おきゃんのおうちは普通に特殊。

第3話 参上！ 〇〇ﾏﾝ、〇〇ﾚﾃﾞｨ

　更新遅くて申し訳ない！

　さて今回はデイケアサービスと計画相談員さんについてのお話です。

　面白いくらいおきゃんと相性が悪い。

　ちなみにデイケアはやめてきました！2022/09/22で卒業でした！来月から外来診療に戻ります。

　デイケアはもともとお医者さんの勧めで入りました。診療以外することもなく引きこもっていたので父親と一緒にいる時間も長かったし、その分、的にされていました。苦痛。

　最初のうちは何もなかったので良かった。何もなかったので。スタッフともあんまり接しないし会話もしないしどんな人たちかもあんまり興味関心がありませんでした。

　デイケアでは机上活動(簡単なプリントや、絵を書いたり本を読んだり)や、軽運動、月１回のレクリエーションや茶話会などいろいろな活動をしていました。若い人も何人かいたけどご老人多めの施設。

　デイケアのなかで特に仲良くなったのはユウさん(仮名)とミイさん(仮名)、ジュンさん(仮名)。ユウさんとミイさんは創作するタイプのオタクだったので話も合いましたし、年齢も近かったので……ふたりが話しかけてくれたのがきっかけです。そのふたり経由でジュンさんともお話しするようになりました。

　家庭環境複雑、というか猛毒性親育ちが集まった感じでしたね。類は友を呼ぶ……。ユウさんとミイさんとは「毒親24時！あの毒親に密着！」みたいなブラックジョークで騒いだりオタク話したりオンラインゲームでマルチプレイしたりカラオケ行ったりするくらいの仲。ジュンさんとはもう少しほわほわしたお付き合いでした。ジュンさんノリも良いし手先起用で素敵な姐さんって感じ。

　そんな中、デイケアスタッフとの仲がどんどん険悪になっていきます。おきゃんが一方的に嫌ってただけかもしれませんが。

　去年の６月くらいですかね、その日は雨が降っていました。その頃おきゃんは父親をとにかく避けていて、デイケアの送り迎えは母親に頼んでいました。あとLINEの通知が(というかSNSの通知全般。今もですけど)死んでいて、父親が迎えに来ることを知らなかったんですよ。デイケアを出たところで父親に声をかけられて心臓が飛び出るかと思いました。そして「隣の車の窓が開いてるから教えてきなさい」って仰せつかり、一旦デイケアに戻りました。その車はスタッフGさんのだったそうですが、そんなことより父親がいる恐怖が凄かったのかなんなのかその場で泣き崩れてしまったんです。まだデイケアに残っていたミイさんが背中擦ってくれました。とにかく怖くて、どうしよう！！　ってプチパニック。そしてデイケアスタッフの荒々さん(仮名)がおきゃんの担当だったのですが、彼は後ろでテーブルを拭いていました。

　コロナも流行ってるしテーブルを拭くのも立派なお仕事です。利用者がパニックで泣いてることよりテーブル拭くことが優先だったんですね！　それともおきゃんとミイさんのこと見えてなかったのかな……。

　後日何か対応があったり声がけもなかったので、おきゃんのプチパニックはなかったことにされました。本当に見えてなかったのかな。

　これがきっかけで荒々さんの呼び名はﾃｰﾌﾞﾙﾌｷﾌｷﾏﾝになりました。ﾃｰﾌﾞﾙﾌｷﾌｷﾏﾝ！！

　ﾃｰﾌﾞﾙﾌｷﾌｷﾏﾝも語録集とか対応集とか作れそうな勢いでいろいろやらかしてくれました。福祉よりスポーツトレーナーのほうが向いてると思うよ、ﾃｰﾌﾞﾙﾌｷﾌｷﾏﾝ。

　ﾃｰﾌﾞﾙﾌｷﾌｷﾏﾝは一応おきゃんの担当なので、家庭の事情とか親関連の話、歳上の男性が怖いとかいろいろ話しています。大まかなところは知ってると思うんですけどね。

　・「今がつらいなら創作すればいいよ！　俺創作しないから分からないけど（笑）」

　は？？？

　いや、うん。創作(おきゃんの場合は文章を書く)って体力も精神力も使うんですよ。書いてるときにフラッシュバックもするし、生傷抉りながら書くのってつらいんですよ。創作しないからわからないでしょうけど。

・「昨日はああ言ったけど……」

　掌返し。父親と同じですね。考えまとめてから伝えてくれませんか、１日で考え変わるなら１日熟考して、２日目に教えてくれ。

　これはB型事業所見学/体験に行ってたときの話ですね。人と会うの疲れたので、少し見学をお休みしたいんですよって相談したんです。その日は「そっか、わかった！」って言っていたんですが次の日呼び出されて「おきゃんさんは一歩一歩進んでると思うからさ、今止めるのは……」と。１日で掌返すな。「難しいところだね、ちょっと考えさせて」って１日持ち帰ってくれ……。

　・「そんなに態度違うの？（笑）」

　たまに迎えに来てくれるお父さんと、

　お家の中のお父さん。

　2年間貴方は何を聞いてたの……？

　あと友だちとサボってた(これにも事情があったけどおきゃんのことじゃないので割愛)時期があって、それはおきゃんが悪いことも、みんな無力なこともわかってて、ﾃｰﾌﾞﾙﾌｷﾌｷﾏﾝに呼び出されてされたお話しが「友だちは選んだほうがいいよ！　おきゃんさんが損するよ！」。このときはすごい反抗してたので、選んでこの結果だしおきゃんの代わりができるスタッフいるの？　貴方との時間のほうが損してるんですけど？？　と思っていました。相談室に呼び出されていろいろ質問されたけどほとんど聞いてなかったですね。おきゃんは良い子ではない。

　このデイケアについては、その他にもいろいろあります。「違うな、と思っても周りに合わせないと後ろ指さされてもしかたない」とか若い職員さんが「自分たちには発言権ないんですよ……」とか言ってる……。

　地方だからですかね……？

ちなみにデイケアの担当は変えてほしいって言ったのですが、変えてもらえませんでした。歳上の男性怖いんです、話聞いてもらえません、しんどいときになんの対応もありませんでしたって言ったんですが、作業所のこととかその担当がやってるからいきなり代わるのもねぇ、とのこと。家庭のこととか精神面のことは他のスタッフに聞いてもらうってことで……みたいな。

　ミイさんのときは「いやそういうのは担当に……」って……統一されてない感じですかね。

　そしておきゃんの担当、挙句の果てに。

　おきゃんが泣いてたけど無視したこと覚えてなかったし、父親にあれ言われたこれ言われたも「おきゃんさんが言ってるだけでしょ？（笑）」って言い出したらしいです。

　やめてよかった〜！！！

　さてお話変わって計画相談員さん。

　この人もまた相性悪いんですがB型事業所決まってからはそんなに頻繁に合っていないので少し緩和。長い時間一緒にいて仲良くなれなくて、〇〇してくれない、〇〇って言ってくれないっていうナイナイ喚きマシーンになってしまうのを回避です！

　デイケアとはもう切れたので、ﾃｰﾌﾞﾙﾌｷﾌｷﾏﾝも今はわりとどうでも良いです。

　計画相談員さんは、ほのぼのﾚﾃﾞｨ。

　おきゃんは人を頼るのがすこぶる苦手なので担当変えてほしいって言うのがまず嫌だったので今もこの人。

　ほのぼのﾚﾃﾞｨは……なんかあったんでしょうね、世界はほのぼのしてるよ♥という結論に至った。殺伐としてたおきゃんに。

　幸せ感じてるときにしてくれ……あれかな、タイミングが悪すぎる？？？

　計画相談員さんの利用に当たって、これまた父親の相談はしていたのですが……伝わってない感じがすごい。

お「気を遣って生活してるので疲れます…」

計「お父さんが？」

お「は？？？　あっ、えっとぉ。わたしが……ですね…」

　気を遣って生活してる人は「穀潰し！」とか嫌味とか本人に言わない……。

　あと、高校までで30回は聞いた「お父さんのほうが先に死ぬんだから」「お父さんも素直になれないんだよ」「疲れてたんだよ」「聞流せばいいんだよ」のオンパレードで死にそうでした。おきゃんの心が。

　無計画相談できな員って心の中で呼んでました、ほのぼのﾚﾃﾞｨ。

　あと普通に考え方が合わない。

　「うちを利用してる若い人にね、未来は明るいよ！　楽しいよ！　って言ってもそうですかねぇって返されちゃって……」

　うん！　若くして福祉を必要としてる人(精神疾患持ち)はあんまり未来に希望持てないことが多いと思うし、未来に希望がたくさん✨みたいな人は普通に働いてると思います……。っていうかなんでおきゃんが貴女から相談受けてるんですか……カウンセリングに通ってください。相談したいのはおきゃんなんですけど？

　「おきゃんさんは今みたいな自然な感じで、気遣わなくても素敵な人ですからどこに行っても大丈夫だよ✨」

　今も気を遣ってますが？？？

　「おきゃんさん、身体障害者とか重度の精神疾患お持ちの方見て、どう思いました？」

　聞き方がすごく悪意ある……。別に特段なんとも思わなかったので当たり障りない答えを返しておきました。

　「オリンピック見ました？　カーリングにすごく感動して！　カーリングって人生ですよね……チームプレイで、フォローしあって……」

　って5回くらい聞いた。認知症ですか？

　しかもその前におきゃんがおうちの事相談してたのに「そうなんですね」で終わらせられたの何……。

　という感じで、おきゃんの担当の人たち、本当に相性が悪い。

　利用者が泣いててもガン無視テーブルのケア優先のﾃｰﾌﾞﾙﾌｷﾌｷﾏﾝと、

　相談は受けないけど相談したい立場逆転おしゃべり大好きほのぼのﾚﾃﾞｨ。

　ほんとに勘弁してくれ……。

　みなさんも、デイケアや計画相談員さんを選べるときはしっかり選んでくださいね！！

　次回はB型事業所についてのお話です！

　お楽しみに！！