのゴブリンと大差ない」

「まじっすか」

「大マジ」

「あれっ、でも俺、魔神王倒したのにレベルが上がってないような・・・・・・?」

「いまのところラスボスの魔王を倒したことでレベルが上がったっていう帰還勇者の話は聞かないね。理由は分からないけど」


 ──へぇー。じゃあ魔王ってある意味倒し損なんだな


 そう思っていると突然、車内が地震のような激しい揺れに襲われリムジンが急停車する。

 その時、信じられないことが起きた。

 ベルトをしていなかった俺はブレーキの勢いで播磨さんの豊かな胸に顔面から飛び込んでしまったのだ。ぼふん、とクッションのように大きな胸が俺を優しく受け止めてくれる。


 ──柔らかい!うそだろ、嗅いだことないくらいめっちゃいい匂いする!


「貴様ァッ播磨さんに何をするッ!」

 2秒で金髪に肩を乱暴に掴まれる引き離された。

「俺のせいじゃねぇよ!」

「二人とも静かに」

 播磨さんが殺気に満ちた声を出し、俺達はゾッとして黙る。

 あ、この人、怒ったらめっちゃ恐いタイプだ。俺は直感的に悟った。

 直後、車内に着信音が響き、ジャンゴがスマホを取り出し通話に出る。

「歌舞伎町に『魔神』が出た。もうかなり死んでるらしい」

 ジャンゴが播磨さんと金髪を見て告げた。

「新宿区は・・・・・・はじめてだね」

 播磨さんはそう呟くと、振り返って運転席との間にある仕切りの一部を開け、

「歌舞伎町に急行してください」

 冷静な声で言った。

「君、名前聞いてなかったね?」

 振り返るなり播磨さんが聞いてくる。

佐藤真太郎シンタロウ、だいたい略してシンって呼ばれます」

「シン、ひとつ頼んでもいい?」

「なんすか?」

「私達は今から歌舞伎町、昨日私と君がで出会った歓楽街に出現した『魔神』を駆除しに行く」

「歌舞伎町に『魔神』?」

 俺は混乱した。

 どうして歌舞伎町に異世界のモンスターの王が・・・・・・?

「詳しい説明はまた後でする。それより私は君の実力が見たい。君が本当に『魔神王』を倒してダンジョンをクリアした『勇者』なのか。君がひとりで歌舞伎町の『魔神』を倒すところを見たいの」

「播磨さんッ、本気ですか?!」

 金髪─莉音リオン─がうわずった声をあげる。

「播磨」

 黒人の巨漢─ジャンゴ─も諌めるような声を出す。

「分かってる。でも私は信じられない。レベル15の平凡なパラメータでユニークスキルすら持たないこの子─シン─が本当に『帰還勇者』だなんて」

 二人が黙る。

 そして三人が俺を見てくる。

「私達『帰還勇者』は皆、ずば抜けたステータスとユニークスキルを組み合わせて魔王を倒した者か、俗にチートと呼ばれる、魔王さえ圧倒する特異なユニークスキルの所持者ばかり。なのに彼はそのどちらもでもない。私は彼を班長に会わせる前にその実力を確かめたい」

「なるほど・・・・・・」

 ジャンゴが納得した声を出す。

 しかし莉音リオンが、

「いや、どうせ女神がバグって再転移させただけでしょ?僕は反対だ」

 俺を指さして声を上げた。


 ──女神がバグった?


「はァ?」

 俺はキザったらしい金髪野郎を睨みつける。

「お前がどう思おうが、俺は最下層で世界を支配してた『魔神王ヴェルヘリオン』ってクソ野郎をぶっ殺したんだ!女神の頭が壊れたんじゃねえ!」

 間髪入れず播磨さんを向く。

「その『魔神』、俺がってやるよ!見てろこのクソ金髪!ずっと俺のこと馬鹿にしやがって!」

 俺は莉音リオンとやらを向いて中指を立てた。

 このばーか!

 すぐさま莉音リオンは顔を真っ赤にし、

「なんだ君は!僕は君のために言ってるんだぞ!」

 怒鳴り返してくる。

「唾飛ばすんじゃねえ!黙ってろ温室育ちの金持ち坊ちゃん!俺とお前じゃ歩いてきた道が違うんだよ!」

 俺は言ってもう一度播磨さんを見た。

「やらせてください。オッパイのお礼です」

 播磨さんがキュッと目を細め、口元だけ怪しく微笑ほほえませた。

「期待するね。でも私のオッパイ、そんなに安くはないよ」

「どうなっても僕は知らないからな」

 呆れた声で莉音リオンが呟いた。

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