108.チューハイとハイボール
少し大人の話をしましょうか。
仕事が終われば大人の自由時間。昨今は運動したり習い事をしたり、人によってはリスキリングと言うことで夜間の学校通ったりそれぞれの時間を過ごす訳ですが、大部分の皆様はこれなんじゃないかしらん?そう、街に繰り出してお酒よ、お・さ・け。
某、疫病も完全に解決策を得た訳では有りませんが一応の鎮静化を見せ(でも、知り合いが最近感染してしまいましたが……)街には活気が戻りうざったかった仕切りも姿を消して酒場も盛り上がりを見せております。更にインバウンドのお客様も参戦して日本の飲食店は我が世の春を謳歌しているみたいな雰囲気が見られます。外で飲むお酒って、美味しいんだよねぇ。
さて、そんな中で私が好きなのは生ビール、日本酒、そしてチューハイ、でもってハイボール。これさえあれば無敵です。私の幸せホルモンはエネルギー充填120%状態になる訳です。チューハイは『焼酎ハイボール』の略称で焼酎を炭酸水で割った飲み物です。その起源は1970年代まで遡るんだそうでして、特に九州地方で人気を集めたんだそうです。うん、九州と言えば焼酎だもんねぇ。アルコール度数が高くて少しとっつきづらい焼酎を炭酸酢で割って飲みやすくしたところから始まって、1980年代に入るとこれが缶入りで販売される様になって、さらにレモンやグレープフルーツ、梅干しに、最近では柚子やざくろ、青リンゴ、黒酢など、よりユニークな味が加わって一気に全国を席巻したわけです。
缶入りで市販されているものは一昔前はアルコール度数が9%前後で高めの物が人気だったみたいですが現在は3~4%と低めの物も出回り始めてこれが女性に人気なんだそうですね。がつんと酔っ払うよりもふんわりフレーバーを楽しみたい、そんな雰囲気が受けたんでしょうか。でも私はがつんと9%しか飲んでませんけどね。サントリーから販売されている『ストロングゼロ』シリーズは以前、アルコール度数12%ってのが有った筈なんだけど、あれ、もう一回発売してくれないかな。だいたい、家呑みでレモンハイ作る時なんかそのくらいの度数になってる筈なんだけどなぁ。
そして、もう一つ私が好きなのがハイボール。主にウイスキーを炭酸水で割った飲み物で、比率は1:3から1:5が美味しいと言われてるみたいですが私はウィスキー多めで濃い奴がお好みで、ほんの少しレモンを絞るのが好きなんですよね~~~。発祥国はスコットランドです。19世紀後半、スコットランドのパブでウイスキーをソーダ水で割って飲むスタイルが広まって行ったんだそうで、これがハイボールの起源と言われているんですって。イギリスの化学者ジョゼフ・プリーストリーが水に炭酸ガス(二酸化炭素)を加える方法を発見して彼の研究から人工的に炭酸水を作る技術が確立されまして、19世紀になると商業的な生産が始まってそこからハイボールに繋がったみたいです。
いずれにしても炭酸水と相性がいいお酒って結構沢山ありますよね。ビールだって炭酸入ってるし日本酒だってスパークリングなんてのが有りますものね。しゅわしゅわしたお酒は一日の労働の疲れを取り去ってくれるある意味、癒し系の効果が有るのかも知れませんね。
でも、飲み過ぎはイケません、適度に楽しく美味しくがお酒のマナーだと思います。くれぐれも飲み過ぎてクダ巻いたり他人に絡んだりして不快な思いをさせてはいけませんよね。大人だからたしなめるお酒は有る意味、大人の証明なのかも知れません、ダメよ未成年でお酒飲んじゃ。
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