第6話 喧嘩稼業 合気道 芝原剛盛
合気道。それは多くの漫画で描かれているが、本当なのか?と思う人は実際かなりの数がいる最も格闘技の中では守りに強いのが、合気道だ。
そして、それは現実にそうである。相手の力を受け流して、その力に自分の力を上乗せするので、威力は高い。相手が力を出せば出すほど威力を増す。
喧嘩商売の頃、田島彬は本当に強い者たちに対して、喧嘩を仕掛けた。
前回書いた、入江無一、入江文学の父親もその中のひとりであった。
怪我をしていなかったら、と言うほどまでに入江無一は強かった。
そしてあるインタビューの質問で「田島彬に勝てますか?」と聞かれ、「何でもありなら勝てます」と答えた。しかし、田島彬が空手の進道塾のトップである山本陸という人物を、襲って片目を奪った。
一番の弟子であった進道塾の上杉均(彼もトーナメントに出場する)が入江無一が山本陸を襲ったのだと勘違いして、襲いかかった。相当なダメージを受けたが、入江無一は上杉均に勝った。
その後、田島彬に入江無一は襲われて、入江無一は昏睡状態になった。
田島彬は海外に出る前に、日本で最も強いと自分が認める三人の人物を襲った。山本陸。入江無一。そして芝原剛盛だった。
芝原剛盛の家に無断で田島彬は入っていき、来る事は分かっていた芝原剛盛は、自分の妻の形見のセーターだから着替えさせてくれと言い、そのまま車で逃げた。
彼は末期癌になり、トーナメントに出場する事を決意した。
癌になってから、彼はあの時戦っておけば良かったと後悔しているが、
強い薬を使って全盛期の力でトーナメントに出場する。
彼は合気道の師匠である人物に質問をした。
「合気道は確かに襲われる実戦的な状況なら最強でしょう。しかしゴングと共に開始する試合だと最弱でしょう」とそのような事を彼は師匠に言い、
その師匠が変な宗教にハマってしまい、個人でならともかく、合気道を巻き込むなと芝原剛盛は言った。
師匠は「芝原剛盛。お前を破門する」と言い、彼は師匠に対して戦いを挑む。芝原剛盛は守りだけでは無い、攻めも交えた合気道を追求しようとしていた。真の意味で最強を目指した。
あっさりと芝原剛盛は勝ち。師匠が倒れて、芝原はトドメを刺そうとすると
師匠は「待ってくれ、いや待ってください」と言い、芝原剛盛は「最後に残す言葉がそれなのか? 負けを認めて終わるのか」と失望する。
そして彼は自分の最強の合気道への道を目指す。
合気道は本物だ。もう年配だが海外の俳優のスティーブン・セガールは合気道を日本の大阪で習い。習得し、合気道を使って多くのアクション映画を残した。
合気道の強みは年齢はあまり関係ない所が強みである。
相手の力を利用するからである。
芝原剛盛は最後の命をトーナメントに使う道を選び、出場を決意する。
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