とても綺麗で、胸に響くお話でした。真帆さんも篠原君も、そばにいたら抱きしめてあげたいです。どんな形ででも幸せを感じられる未来が巡ってきてほしい。
『時間迷宮の館』も読ませていただいておりますが、ランスロさまが……(涙) 作者様の筆の力が素晴らしい分、余計に哀しみの余韻がいつまでも……。でも、また続きを読ませていただきます。
作者からの返信
長い間、私の作品を読み続けていただいていて、ありがとうございます。
コメントとても嬉しいです!
このお話は龍泉洞という実在する鍾乳洞のお話です。昔々、中学くらいの頃に、ここを舞台にした物語を書いたのですが、大人になって今回また違ったアプローチができて楽しかったです。
「時間迷宮」は全部で四部構成の予定で、中世編は二部目になります。ラーンスロットは強いしハル大好きだしハル大好きだし(2回め)書いていて楽しいキャラです。現在更新中の未来編が長引いていますが、必ず完結までもっていきますので、どうぞお付き合いくださいませ。
淡々としているだけに、最後の桃李くんの静かな涙がいっそう染み入りました。
自分が人と違っていることを、きっと彼なりに苦しんだり傷ついたりしてきているのだろうなと思うのですが、それを静かに受け止めて、あるいは少し諦めの部分もあったりするのかもしれない。
おそらくこの先の人生も、楽なものではないのでしょう。
それでもきっと、桃李くんはそれすらも受け止めていく。
彼と旅をしたことで、真帆のこれからにも光が射すものであったらいいなと願わずにはいられませんでした。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
深淵だって光を照らせばキレイだし、生きにくい人生も捨てたもんじゃないよ、と。
でも桃李は変わってるけど賢いので、大人になってしまえばどこかに居場所はありそうですね。こういう子が大人になったら、またドラマが書けそうです。
読み返してみると、真帆はあんまり救われてないですね…。
ガーって書いてワーって投稿したので、あちこち粗いなあと反省。
ロードムービーみたいにしたかったので、岩手の詩人にも登場してもらいました。岩手に行かれる際は、ぜひ龍泉洞お立ち寄りください笑(作中にある通り、かなりアクセス悪いですが)