第7話 一日
俺たちはギルドに帰ってきた。ギルドの鑑定に判定してもらったが、やはり最後に倒した魔物が大猪だったようだ。もう片方は大きくなりすぎた、ただの猪だったので肉と皮を別々に分けてもらい、肉をもらった。
リリ「今日のご飯どうする?」
晩御飯かどうしようか、正直、今日は疲れた。リリは元気そうだが顔に疲れが見える。しかたない、、、
アキラ「今日はどこかに食べに行かない?」
B級初めてのクエストもやったことだし
リリ「いいけど、どこに行くの?」
さて、どこに行ったものか、
リリ「あっ、あそこ行こうよ]
リリが指を指した先には、、、
アキラ「レストランか。分かった行こ」
俺たちはレストランに入り開いている席に案内された。
リリ「何食べる?」
リリは自分が何を食べるか悩みながら俺に聞いてきた。
アキラ「俺はハンバーグにするよ」
俺が食べるのはこの店のおすすめって書かれているものだ。
リリ「じゃあ、私もそれにする」
結局、リリは私と同じものをたのむようだ。俺は、店員を呼びハンバーグ定食を頼んだ。
さて、外食自体久しぶりだが飲食店の内装って綺麗なもんだ。
リリ「楽しみだねハンバーグ」
リリはまるで子供の様にわくわくしている。実にかわいい。
俺がリリの可愛さに浸っているとハンバーグ定食がきた。焼き石に乗っているハンバーグがおいしそうな音を鳴らしている。
リリ「わぁ、おいしそう」
リリはそう言いながらハンバーグにナイフを入れた。肉汁が溢れた。
俺も食べることにしよう。ハンバーグを口にいれ肉のうまみを感じ、その後にご飯を掻き込み満足感を得る、こんな料理、俺も作れたらいいんだけど。そう考えながら、ご飯を食べた。
リリ「ふー、おいしかった」
ご飯を食べ終わり、リリは満足そうにお腹をさすっている。
アキラ「行こうか?」
リリ「うん」
俺たちは、金を払って外に出た。今日はもう買い物をする気分ではないので、宿に戻ることにした。
宿に戻り、俺は明日の予定をリリに伝えてみた。
アキラ「なぁリリ明日、家を見に行かないか?」
俺は、家を建てるという目的から参考がてら見に行きたいと思っていた。
リリ「えっ?」
リリは意外そうな顔をして俺の顔を見た。
アキラ「明日なんか予定あったか?」
予定があるなら、別の事をするんだが。
リリ「い、いや何も予定ないよ」
アキラ「そっか、それは良かった」
少しリリの顔が赤い気がするが、気のせいだろう。
リリは明日の準備だろうか?服の準備を始めた。ルンルンで服を選んでいる。その光景も実にきれいだ。
今日は疲れたので久しぶりに風呂に入ろうと思った。いつもは体を拭くだけなんだが、今日は湯船につかろうと思う。
アキラ「久しぶりの風呂も悪くないな」
俺は風呂上りの優越感を味わいながら部屋に戻った。
部屋に戻るとリリはベットに沈むようにして寝ていた。
アキラ「風邪ひくぞ?」
俺は独り言を言いながらリリに毛布を掛けた。寝息を立てているリリを見ていると、ほっぺをつっつきたくなるのはなぜだろう。俺は欲望にかられるように行動した。
やわらかい、そう感じながらほっぺをつっつく。
すると、
リリ「んーん」
リリが動いた。俺はリリを起こしたかもと思っていそいでその場を一旦はなれた。
しばらくして、俺は癒された状態でベットに入った。疲れていたのか、すぐに意識が落ちた。
夢の中で何かやわらかいものでつつかれる夢を見た。
私は急に目が覚めた。
リリ「うーん、寝ちゃてった」
明日、アキラと一緒にデートのようなことができると考え、わくわくして服を選んでいたのだが終わってベットに寝ころんだらそのまま眠ってしまったみたいだ。
私はだるい体を起こしアキラの方を見た。アキラはもう眠っていてお風呂に入っているようだ。私も入ることにしよう。
その前に、私はアキラのほっぺたをつついた。幸せを感じ私は足取りを軽いままお風呂に向かった。
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