64.メリークリスマ~~ス🎄

うわぁ、なんか知らんけどクリスマスが来てしもた。しかも今年はぼっちなクリスマスでパソコンのモニター眺めながら過ごす羽目になりそうです。ああ、チキン食べながらのんびりワイン飲みたいなぁ・・・


日本でクリスマスのメニューと言うとチキンを真っ先に思い浮かべるのかしらん?1974年に日本のケンタッキー・フライド・チキンが「クリスマス=ケンタッキー」というキャッチフレーズとともに、クリスマスにチキンを食べる習慣を広めるキャンペーンを開始して、それが見事にあたってクリスマスにはチキンって言うイメージが刷り込まれたみたいですね、大企業の力技、大したものです。


アメリカなんかではチキンでは無くて、ローストターキー要するに七面鳥の丸焼きなんかが食べられてるみたいですね。アニメの『トムとジェリー』でよく見た様な気がします。その他にサツマイモのキャセロールって言う細かく切ったり、マッシュしたりしたサツマイモに砂糖を少々、バター、シナモン、バニラエッセンスを加えて耐熱容器に入れ表面にサラダ油を塗って表面がきつね色になるまでオーブンで焼いてからトッピングにクランベリーや胡桃くるみなどのトッピングを追加し、更に焼いて仕上げる物なんだそうでほんのり甘くて美味しいらしいですよ。最近サツマイモを克服した身なので物凄く興味あります。


あと、ハムも食べるらしく『ローストハム(ロースハムじゃ無いよん)』って言う豚の後ろ脚から作られたハムをスパイスやハーブで味付けしてから焼いて、クローブやハチミツなどを塗って更に焼いて表面をキャラメリゼした物とか、『シティハム』って言う豚の腰部分から作られてて塩漬けや燻製などで味付けされた後、甘いハチミツやブラウンシュガーでコーティングした物とか、螺旋状に切り込まれたスパイラルカットハムなんかが有るみたいです。


クリスマスと言えば勿論、ケーキが外せないですね。日本ではイチゴのショートケーキって言うイメージが有りますがこれは後の『不二家』の創業者である藤井林右衛門ふじいりんえもんさんがアメリカに修行に渡った際に、現地で出会ったケーキを日本人好みの柔らかいスポンジにアレンジしてできたのが今日本人のイメージとして有るイチゴのショートケーキだそうで、その後クリスマスケーキとして販売し、クリスマスケーキを食べる風習が広まったんだそうですよ。苺の赤に生クリームの白のコントラストがクリスマスっぽいと言う事で広く受け入れられて行ったんだそうです。


イギリスでクリスマスケーキと言うと『クリスマスプディング』と呼ばれるデザートが人気でこれはブランデーで漬け込まれたケーキでドライフルーツ、くるみ、香辛料が混ざり合った濃厚な風味が特徴で、通常は蒸し焼きにされ長期保存が可能なんだそうですよ。事前に作っておいてクリスマスに再加熱して特別なデザートとして楽しまれる伝統的なスイーツなんだそうです。イタリアでは『パネットーネ』って言うフルーツやナッツが入ったふんわりとした生地を焼いたものとかドイツでは『シュトーレン』、粉砂糖でコーティングされドライフルーツ、ナッツ、スパイスが入った甘くて風味豊かなパンが一般的で美食の本場フランスでは『ブシュ・ド・ノエル』って言うジェノワーズスポンジケーキを巻いてクリームでコーティングし、デコレーションを施した ユール・ログ、つまり丸太の形をしたケーキが食べられてるんだそうです。


いずれにしてもきよしこの夜、私みたいに一人の人も大勢でパーティーな人も素敵な一日をお過ごしください。戦争なんか全部終わって平和で暖かな世界が訪れる事を心から希望します。


それでは改めて、メリー・クリスマス・・・

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