第4話 今後

宿に戻ってきて今、リリが晩御飯を作ってくれています。リリは和食が多いので俺は楽しみに待っています。


1時間くらい時間が経っただろうか

リリ「出来たよ♪」

リリは肉じゃがを持ってきた。とても美味しそうである。

アキラ「いただきます」

俺はご飯を片手に肉じゃがを食べた。短い時間でじゃがいもに味が染み込んでいてとても美味しい。

アキラ「美味しいよ、リリ」

リリ「そう?ありがとう」

しかし、本当に美味しい牛肉としらたきがまた、ご飯とあう。


ご飯を食べ終え、俺たちは今後の話を始めた。

アキラ「リリはB級に上がって何をしたい?」

リリ「うーん、、、」

リリは少し悩み

リリ「わかんない、アキラは?」

やっぱり何も思い浮かばなかったらしい。

俺はそうだな、、、。

アキラ「俺は金を貯めて俺たちの家が欲しいかな」

少し照れくさいが、家が欲しい、そんな思いだ。

リリ「そっかアキラは私たちの家が欲しいんだ」

リリはニヤニヤしながら俺の事を見てくる

クッソ恥ずかしい。

リリ「そうだね、確かにこの宿もいいけど帰る家が欲しいね」

少し考え、

リリ「じゃあ、明日から頑張らないと」

アキラ「そうだな、これからもよろしく」

俺とリリは時間が遅いので寝る事にした。

アキラ「リリ、今日は入ってこないでくれよ」

俺はさっきのお返しに言った。

リリは恥ずかしそうに赤面してうなずいた。

可愛いなもう


翌日

俺の目が覚めると少しびっくりした。リリが目の前にいたのだ。俺はまたかと思いながらリリを起こした。

しかし、リリは寝ぼけ俺に頭突きをし、それを避けようとしたが、俺の口にリリの口があたってしまった。。

俺は頭突きされた痛みとキスされた驚きで ベットから落ちた。落ちた音でリリが目を覚ました。

リリ「アキラ、、、おはよ」

アキラ「おっ、おはよう」

リリはキスの事は気が付いていないようだった。

その日の朝、俺は少し顔を赤らめながら鮭の塩焼きを食べた。


明日が休みである事を思いながら今日もギルドへ行った。

ギルドに入ると頭を怪我している冒険者がいた。多分、冒険中の事故だろう。しかし、俺の方を恨めしそうに見ているのはなぜだろう?

そんな事を思っているとサニーさんが近づいて来て

サニー「お待ちしておりました。アキラ様、リリ様、B級に上がられた方はこちらになります」

そうして案内された別室にはC級の時には無かったクエストが貼られているボードがあった。

サニー「こちらがB級〜A級の人達が受けるクエストになっています。そして、あちらがS級のボードです」

そう言い指を指したとこには2人だけボードの前に立っていた。やはり、S級の数は少ない。

リリ「見ていろんな魔物のクエストがある」

リリはボードを見て目を輝かせていた。

なるほど確かにC級とは比較にならないぐらい強くそして高額である、これは楽しみだ。

サニー「では、クエストが決まり次第、申し付けください」

アキラ「はい」

サニーさんはそう言い仕事に戻った。

アキラ「リリ好きなクエスト選びなよ」

俺がリリの方に向き直すとリリは2つのクエストで悩んでいた。早いな。

ワイバーン討伐、大猪討伐か、、、。

確かに初めてのB級クエストにはぴったりかもしれない。

リリ「アキラどっちがいいと思う?」

俺に聞いてきたので俺は、、、

アキラ「大猪にしよう」

大猪にした。なぜかというと、楽しみな事があるからである。

リリ「わかった、じゃあ行こう」

そう言い、大猪のクエストをサニーさんに伝えに行き俺たちは出発することにした。

ちなみに、今回は荷台ではなく荷物を置く事ができる気球が支給された。なんせ遠いらしい、俺たちは気球に乗りクエストに出発した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る