第25話 勝負
さて、時間がきて相手と勝負するようになったんだが、、、
リリ「魔銃3本持ってるわね」
まぁ、そうだよな魔銃は1本で1個しか使えないし。
???「さぁ、始めよう」
正直なんであいつもあんなノリノリだったんだろうな。そして、リリから
リリ「負けたら、パーティーの件考えるからね」
と適当にやらずに真面目にやれと言われ仕方なく、俺も構えた。
ミサキ「では、始めます」
先生が手を上げた。そして、相手は魔銃を構えた。
ミサキ「はじめ‼」
先生が言うと同時に相手は魔法を撃ってきた。でも、魔銃にはもう1つの弱点がある。
アキラ「よっと」
???「何?!」
威力不足、いや弱体化されてるというべきだろうか?
アキラ「こんな火球、子供でも跳ね返せるぞ」
リリ「いや、無理だけど」
さて、俺も返すか。
???「無詠唱?」
いや、あれと同じくらいの魔法なら無詠唱で行けると思った。あの時は、研究の為にどうやって防ぐか見せてほしかったんだよ。
相手はもう1本の魔銃を取り出し撃つと前に壁が展開された。防御結界か。でも、それって不正行為では?
???「これでお前は俺に魔法を当てる事できない」
おいおい、そんなフラグみたいなことを言ってると、、、
パリーンっという音を立てて防御が砕ける。弱体化しているとはいえ流石に弱すぎだった。
でも、結界を壊したから火球の威力も下がってるはずだから、、、
???「ぐはっ」
直撃して壁に吹っ飛んでいった。これで勝負は決着がついた。
ミサキ「そこまで‼」
先生の静止が入った。なんか、先生が青ざめた顔をしているが正直気にならなかった。俺は相手を回復させた(リリの指示で)
そして、もう勝負は終わったので先生の指示で帰らされた。
翌日俺とリリは校長室に呼ばれた。そして、
校長「君たちに教えれることができないので出てってくれませんか?」
遠回しに退学を言われた。とりあえず、校長を説得して卒業生にしてもらいつつ俺たちは学校を出た。
普通ありえないよな学校2日で卒業したってさ。
アキラ「まぁ、こんなところだ」
俺の話が終わりシオンに言った。
シオン「えっ?お姉ちゃんと勝負したって話は?」
あー、そう言えばそんな話もしたな
アキラ「あれは、学校を出る前に校長から頼まれてやったんだよ」
校長は最後に俺が剣術でも本気を出してないんじゃないかって疑問を持って何十本か打ち合ったんだが1回も勝てなかった
リリ「懐かしいね。というか、???君退学したのかな?」
なんでお前が知らないんだよ。
アキラ「退学させられてたぞ。まぁ、本人は本当に退学させられるとは思ってなかったようだがな」
俺はため息交じりに言った。
シオン「???の事何にもわからないんですね」
アキラ「あぁ。何故か思い出せない」
本当になんでなんだろう。影が薄いとかなんだろうか?
そんな会話をしていると
リリ「シオンそろそろ寝たら?」
リリの急な提案があった。まぁ、でも確かに眠たそうだ。目をこすっている。
シオン「お兄ちゃんたちも一緒に寝ませんか?」
そうだな、明日もいつ帰れるかわからないしな。俺は運転手に何かあったら言うように伝え寝る事にした。
数分後
シオン「お父さん、、、」
そんな言葉が聞こえ俺も意識が落ちた。
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