第11話 ハンターハンター ヒソカ

 作者の富樫氏も惜しがる程の人物で、富樫氏の世界では、唯一やってはいけない生き返るをやや納得のいかない理由でしたが、天空闘技場でのクロロとの戦いに敗れて死にました。


二度は無い。この事から幾つかの予想が出来てしまうのが、私個人としては非常に惜しいことです。


最新刊は、人間の禁断の地である暗黒大陸への、移動する船の中で

ヒソカVS幻影旅団の戦いと、同時進行で王家の争いや、幾つかの大きな問題を抱えつつ船旅の途中です。


シャルナークとコルトピはヒソカによって殺され、クロロは非常に怒りを覚えます。天空闘技場でのクロロでは無く、本物のクロロが登場している事から、二重人格でありながらも、意識的な統一感はあるのだと思います。


コルトピは戦闘には向いていない能力者だった為、あっさりと殺されました。

しかしシャルナークの能力はクロロに預けており、本領発揮する前に殺されたと思う方もいると思いますが、私的な意見で言うと、シャルナークに仮に能力が戻っていても、旅団に対して、ヒソカはクロロと同じ想いでいる状態である事から、能力があったとしても、使わせる前に殺していたと予想されます。


ヒソカを理解しにくい人は、多いと思います。何故ならまさにマジシャンのような振る舞いをしつつ、強さのみを求めている人物であるから、本質を見せず巧みな振る舞いをするので、見えにくいのです。その事を理解できれば彼の性格は非常に分かりやすいです。


彼の能力はギリギリの判定で、個人的にはアウトです。千切れた手や足まで作り出せる癒し系能力者なら、あり得る世界ではありますが、ヒソカの能力は攻撃やかく乱系に秀でた能力の為、あそこはマチに治してもらうのが、私としては良かったです。


何でもありの世界観になると、バランスが崩れてくる為、自ら作った世界観に矛盾を途中から、投入すると全体的にバランスが、取れなくなってきます。


富樫氏の才能なら今後どうしていくのか、読み切れないのでいつも楽しませてもらっていますが、今回は色々複雑な関係性や、多彩なキャラクターが多い為、なかなか書くに辺り、手強いかと、正直思います。



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