26.夏だぜ・キャンプだぜ・カレーだぜ!!

ここ最近、キャンプがブームでテレビなんかでも色々と取り上げられておりますね。でも、私は完全インドア派で屋外で寝泊まりするなどもってのほかで容認することなど出来ません。炎と語り合うなんて言われても、急激な酸化現象などと語り合うことなど何もありません。私はちゃんと屋根のある建屋の中で眠ることが唯一の喜びなのであります。


そんな奴ですので中学生の時代に強制的に参加させられる学校行事のキャンプは地獄以外の何物でもなかったですよ、夏場だし暑いし虫出るし。運動会も嫌いで当日熱でも出ないかななんて本気で考えてましたものね。今も昔も外で何かやるイベントって、ホントに苦手なんです。


そのキャンプで作るのがカレーか豚汁なんですね。作るだけなら難易度は意外と無難なこの料理ですが拘るこだわと底無し沼に引きずり込まれてしまうくらいある意味奥深い料理といるんじゃないかって思います。特にカレーは用途のバリエーション、例えばカレーうどんとかカレーパンとか、最近は某ラーメンチェーン店がカレーラーメンなんて言うのを押してますからバリエーションは無限と言ってよいでしょうね。


日本で一般的に食べられているのはイギリス式の物でインド式の物ではないらしいですね。初めて日本で食べられたのは幕末の頃で、1871年(明治4年)に物理学者の山川健次郎が米国留学に向かう船上でライスカレーに出会ったのがきっかけで、イギリスからカレー粉が伝わって、カレーは急速に日本国内に広がって行ったんだそうです。更に国産のカレー粉が販売されるようになって、カレーは高級料理からリーズナブルな料理に変わるという歴史を歩んだんだそうですよ。いろんな段階を踏んできたんですね、カレーって。


で、話をキャンプのカレーに戻すんですが、屋外で食べる食事って美味しいって言いますけど、私はこの辺もちょっとアレでして、屋内でちゃんと座って食べる方がはるかに好きだし美味しく感じるんですよ。会社員時代、職場の催し物で屋外でバーベキューなんてこともやったことあるんですが、何が楽しいのかなぁっていう感じしか無くて、顔で笑って心で泣いて状態でしたよ。天気が良すぎれば暑いししかも日焼けもするし、超インドア派の私には苦痛意外に何物でもなかったです。


ただ……外で飲むビールは好きなんだな。できれば一人公園のベンチかなんかでお弁当広げながらビール飲みたいなぁなんて3年に一度くらい思わないことは無い…かな。


チコちゃんに叱られるだったかな、キャンプでカレーを作るのはなぜって言う疑問を投げかけておりましたがこの答えが『男女交際を発展させるため』ってやってましたね、しかも国の政策だったんですって。カレーなら男女共同で作れる料理だからって言うのが理由なんだそうです。まぁ、この政策を発表した当時は男性が料理を作りなんてことは珍しい時代だったんでしょうから、皮剥いて切って鍋で炒めて煮込めばできる料理であれば、男性にも手伝えるって言う発想だったんでしょうか、でも、今やカレーへの拘りは男性の方が強かったりしますものね、キャンプでなくてもカレーは旨い、そんな気がしませんか?


カレーのお話の筈だったんですが、キャンプとかアウトドア嫌いみたいなお話になってしまいましたね。脱線しっぱなしでしたが、このお話はこの辺でおしまいにしたいと思います。


あ、なんか、カレー食べたくなってきたな。今夜煮込んでみましょうか。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る