第9話 300 〈スリーハンドレッド〉
スパルタの語源を残した実話の映画である。私は公式に公表されている事でも完全に信じる事はしない。私は自分の一族の歴史を調べるうちに、歴史の調べ方を独学で学んだ。一族に起こった事が多数あり、そして私の一族の生き字引がいたからこそ成り立った。嘘と真実の両面を見る事が、可能であった為に、真実の見分け方を見つける事ができた。
それから私にはある思想が生まれた。私の一族の歴史を調べた期間は、約80年ほど調べ上げた。それでも嘘に満ちていた。それ以後から私は、記されている歴史が本当なのか、それとも偽りであるかを見分ける事が、絶対ではないが可能になった。
だからこそ言えるが、スパルタの語源を生んだ戦いは真実であり、真の英雄たちだと分かる。この300 〈スリーハンドレッド〉を書くために、「人生から得た哲学」に嘘と真実の見分け方を書いた。
私は約80年の間だけでも多くの嘘があった。つまりは遥か昔の事などハッキリとは分からないのが正直なところだ。しかし、彼らのように現代でも残るほどの言葉ではない一言を残したのは、彼らが本物だったからだ。これはあまり書きにくい話ではあるが、要するに複雑さが増すほど、普通の人から見ると非現実な世界がある。日本の天皇は、世界で一番長く生きてきた一族である。嘘か誠かは別にして、遡ると卑弥呼だと言う人もいれば神話や伝説の人物が始祖だと言う人もいる。
つまりは分からないのが答えである。そしてそれは先程書いた。「要するに複雑さが増すほど、普通の人から見ると非現実な世界がある」ここらがおそらくは、書く事が出来る限界だろう。触れてはいけない問題であるからだ。
そういう風に物事を見る事が可能になってくると、今までと違う景色のように世界が見えてくるだろう。そして人間関係にも役立つ。そしてよくサプリなどで新発見したとかで錠剤などが販売されるが、しっかり調べると不可能だという事も多々ある。
それほどまでに、適当に満ちているのが世の中である。しかし、それを理解し、生きている人たちは確かに存在する。スノーデンもそのうちのひとりだ。彼は使命ある人物である。まるで運命のように彼は今、アメリカにいる。長い間、2014年辺りまで中国やロシアにいたが、今アメリカにいるのは凄い事だ。ロシアにいたら今頃大変な事になっていただろうが、この時期にテロリストとして追われていた本国に戻っている。
私は無神論者だが、信心深い人たちは、神の采配だと言うだろう。
そして歴然の差は明白であり、真実であったスパルタのレオニダス王とその配下300人の戦いは、まさに生き様冥利に尽きる。死ぬことが良いとは言わない。だが、彼らしかいない。彼らがいたからこそ時代が変わった。その生き様は長い歴史を経ても、変色無く、真の英雄たちだと認めるしかない。
私もその予定であったが、先ほど話したあまり頭の良くない彼に、まさに天か地にいく寸前に止められた。あと五分ほどあれば、私は地獄に行ってでも親父を塵になるまで殴り続けただろう。海外から有毒ガスを購入し、家にあった口にはめる吸入器をつけて私はバブルを捻った。そして天井を見ながら意識を失った。
だが叩かれて起こされていた。私は勝つはずの戦いに、それで敗北した。
あの事以上に後悔する事も、悩む事も二度と無いだろう。
そして私はパクった訳ではないが、元々自分自身との約束を守ると決めている。
誓約のようなものであり、人と約束した場合でも身勝手には死なない約束をした。
これにより私は自分から死ぬことは二度とない。死ぬ意味も無くなったからだ。
あの時に死ぬことに意味があり、ニュースにもなっただろう。私の一族に核爆弾を落とすつもりで考え抜いた策であった。そして今はよく言われる。
色々な事が今でも何も行動を起こさないが、寄って来る。それも度々。
度々起こるから更に前よりも強くなっていっているのかもしれない。
私はレオニダスの生き様は最高だと思っている。死を越えて、彼の死は大勢に勇気を与えた。そういう死は必要であり、得てして本人は死ぬ事に対して満足している。
それは命が尽きるまで戦い、敵に屈する事無く、最後の最後まで勝利を諦めなかったからだ。最後の最後まで自分の能力を理解した上で、幕を引く人は勇気ある者だ。
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