第6話 人間狩り

沖縄県の事情から、回収した死体は首なし、この死体は五十万人に登った。

同情は皆無、この為にドックタグは破壊の対象に意味がない。

世界融合の形は犠牲者にとっては復讐の楽園に過ぎない。

世界融合後の40日目、怨まれたな、恨まれたな、憎まれたなと言われた側の最後は港の倉庫に発見、この現実の生き残りは三名、この現実に生きれた理由は麻薬。

負の遺産を吸う三名の回収、魔剣チームのリーダーのシンは泣く子も黙る戦場と、人が背けた負の遺産を回収する作業と、情にすがり死んだ連中の回収を重ねた。

世界融合、沖縄県の事情、この表と裏の帳尻があった、このツケは首飾り。

世界融合の形はリンチ、言い訳は無理なマフィア、ギャング、黒社会、ヤクザ、暴力団はリンチにあい、数を減らした。

この現実を回収するシン以下の魔剣チーム、グレースは知る、シンの恨まれたな、憎まれたな、怨まれたなと片手に似たり寄ったりと言わんばかりの似た過去を有した同類。

片手の正義は、片方の正義とぶつかる以上は力が勝る正義が勝つ、故に負けた正義は復讐の楽園の正義となる。

シンからしたら、情に縋る理不尽より、現実は違う、この現実の大半は更に根深い争いより、更に根深い負の遺産から、最早の限界がない衝動に近い、所謂の飢えと判断していた。

世界融合後、魔剣チームの様に上手くいった側、また死体の様に首飾りと果てた側も変わらない結末。

回収作業の毎回、装備品より、痩せた肉体や、飢えた死体の後、この装備品の大半は形も残り、実は様々な暴徒は高度な装備品を扱えない為に無視された形。

兵士達は高度な戦場より、簡単な現実から全滅した、大半が毒と水。

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